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raraが知らないところで(残り少ない仕事じかんを)

また一つ と言うか おひとりのお客様と
約束していた「素敵なマイホームをきっと!」が
今日無事に果たせて ホッとひと息・・・

購入して頂いた 中古マンションは
某市の駅徒歩3分 駅近で 10階以上の高層階
売主さんのご事情で 引き渡しまでに3ヶ月を要し
その間 電車で片道約3時間近くを 何度往復しただろう?
そして そこを「終の住処に!」
初めからお話しされていたから それならば と
現況からリフォームを計画して 信頼に足る業者さんの
選定 そして資金計画のご相談から 完了まで
任されたからこそ 今日の日を迎えることが出来た

出逢ったその日から 約半年
じぶん勝手で「お節介」な 高齢者男子だと
おそらく 120%分かられたと想っている
お客様は 公職の管理職で定年退官された
社会的にも良識人として 地域では顔も名も
知られている方
なぜそんな方が わたし如きに?
その出逢いにも やっぱり物語がある

今日は お預かりしていた「本キー🔑」を
お返ししました
幾らなんでも 10歳は歳上のわたしが 看取ることなど出来る筈がなく 緊急時には何をさて置いても駆けつけますから!その約束と共に 丁重に・・・

数日前に書いた記事に 今 この仕事に踏み込んだ理由
「売って終わりの仕事に徹したい!」
その想いは 掛け声だけで ますます
自ら「選ぶ」のアンテナを揺らしたお客様に
のめり込み過ぎる有り様
程を知らない気質が 増しているのかなぁー

「親戚の誰よりも 気にかけてくれて 本当に
感謝してもし切れません!」
最終確認で一緒だった リフォーム業者さんの前で言われたために
笑うしか なかったな・・・

一つ一組のお客様を 終えた後
あと なん組のお客様を お引き受け出来るかな?
考えながら ホッとした安心感からか 
眠気が襲う 帰りの電車
朝7時過ぎに乗り10時の約束にギリギリ到着
もちろん 帰りだって 11時に乗り14時近い着

今にして振り返ると 遠くまで行っていたんだな
それでも raraの住む街に比べたら
近いけれど・・・

わたしはわたしなりに 意に適う誰かを
こんな細腕で 支えてこその 晩年だと 
妙に穏やかな気持ちで 今を生きている
限りある支えを 限りある生命で

誰かに 分かって貰いたいなんて
初めから 考えない分だけ
じぶん・じぶん・じぶん と主張ばかりが聞こえて来る
世の中に 想い残すことなんて・・・

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