【音楽】 2024年ベストセレクション
今年聴きこんだ曲をピックアップ。小学生の頃からライブに行っていたわりに人生で一度も楽器に触れていないせいですべてがフィーリングの感想。楽譜が読める以前の問題。本当に好き勝手語ってるけどまあ備忘録だから構わないでしょう。
1. 新喜劇 NIKONIKOTANTAN
絶対に劇場で見たいと思っていた「この動画は再生できませんTHE MOVIE」、映画をやるってことは聞いてたけど実際いつ公開されるんだろうな〜と思っていたら見事に公開終わってて横転、さらに主題歌が推しバンドで横転通り越してローリングしたと話題のこちら。
もう全部好き。全体的にぬるいプールの底で水面を眺めてる感じの曲が多くて四六時中聴けます。深夜の雨降る街を助手席に乗ってドライブしてる感じもある。チルいというにはダウナーすぎるようなこの感覚が好きです。米津玄師のダウナー曲（fogboundとかmoonlight）が好きな人は好きだと思う。
脱線するんですけど、米津玄師のアルバムに一曲入ってるタイプのダウナー曲マジで良くないですか？？？？？1番好き。全曲あの感じで構成したアルバムもほしい。似た感じの曲を探しながらさまよえるゾンビのように生きていたらニコタンにぶつかった感じです。脱線おわり。
アルバム曲全部好きなんですけど、この中だと四時が笑うが1番好みです。酩酊というか、朦朧としてる。こういう雰囲気が1番いいんだから。好きな歌詞はここです。未知を揺蕩え。
当然なんか興味ない
完全なんか興味ない
全然なんか笑えない
おはよう！朝4時に何してるんだい？（台無し）
2. DOKI ポップしなないで
2024年狂ったように聴いてたのがポしな。丑三キャットウォークとか夢見る熱帯夜を散々聴いてたんですけど途中で魔王様が出てからそればっかり聴いてました。2人で世界を牛耳っちゃおう！って最高の口説き文句じゃないですか？諸事情でちょっと世界を征服したい系の推しが多いので、最近科学でかなえる世界征服という本を読み始めました。必ずや推しの役に立ってみせる。あ、1番好きな歌詞はこれです。
冷めた心同士で火傷しようよダーリン
これ、「魔法を使ったら蹲る君を誘い出せるかな」ってこの前の歌詞にあるんですけど、ちょっと病んで自我に引きこもっちゃってるキミをどうにかして連れ出したい感じの曲じゃないかな、と思って。となると、とにかくなんでもいいから興味を引きたくて、打算もなにも承知の上で火遊びしようって誘ってる感じじゃないかなと思うんです。いいから出ておいでよって、気晴らしというか、よりそいというか。そこが好きです。諦念と請願の混ざった恋愛ってエモいし（台無し）
3. 八月の銃声 ポップしなないで
好みの曲が無限に湧いてくるの本当に助かる。ポップしなないでって「セカイ系おしゃべりPOP」を名乗ってるだけあって基本的にキミとボクで完結するところがいいです。私は放課後ひみつクラブが大好きなんですけどあれ本当に健康に良い。他の人間は出てくるけど最終的には蟻ヶ崎さんと猫田くんで完結する世界らぶい。
EPの中ではスチーム・スチーム・アドレナリンジャンキーズとeasy escapeが好きです。疾走感が最高。世界は今日も最悪だけどキミとボクが手を繋げばどこへだって行ける。無邪気な逃避行って大人になればなるほど刺さりますね。辛。
スチーム・スチーム・
アドレナリンジャンキーズ！
二度と止まらないように
最悪の世界で一緒に生こうよ
ポップしなないで
4. カルト Tele
他の曲はあまり聴いてないから単体なんですけど、あまりに耳に残ったのがこれ。リズムなのか韻なのかとにかく耳に残る。歌詞は歌詞で停滞した日々を捨てて自分を狂信して前に進むの良すぎない？カルトってろくなイメージない中でそれを逆手に取っての捻くれた覚悟完了、笑顔になる。
皮膚を剥がして、ifを躱して、
溺れて喘いで生きている。
運命なんて、聞きたかないね、
二重螺旋の濁流で。
↑ ここの踏み込み？みたいなやつ凄まじく気持ちが良くて生で聴きたいんだけど、他の曲がこの曲と系統がわりと違って足踏みしてる。ぜんぜん踏み込めてないんだけどどういうこと。
Chili Beans.のRaiseとかもそうだけど、あっこの感じ好きだと思って他の曲聴きに行ったらあまりその系統でやってないことが多くて悲しむことが多い。でもチリはHAPPY ENDとかlemonadeとか好き曲生まれたからやっぱりちゃんと聴いてみることが大切らしいです。来年の目標1。
5. エヴォリューション WurtS
いつも本当にお世話になっています。数年前からヘビロテしてるんだけど、エヴォリューションは本当にテンションが上がる。サビの中でも段々テンション上がってくるというか、ポケモンの……おや！？◯◯の様子が……！のアレ。ワクワクがすごい。サビの言葉が詰まり気味なような気がするんですけど、それが走り幅跳びの踏み切る手前って感じでイイな〜と思っています。爽やか。
夢を見る僕らは願う
集え、叫べ、"No,More!"
It's エヴォリューション
明日は近い、探せ
僕らの答えは一つだ
It's エヴォリューション
基本的に停滞を壊そうとする曲が好きなんだろうな。進化を繰り返して新しい自分へ、新しい世界へと歩き続けることこそこれまで連綿と続いてきた人類の姿ですからね。
総評
こんなもんだろうか。とりあえず2024年にリリースされた曲の中から厳選した結果。もっといろんな曲を聴いてると思ってたけど精査していくと去年とかもっと前の曲だった。People1のハートブレイク・ダンスミュージックが去年なのは正気で言っているのかよ。時代の流れが早すぎる。
気に入ったアーティストの新曲くらいしか新しいものを聴かなくなっていくお年頃なので、完全新規のものを発掘することをもっと意識的にやっていきたいですね。終わります。