ナズ、東西抗争と2パックとの関係を振り返る。(【和訳】 Nas - "Death Row East")
written by @raq_reezy
今回は、ナズの最新アルバム『King's Desease 2』から「Death Row East」を解読したいと思います。
東西抗争の経験者の一人として、当時それを解決しようとしながらも出来なかったナズが、過去を語る曲となっています。
それでは内容を見ていきましょう。
今回解読する曲
Nas - "Death Row East"
Produced by Hit-Boy
コーラス
High on life, drunk off dark liquor
Shit gettin’ eerie like I threw on Thriller
Bitch, I'm a hard hitter, Rolex clocks and killers
Holdin’ the order, I’m prayin’ God delivers
和訳:
至福のとき、ウイスキーで酔っている
スリラーみたいに変な感じになってる
ビッチ、俺はハードヒッター、ロレックスの時計に殺人者たち
攻撃命令を待っている、俺は神がそれを与えてくれるように祈っている
【解読】
*スリラーは、マイケル・ジャクソンの有名な曲で、ミュージック・ビデオはホラー調になっています。
*自分が過去のことを話しても良いという指令を神が与えてくれるのを待っているということでしょうか。
I had run-ins with Suge, niggas would've been shook
At the height of the beef, they started Death Row East
Damn, I even saw their tees on some of my Gs
Notorious label, the story was made in the streets
和訳:
俺はシュグと付き合いがあった、みんなショックを受けるだろうな
ビーフの頂点で、あいつらはデス・ロウ・イーストを始めたんだ
俺の仲間には、あいつらのTシャツを着ているやつらもいた
悪名高きレーベル、その物語はストリートで始まった
【解読】
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