第4回 父から娘への歌オレンジマーマレード
甘くて、時に苦み酸味を感じる。そんな父親になりたいですね。
どうもRAP狂四郎です。(マスクって呼んでもいいぜ!)
タイトルにある「オレンジマーマレード」ってゆうのは記念すべきYouTubeにアップした楽曲第1号のタイトルなんですよ!ええ、また宣伝ですよ。
(怒らず話を最後まで聞いてくれよ?兄弟?)
話はここからですよ。ここから巻き返すよ。
この曲は娘に向けて作った歌なんですよ。父親から娘に向けて作ったラブソング。
少し思い出話をさせて下さい。
赤ちゃんって可愛いんですよ。本当に可愛い。天使です。忘れもしないのですが、病院で妻が娘を産む時、僕は隣の部屋にいた。
奥さんの手を握ってあげて!お父さん!
って、病院の人に言われても怖くて隣の部屋で待機してたのです。(根性なし。だけど、妻も来て欲しくないと言ってたんだ!)
そして、数時間後…
隣の部屋から天使の産声が…
「お、お、おぎゃあーー!!!」
本当にドラマのような赤ちゃんの産声が聞こえてきました。
お父さん!へその緒を切って下さい!と、ハサミを渡された。怖くて震えもってへその緒を切り、まだ顔に血がついてる娘を渡された。
生まれたばかりの赤ちゃんを抱くのはお父さんの仕事!そう言われた。
可愛いかった。あの感触は今でも忘れない。
妻は家庭の事情で実家には帰らず、一週間程で帰ってきた。そこからは大変だった。
何をするのも初めての経験。わからない事だらけ。子育ての事、赤ちゃんの事、わからない事だらけ。夫婦2人と赤ちゃんの3人家族は新たな船手をきった。
子育て。赤ちゃんの世話。これが本当に大変なんだ。妻は出産とゆう大仕事をしてくれた。その反動は大きい。体調は良くなく、ずっとしんどそうだった。実際体調は物凄く悪かった。
僕は覚悟を決めた。
ウチの赤ちゃんは寝ても3時間、4時間で目が覚める。夜中でもだ。僕はおっぱいは上げれないがそれ以外は出来る事は全部した。夜中赤ちゃんが泣きだすとおしめを替え、抱っこして寝かしつけた。なんせ、僕が抱っこしないと寝ないのだ。
夜中に2.3回抱っこし寝かしつけた。妻は体調が悪かったので寝てて欲しかった。
僕が抱っこしながらウトウトすると、それに気付き泣きだすのだ。敏感な子供だった。
仕事が遅かろうが、ずっと僕がお風呂に入れた。沐浴もだ。手のかかる可愛い赤ちゃんだった。
そんな赤ちゃんだった娘もスクスク元気に育った。(ありがとう)
娘が小学校に上がった頃に、初めて妻が家を1日空ける事があった。(多分、社員旅行?)
僕は休みでその日1日買い物をして、夕方ぐらいに駐車場についた。娘は買い物中は元気だったのだが、駐車場に着いた時ぐらいから浮かない表情。
どうした?って、聞いても返事がない。
そう、ママが居なくて淋しいのだ。でも、それを言うとパパに悪いと思っていたのだ。ママがいないから淋しいんやろ?と、聞くと、首を横に振る。
気を使うなよ?と、淋しいのは当たり前やで?
僕は娘を抱っこした。娘の瞳から大粒の涙が。
僕に気を使って淋しいと言えない優しい娘。
抱っこしてしがみつく娘の髪がなびく中、僕の瞳からも涙が。綺麗な夕日が2人を包んでいた。
そんな思いを綴った曲「オレンジマーマレード」
よければ聞いて下さい。
どうだ?巻き返したやろ?あの夕日は忘れないよ。なぁ?兄弟?