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忙しさやプレッシャーに負けず、心のバランスを保つためのセルフケア方法

忙しさやプレッシャーが重なると、心のバランスが崩れやすくなることがあります。しかし、心の健康を保つことは、体全体の健康にもつながります。TC鍼灸マッサージ院の森田遼介院長は、自律神経を整えるためのセルフケアを多くの人々に提案しています。彼の著書『自律神経にいいこと大全100』では、ストレスを和らげ、心をラクにするための方法が紹介されています。

まず、笑うことは免疫力を高めるとされています。笑いがNK細胞を活性化し、体内のウイルスやがん細胞を攻撃する力を強化するのです。さらに、歌うことも有効で、胃腸の健康を促進し、抗ストレスホルモンの分泌を促します。これにより、ストレス解消とともに内臓の働きも改善されるのです。

次に、涙を流すことが重要です。泣くことによって、ストレスホルモンであるコルチゾールの血中濃度が低下し、自律神経のバランスが整います。情動の涙は人間に特有で、ストレスを感じた時に自然と流れるものです。感情を解放し、心の負担を軽減することができます。

また、スマホやテレビから流れる暗いニュースに対処するために、スマホの使用を控えることも重要です。自律神経が乱れた時、暗いニュースがメンタルに与える影響は非常に大きくなるため、情報の取り扱いには注意が必要です。

さらに、特定のツボを押すことも効果的です。内関、神門、労宮、百会といったツボは、ストレスを和らげるためにおすすめです。また、不安な時には期門のツボをストレッチで刺激することも効果的です。このストレッチは、両手を上に伸ばし深呼吸をするだけで簡単に行えます。

最後に、日々の生活の中で「歌う」「笑う」「泣く」といった行為や、ツボ押しやストレッチを取り入れて、心と体のバランスを整えていくことが大切です。自然の中でのストレッチや、笑いを増やす活動を意識的に行うことで、心の健康を保ちましょう。

後編では、特に秋にメンタルが乱れやすい人のための養生法について、東洋医学の視点から紹介されます。呼吸法や白い食材を取り入れることが、秋の心の健康を保つためのカギとなるでしょう。

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