🆚横浜ビー・コルセアーズgame1～まだまだ構築中？～

1/4備忘録

長崎のOF

早いパス交換からのずれを作ってドライブ中心。ザック選手がコートにいる際はザック選手のスクリーンの裏から３Ｐもあり。ショーディフェンスに対しダイブや、ポップでビックマンまでしっかり繋ぐが、エドゥ選手がダイブしてボールを持つ時にどうしていいのかわからない場面も。

長崎のＤＦ

　ラベナ選手には松本選手。なのだが、違和感を覚えたのはザック、エドゥ両選手のツインタワーがコートにいる際、森井選手にエドゥ選手がマッチアップ。馬場選手が須藤選手につく。通常なら逆だと思うが・・・抜かれないよう離して守るのだが、３Ｐを決められる結果に。

横浜のOF

　早いパス回しから、スクリーンを使ってフリーでシュート。積極的なプレーが目立つ。３Ｐは入らないが、レイアップや、ゴール下できっちりねじ込んでくる

横浜のDF

ハンズアップがしっかりしている。ボールチェックも厳しい。ＪＢのターンオーバーに繋がる。
　マーク・スミス選手に対しては寄せが早く、全員で守ってくる。オフェンスファウル2
ショーディフェンスを使う

個人評価

★★★★馬場選手
　こ試合全体を通して得点をとるし、アシストもするしと、マークスミス選手のファウルトラブルで大車輪の活躍。エドゥ選手へのアリウープパスが最大の見せ場！４アシスト。ただし本職のPGではないため、これ以上負担を駆けたくはない。ターンオーバーも４つ。

★★★エドゥ選手
　攻撃面でもやれるところを見せてくれた。サイズと直線的なスピードがあるので、並のセンタープレイヤーならカットインについていくのは難しいだろう。決定力に課題。「全部ダンクに行け！」と思うのは自分だけでもないハズｗ
　本

★★★★★ダミアンイングリス選手
　ゴール下のスキルが高いうえに、ミドルレンジが上手い。２３得点１５リバウンドの活躍。

ゲーム概要

　横浜は早いパス回しから積極的にシュート。スクリーンプレーでフリーがしっかり出来ている。
　長崎は馬場選手のドライブ、３Ｐと効果的に得点を重ねるも、横浜もセットから３Ｐを決めて一進一退。１Ｑ残り1:30でマーク・スミス選手が２ファウル😟
　第２Ｑ開始早々マークスミス選手が３ファウル😱
　横浜の３Ｐが入らなくなり、徐々にリードを奪うが、横浜の守りも堅い。ＪＢ・ザック選手が連続ブロックを食らう。
　第３Ｑ開始早々マーク・スミス選手が4つ目のファウル🤯
　ザック・山口選手を投入。ビッグラインナップにして、外してもリバウンドからねじ込む。エドゥ選手のドライブからザック選手のダンクで横浜後半１回目のタイムアウト。
　エドゥ選手のアリウープ、馬場選手の３Ｐでこの日最大の１２点差！後半２回目のタイムアウトを取らせる
　長崎はここで川真田選手を投入。これが悪手だった。ポジションミスによる？ターンオーバー、ＤＦの受け渡しミスでダンクを許すなど、横浜にリズムを取り戻すきっかけとなってしまう。
　横浜がラベナ、イングリス選手の３Ｐで点差を縮めるが、森川選手の３Ｐで突き放す。３点リードで第４Ｑへ。
　長崎は攻めあぐねる中、馬場選手がフリースローで繋ぐ。横浜はラベナ選手・イングリス選手中心に攻撃。
　ザック選手のダンクから、ダブルテクニカルと試合が荒れ出すが、マーク・スミス選手が冷静にスコア。
ザック選手はその後ファールアウト。これが最後響いた。攻撃が個人技のインサイドアタック中心になってしまい、長崎の得点が止まる。
　一方、横浜はオフェンスリバウンドでしぶとくつないで逆転に成功する。
気付けば横浜12-0長崎のランとなり、最後まで粘るが時すでに遅し。
75-79で敗れる。

総括

　序盤のマークスミスのファウルトラブルで、一気にゲームプランの崩れた試合となった。
　ザック選手がハイポストや３Ｐラインでパスの起点になっていたが、終盤大事なところで退場。相手ビッグマンが外に出て、ＪＢ選手、馬場選手が中に飛び込んでスコアしていたのに・・・
横浜のインサイド陣が粘り強くスコアしていたのに比べ、ザック選手・エドゥ選手の２PFG％が50％を切っているのもいただけない。
　最終盤も、中を固めるために、森井選手を離して守れば３Ｐを献上し、裏目に裏目にと出てしまった印象。
　チーム戦術的には、さまざまな選手の組み合わせを試しながら攻撃は組み立てられていた印象。特に今日はエドゥ選手を使ったセットプレー、コーナー３Ｐと試せていた。
　ただし、ＤＦ面では森井選手にエドゥ選手がマッチする場面が多く、違和感しかない。リーグ屈指のリムプロテクターとして才能を開花しているエドゥ選手。わざわざゴール下から外に出してどうするの？？？
　
　そして解説の小林さんからも「軽かったかなと・・・」言わせる程の笛の軽さ。残り２分の緊迫した場面であれは酷かった・・・（図１）。試合を通して軽かったが・・・その後も同じように吹くならまだしも（図2）のように山口選手が挟み込まれてシュートできなかった場面はノーファウル。
素人目線ではあるが、あやふやなジャッジでストレスをためる試合だった。

図1

図２