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新しい保育への第一歩。

私は『育児担当制』という保育に出会ってしまった!参加した公開保育で出会い、そこで見た子どもたちが素晴らしかった!

何が素晴らしかったか
⚪︎保育士から離れて1人で遊んでいる
⚪︎保育士の声がほとんど聞こえない
⚪︎沢山の人間が見に来ているのに、誰一人見学者の所にくることがなかった  こと。

ウチの園は、その当時(7年ほど前)それはそれは、酷い状況だった。クラスから叫び声や、泣き声、保育士の怒号、ピアノの音に負けないくらいの大きな歌声など、とにかく賑やかな…いや、うるさい保育園だった。
そんな園の職員の私からすると、そこの保育園の子どもたちは別世界の生き物のように見えた。
先生たちにも余裕があって、穏やか。

あんな保育がしたい…あんな保育士でいたい…

そして、私の保育を変えたい衝動が抑えられなくなった。。
勤務してるのは家族経営の保育園である。今、考えると、よく訴えていったな…と思う。(今でこそ企業型保育園が増えたが、ひと昔前は家族経営がほとんどであった保育業界。家族経営の保育園で働いたことのある保育士さんはこの行動が異常なことは分かってもらえると思う)

園長のお父様の理事長先生は、私のことがきっと好きだったと思う。(突然なに⁈な話)
“好き”と言っても勿論、恋愛感情ではなく
自分で言うのもなんだか、私はノリが良い。そして、ジジババっ子なので、ちょっとしたお年寄り?年配の方はお手のものだった。そんな感じなので、理事長も私を見付けるとよく話し掛けに来てくれていた。  それが…新しい保育を進めていくにつれ、知らんぷりされるようになった。にも関わらず、私は止めなかった!ひるまなかった!

今思えば、本当に、よくやった!と褒めてやりたい😆

そんな立場もわきまえず、突っ走りたくなるほど魅力的な保育。

保育を変えるには、まず園長に訴えるのと同時に同僚に伝えることもしないといけなかった。
ただ、思い込んだら真っしぐらな性格なので、周りに訴えていくことは簡単だった。

“保育を変える…”なんて思ってもみなかったので、どう動いていけばいいのかわからなかった。
そこで、まず、園長とその右腕に訴え一緒にもう一度、公開保育を見に行ったのだ。運の良いことにすぐにまた同じ系列の園で公開保育があったので、早速3人で見に行くことにした。

私が感じた素晴らしいことなどを、横で丁寧に伝え同じ視点で見てもらった。
勿論、子どもたちの姿がウチと全く違ったのですぐに納得。私が感動していたことはすぐに理解してもらった。

次に同僚、取り分け私と歳が近い年代の先生方を連れて行き実際を見てもらった。これまた、すぐに納得。

そして、次の行動に。
それは、勉強の場を探すこと。

私は勉強は嫌いだ。厳密に言うと本を読むのが嫌いである。それは、子どもの頃からだ。
あー、勉強嫌だな…と思いはしたが、それよりも、この保育が知りたい!の方が勝っていた。

そこで、どこかこの育児担当制をしている園はないかと業者さんに訊ねてみることにした。

そして、またまた運良くすぐに紹介をしてもらった。その業者さんを交え、隣り町の大きな保育園に見学に行かせてもらった。

そしてそして、そこの保育園の保育も素晴らしいものであった。
自分で遊びを見付け、保育士の周りに集まらず、自分で身の回りのことをする(幼児)

なんて素晴らしい😆

その日、見学をさせてもらった保育園の園長先生、主任先生に初対面ながら、質問攻めにした私💧途中からは苦笑いの対応となったが、この出会いがまた、ウチの園の変遷に大きな影響を与えることは、この時はまだ知らなかった☺️

この続きは、また次のお話。。。

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