貴方が好きだった確かな事実
マイナージャンルの音楽で話が合う、散歩してる時に見つける違和感が同じ、笑いのツボも同じ、貴方が撫でてくれる大きな手が好き、白い肌で弱々しい見た目が母性をくすぐる。真剣な眼差しでただ私を見ているその目が好き。目に皺がよってそれが嫌だと言うけどその皺がたまらなく愛おしい。汗っかきでぺたぺたするけど、それもまた生を感じられて好き。髪の毛に気を使ってるの好き、少しでもかっこよくありたいと思う気持ちが好き。ダメだと思ったらすぐに謝るところが好き。好き。好きなことは書ききれない、全てが好き、全てが愛しく愛してる。手を握る瞬間目を合わせる瞬間、微笑み合うあのいっとき全てが好き、全て全てすべからず全て好き、貴方が好き、ただ貴方が好き。
ただ貴方が好きなのに、それだけでは難しい
私は弱いから。貴方とは一緒にはいられない
それでも私は貴方が好き、大好き、好き、愛しているんです。
結局、雨も降らなかった