『お金持ち』のイメージってどんな感じですか?
突然ですが、『お金持ち』ってどんなイメージがありますか?
預貯金や資産がたくさんある人。
努力や工夫をして、お金を生み出すことができる人。
お金の使い方をよく知っている人。
お金にも心にも余裕がある人。
自分の人生を楽しんでいる人。
ポジティブなイメージももちろんあるのですが、どこか悪いイメージをもってしまっている部分もあるのではないだろうか・・・とも思うのです。
何だか、“悪いことをしてお金儲けしているんじゃないか・・・?”みたいな。
実際にそういう人もいるかもしれないとも思うし、私はそういう人には騙されたくない(>_<)という思いもあるんですけど(笑)
今回は、武田双雲さんの動画を観ていて見つけた、面白い対談動画がありましたのでご紹介いたします!
もしお時間があれば、双雲さんについての記事もぜひご覧ください。
断っておきますが、私はお金に関してとっても疎いです。
投資って難しそうだし(´д`)
詳しい方から見たらいろいろなご意見がありそうですが、無知な私から見て、藤野さんがとっても面白そうな方だと思い記事にしました!
ラフな感じでお読みいただければと思います。
『お金のまなびば!』という藤野さんのYouTube番組に、双雲さんがゲストとして出演した回のようです。
『運』とはなにか
双雲さんが、藤野さんの著書を読んで感動し、気に入ったことがきっかけでお近づきになった2人です。
双雲さんは、人生の中で『運』を大切にしている。
お近づきになった藤野さんから作品依頼をされました。
書いて欲しいと頼まれたその言葉も『運』
双雲さん、きっと自分と似たような感覚をもつ人・・・という印象を抱き、運命を感じたかもしれませんね。
インタビューでは、そこから『運』の話を展開する。
藤野さんが、ある実験の話をした。
運のいい人・悪い人の違いはどこにあるのか?
運の良さだけで生きてきたと思われる人100人。
ことごとく運が悪い出来事が起こった人100人。
一週間ほど合宿しながら実験を行った。
衝立の向こうにいる男女を当てるという問題を行う。
あるいは、コインの裏表を当てる問題など。
すると、正解はどちらも半々。
差はみられなかった。
全て確率論で言える問題だから。
でも、ある問題では運のいい人と悪い人の正解率に劇的な差が出たという。
新聞を読んでもらって、2分間の間に【この新聞の中に写真が何枚あるか答えなさい】という問題。
なんと、この問題。
2ページ後に答えがそのまま書いてある。
けっこうでかでかと・・・。
運のいい人は、ちゃんとその答えを見つけるのだ。
運の悪い人は真面目に数え続ける。
運のいい人は、いつもチャンスのアンテナを立てている。
運の悪い人は、自分にチャンスがないと思い込んでよく見えていない。
実は、運は平等に来ているのだ。
違いは、ただチャンスを発見する力の違いだと言う。
チャンスはその辺に転がっていて、適当にウロウロすることで、チャンスを掴めることがある。
藤野さんは、投資で勝っても負けても「所詮運だから」という捉え方をしている。
だから、勝ったときに天狗にならないし負けても落ち込まない。
努力するとか良いやり方で挑戦し続ければ、逆に運が味方になってくれる。
所詮運だから(こそ)努力する。
世界をどう見るか
双雲さんは、結婚したら自分の感性が劣化するから・・・と自覚し、奥さんを見るために日々いろいろな変化を繰り返して、新鮮な目で見ていくようにした。
それが1.01理論の活用。
そういう努力をしていったら、“昔の妻より今の妻の方が美しいと思った”と言う。
より美しく、感動し、感謝や愛が増える。
この話から、藤野さんもその考え方に同意した。
自分にもそんな体験があった・・・と言って、藤野さんが話したスイカの話がとっても面白くて(^o^)
ぜひ動画で見ていただきたい!
『スイカ』って知っているけれど、急に初めて見たようにスイカを見たら(←あたりまえと捉えずに物を見るという考え方、そういうことなかなか考えないよね笑)、「何これ、緑に黒にギザギザ・・・、切ってみると真っ赤だし種があるでしょ・・・、マジマジと見たら、こいつマジやばい!!!」って(*^O^*)
ただのスイカから・・・ある意味くだらないそんな話で、大の大人が2人で超盛り上がっている姿が、めちゃくちゃ平和だったんです。
見方が変わったら、世界が変わる!
ついつい何でも当たり前って思ってしまうけれど、そこを疑ってかかることで、見る世界はいかようにも変えられるのかもしれない。
投資のプロが考える『複利』
藤野さんは、複利は魔法だと言う。
1つの果実が別の果実をみに付けて増えていく・・・。
どんどん増える魔法。
しかし、日々の中では1.01で掛けられる日もあれば0.98になってしまう日もある。
運もあるけれど、でも継続的な努力は裏切らない。
でも、継続的な努力ができることって、根本的に嫌なことはできない。
長期的な努力はやっぱり自分が好きなことしかできないと思う。
好きなことをやっている人は強いし、嫌いなことはやらない。
それが複利で増えていくことだと。
自分の判断の中に、好きを重視することは大事だと藤野さんは言う。
藤野さんの投資の95%は好き嫌いでやっている。
儲かるか儲からないかではやっていないらしい。
かなりの驚き発言である。
儲かりそうか儲かりそうでないかの判断では、あんまりうまくいかないと言う。
儲かる儲からないは、あくまで結果。
良い会社やステキな人が何かをすると成果が上がって、結果的に業績が上がって儲かる。
儲かる儲からないで決めるというのは、原因と結果を逆に判断していることになる気がする。
根本的に良いか悪いか好きか嫌いかの判断の方が本質的。
お金持ちの方が、ここまではっきりと“本質を見抜いて投資をしていきたい”と語っているって、私は何だか嬉しくなったんです(^_^)
正直びっくりしました。
投資家なんだから、普通の人は儲ける方法論的なことを教えるでしょ?と思うのです。
でも、藤野さんはそうじゃない。
お金と機嫌
藤野さんが投資を断る時の判断基準は『空気感』
何かをやっている時の『夢中感』が大事。
世の中の空気感ではなく、自分と相手との間の『空気感』
そこがシンクロするかが1番大事。
藤野さんも機嫌がよくなることを実践している・・・と双雲さんが言っていた。
藤野さん、いろんな趣味をおもちらしい。
自分が機嫌がよくなる工夫をされているということ。
反対に、機嫌が悪いお金持ちや、成功しているアーティストもいる。
しまいにはお金が入ることで機嫌が悪くなる人もいるらしい。
自分の痛みや苦しみを切り売りしたお金を循環させている人は、そういう考えに陥りやすい。
お金をどういう気で回しているのかが影響するものだと。
巨額な金額を扱っている人間が、不幸せな感覚や不満・痛みを持ってお金を運用していると、それが絶対に乗り移ると考えている。
そうじゃないと、悪い意味の資本主義を助長させてしまうと藤野さんは語っていた。
こういう気持ちで世の中のお金を回せる人がいるって、本当に未来があるなって感じられる。
自分の機嫌や他人の機嫌を奪ってまでやるべきことって1つもない。
コンビニで物を買う時、お金を払う時に「ありがとう」を言わない人が多い。
お金を払う人が偉くて、受け取る側は自分の人格の一部を切り売りするみたいなお金の流れを感じている人が多い。
それがきっと“お金の痛み”だと言う。
藤野さんは、お金そのものにはあまり興味がないらしい。
お金そのものよりも、幸せな状態に興味がある。
お金という物を使って、いい気分や雰囲気をどう作れるのかっていうことが大きな課題だと思っていると語った。
感謝力・感動力
双雲さんは、油断すると感謝できなくなる自分をわかっているから、
ありがたい=あることが難しい
なんだから、当たり前と思わずにあえて積極的に感謝しよう!と決めたそうだ。
藤野さんも、初期化力が必要なんだね・・・とまとめる。
すぐに分かった気にならないことが大切。
会社を見る時にも、社名や売り上げで分かった気になってしまう。
でも、それが非常に危険。
“こうだ”という偏見や言葉に当てはめた瞬間に感動をサボってしまう。
芸術家も投資家も、その感動力が大切になってくることが、意外な共通点なのかもしれない。
まとめ
大金を動かす大金持ちが、こういう思考をもっていることに、私は驚きと同時に安心もしました。
世の中を見ると、どうもお金を増やす方法ばかりが取り沙汰されているように感じてしまっていたから。
短期間で、いかしてお金を増やすか。
それが“成功”というもの。
やりたくない努力も必要・・・みたいな風潮。
(仕事ならやっぱり努力は必要な時はあるけどね、なるべく好きを多く含めたいという希望です)
でも、そういう人ってお金を得ても不安はキリがないし、いくらまで稼いだら満足とかもなく、際限なく求めそうだな・・・とか思って。
同じ金額のお金でも、やっぱりそこに流れているエネルギーが違ければ、全く別物になりそう。
どうせなら、愛あるお金を循環させられる一員でいたい。
今のところ使う一方だけれど(笑)
私は『買い物は投票だ』と思っていて、なるべく自分が良いと思った人や物に使いたいなと思っている。(←絶対ではないけれどね)
好きなものには惜しみなくエネルギーを流す、ある意味優秀な消費者だと思っています(^_^)v
お金に悪いイメージがあると自分のところに回ってこないらしいので、気をつけたいなとも思います。
(ついネガティブに捉えちゃったりするから)
世の中が、『愛あふれるお金』がたくさん循環しますように☆
そして、そう思ってくれる人が少しでも増えますように・・・と思う、いちごまるなのでした。