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愛犬とのお別れ:ペット火葬


前回はうちのワンコのことを書きましたが、今回は実家のワンコの話です。

うちのワンコは元気であります!



実は実家のワンコがお正月にお星様になりました(T_T)

こちらも15歳。

ポメラニアンの女の子です。

私は一緒に住んだことはないワンコちゃんですが、誰でもOKな心の広いワンコでありました。


たぶん、ワンコが5歳の時。

事情があり自宅で犬を飼うことができなくなったお宅(母の知り合いだか職場の方だか・・・)があり、”ぜひうちの母親に引き取ってもらいたい”とのことで実家に来たんです。

犬を飼っていたのに、娘さんが急に犬アレルギーになってしまったとかで・・・。

アレルギーも、突然やってくることありますよね。

うちの息子も、先日ペットショップでポメラニアンの赤ちゃんを抱っこさせてもらったら、ベロベロなめられてその後アレルギー症状が勃発!

実家ワンコと関わっていた時には症状出ないから、こんなことになると思わなかった。

今後注意が必要(^_^;)

なぜ、犬を飼ったことのない実家にぜひ・・・となったのか、その経緯はよくわからないんですけど。

その時は祖母も実家にいたので、母は“ばあちゃんのボケ防止にもいいかな”という思いもあり、人生初ワンコを受け入れたのでした。

実家では私の弟が動物は好きで、小動物を飼ったことあり・・・な程度。


小動物よりはお世話が大変そうな『犬を飼う』ということですが、実家の子は基本的には手のかからないワンコだったので大助かりです。

誰でもOKだから、お手入れが難しいわけでもなく、私達が遊びに行っても全然問題なし。

ナデナデされてもおとなしくしていてかわいらしいものです。

特に病気になるわけでもなく、15歳までそれはそれは健康でありました。

対してうちのワンコときたら、病気やら手術やらでいろいろと出費は増え、ワンコを飼う現実としてはいろいろと大変なものがあります(^_^;)

いろんなワンコがいるものですよね~


ただ、実家ワンコお散歩は苦手で、うちの息子が「お散歩させたい!」と言ってリードを持つも、途中で歩くのを拒否する・・・というという謎現象を起こしていました。

我が家のワンコではあり得ない姿なので、笑ってしまいます(^o^)

両手足をピーンと突っ張って、リードで引かれても動かない・・・。

そうなったら抱っこでお戻りです(笑)


そんな実家ワンコちゃん、昨年の年末から具合を悪くしてご飯や水を採れなくなってしまいました。

急にです。

母が病院へ連れて行くと、状態があまり良くないしこれから年末にもなるから・・・と、血液検査を外注しないで検査できる病院を紹介され、その日のうちに『腎臓が悪い』ことがわかりました。

人間で言ったら人工透析をしなくてはいけないレベルだったそうで。

数日間自宅での注射なども行ったのですが、残念ながらお正月には亡くなってしまったのです。

何て早いんだろう・・・。

しかし、母は「でも年末で病院が閉まっちゃってから具合を悪くしていたら、何が原因でこうなったのかわからないままだったかもしれないし、良かった」と。

しかも、あまり苦しい期間を長々とせずにこのようになり、ある意味よかったのかも・・・と。

確かに、“何て飼い主想いのワンコだ、ありがたい”とも思います。

息を引き取った時は母は仕事の日だったのですが、「帰ってくるのを待っていたみたい・・・」というように、母が家に戻った後しばらくして最後の時を迎えたそうです。

何とも不思議ですよね。


そして、そうなるとお別れをどうするか・・・が問題です。

実家からしばらく車を走らせたところに、ペット霊園があることは知っていました。

お正月だから無理だろう・・・と思ったらしいですが、休まず対応しているらしく、母から「今日火葬することになったから、あんた達も来るかい⁇」と連絡がありました。

暇人な私です、行きます(笑)

幸い息子も冬休みで一緒にいたので、2人で火葬を見届けることにしました。


小型犬なので、大きな発砲のケース(スーパー内で大きなお魚とかが入れられてくるようなもの)に保冷剤と共に納めて安置しておきました。

大型犬などだと、業者さんに送迎を頼む形もあるそうですね。

ネットで見たものは、車で来て車内で火葬をしてくれる・・・なんてスタイルもあるみたいです。


今回は霊園まで連れて行ってお話を聞き、火葬をすることに。

流れは本当に人間と同じような感じです。

棺に納め、小さな火葬炉で火葬します。

お骨になったら、参列者で骨を拾い箸渡しをしながら骨壺に納めました。

とっても小さいけれど、ちゃんと丁寧に行ってもらえました。


火葬を待つ間にはスマホからワンコのよい写真を選んで遺影も作ってくださいます。

そして、告別式も行ってくれました。

お花がたくさん飾られた祭壇の前に遺骨を祀り、お経を唱えて供養してくださいました。

私達も読経中に焼香させていただき、本当に人間と同じような感じで丁寧に扱われます。

”ペットの火葬やお葬式をするには資格とか必要なんだろうか・・・⁇”

とか、急に現実的なことを考え始める自分もいました。

ちょっと余裕があるあたり、自分のうちのワンコじゃないからですかね。

しかし、ここまで丁寧にお別れの儀式を執り行ってもらえて、実家のワンコもちゃんと天国に行ってくれるんじゃないかな・・・とそう思います。

それこそ、大切な大切な家族だったら、飼い主の心の整理をするためにもこういう儀式は本当に必要だろうな~と思います。

犬だからって雑に扱われたら無理だろうな(´д`)


うちでは遺骨を自宅に連れて帰ることにしました。

合同納骨・個別墓地・個別納骨堂など、様々な形で納骨の仕方を選べるみたいです。

霊園の方が、個別納骨堂を見せて紹介してくださいました。

告別式場の脇に個別の納骨堂があるんです。

(木目の扉や内装なので、質感は全然違いますが)コインロッカーみたいな感じでたくさんのボックスが並んでいて、中に遺骨や写真が入っています。

皆さん愛情深くて、ロッカーの中身を様々な素材やぬいぐるみで飾ったり、好きだったおやつや食べ物なんかを入れたりしてご供養されているのです。

動物好きの方だと、犬4匹分とか納められているロッカーもありました。

大切な家族に会うために、仕事帰りに毎日寄ったりする方もいるらしいですよ(^_^)


そして、犬・猫だけでなく小動物もたくさんいました。

中には、トカゲまで火葬された方もいるそうです。

驚き!!(゚Д゚)


そして、霊園の方がロッカーを開けながらいろいろ紹介してくれる中で、思わず笑ってしまったことが・・・。

ロッカーの前面にはペットちゃん達のお名前が書かれているのですが、
『ハム』と書かれたロッカーがあったので、

私が「ここはハムスターちゃんかな⁇」と言ったら、

霊園の方が「いや、犬だったと思うよ・・・ほら!」と中を見せてくださいました。

そこにはとってもりっぱなゴールデンレトリバーのお写真が・・・。


なんか、ごめんなさいっっっ!

こんなところで不謹慎なのはわかっているんですけれど(汗)

お名前からはどうしてもハムスターしか想像できなかったのですよっ!

私、おかしいかな⁇

どう考えてもゴールデンレトリバーの『ハム』は想像がつかなかったのだけれど(>_<)

きっと私のネーミングセンスの幅が狭すぎるだけなのよね・・・。


そんなエピソードもありつつ、実家のワンコは無事にお星様になりました。

きっと、昨年亡くなった祖母と楽しく遊んでいるのではないかと思います。

ばあちゃん、人間の食べ物あげないでね(笑)




うちのワンコも15歳。

そのうち来るであろうそんな日を前に、1つ貴重な体験をしておいてよかったな・・・と思ったのでした。


【おまけ】

うちのワンコさん、先日「一度来てみて」と言ってくださったトリミングサロンで、とりあえずチャレンジしてもらえることになりました~(^o^)

すごく丁寧に40分くらいかけて聞き取りしながらうちの子の様子を見てくれて。

うまくいくかはわからないけれど、とりあえずチャンスをいただけたことに感謝(ToT)

ビビリな性格はもって生まれたものかもって。

なかなか直らないし・・・とも。

この様子だと18歳くらいまでは生きられそうなくらいだねって言われた。

ほんと、自分で歩いて散歩して排泄してご飯も普通に食べてくれているんだもん。

それだけで感謝です。

いい飼い主ではないけれど、最後まで大切にします(*^_^*)








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いちごまる
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