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親子旅二日目:人生を考える&坂本龍一展


Nissyのライブの後、ずっとNissyの曲を聴いてるいちごまるです(^_^)
歴代のDVDを改めて観まくっている!
いや~、やっぱりライブ楽しかった☆
そして、Nissy大好き!
同じツアーを何公演も観れる人はすごいよね・・・、私にはいろいろと無理。
年1のご褒美。
なので、この気持ちを1年持たせなきゃいけない(笑)
お願い!来年もツアー開催してください!!




親子人生話


ライブの次の日も、ずっと「えぇ~、Nissyこれからライブどうするんだろう⁇これ以上やれる⁇いなくなったらどうしよう⁇」って騒いでいると、母に「やってくれるでしょ」と諭された。

そんな母と、ホテルでもいろいろ話した。
人の人生の話
自分たちのこととか、周りの人のことについてとか。
最近仲のいい友人ともそういう話をしたりするんだけど・・・
なかなかね、普段は息子や家族がいると母とこういう話題にもならないんだけどさ、ちょうどよい機会だった。

私が思うに、自分自身を結構『愛されキャラ』だと思っているのね(笑)
何を言うのかね⁇って感じだと思うんですけど。
私、あんまり他人に傷つけられて生きてないの。


かなり生きづらさ満載の特徴を持ち合わせていながら、幼少期からず~っとだいたい周りに大切にされてきたと思っている。

何か、みんな結構学校でいじめられたり家族と不仲だったり・・・みたいなので苦しい思いをしてきた人って多くないですか⁇

でも私、そういう経験がほぼないんだよな~
そういう人って世の中に多くはないのでしょうか?
でも、いるよね⁇

なんか、よく目にするのは『辛い過去があって、そこから這い上がったのよ・・・』的な話が多いでしょ?
あるいは、こういうことがトラウマになっていてうまくいきません・・・みたいなのとか。
何かに反抗したり死ぬほど頑張ったりした方が、本当はかっこいいでしょ・・・きっと。
でも、私そういうタイプじゃなかった。
そういう、すごくインパクトある学生時代を送ってこなかったことが、私の中では逆に少々コンプレックスだったところもあったかも・・・と思って。
平和すぎてすみません・・・みたいな。
学生時代友達だった子も、何となく家族とうまくいかなくて「早く家出たい」みたいな雰囲気の子も結構いたんだよね。

私が幼稚園生の頃は、特に自分の『愛されキャラ』が発揮されていたように思います。
3月生まれで身体も小さかったから、お世話好きな月齢早いお友達に男女関係なくかわいがってもらえる子だった。
その認識はまぁあったんだけど、母に「それに、自分でやるからいい!みたいなところもあんまりなかったんじゃないかな?」って言われて。

・・・

はいはい、確かに~
私、そういう自己主張は強くなかったかも。
何かしてもらえる=素直に感謝
そんな感じ。
受け取るのがうまいのかもしれません。
(実は星にも出ていると思う、自力よりも他人に生かされるタイプ)

家族からも、あんまりごちゃごちゃ言われる環境じゃなかったから、ほとんど不満もなかったし。
反抗期はほぼなかったと思います。
(普段の生活の中で言われる多少のお小言は、本当に私が悪いだけだからしょうがないと思ってたし笑)
他人を羨んだり妬んだりする必要のない出来事しかなかったし。

幼稚園・小学校・中学校・・・って親の仕事の都合でそれぞれ転校もしたし、容姿も別に良くないし、かなりどんくさいヤツなんでいじめられてもおかしくはない感じなんだけど、どこでもだいたい優しくされたな~(^_^)
周りのみんなが優秀に見えて、勝手に落ち込むことはあったけど。
ただ、それって本当に勝手にそう考えちゃう癖ってだけだから、外界からすごくひどいことはされてないんだよね~

そして何より母の子育てが、絶妙に功を奏したのかな⁇と思って。

うちの母は、ほとんど子どもに期待も要求もないのかも。
心の中には多少あるとは思うけど、表でほとんどそれを感じない。
普通に育ってくれればいいかな・・・と思ってた」と言う。
普通・・・と言いながら、いろいろ期待しちゃうのが親な気がするけどもさ。
母親自身も親から大きな期待はかけられずに「勉強より大事なのは生活面とか行いだから」と言われて育ったらしいし、母はたとえ祖母に何か言われたとしても「右から左に流れていってしまうから・・・」と言っていた(笑)

あんまり細かいことを気にしない母なのです。

そう言えば、昔驚いたことがあった。

基本『愛されキャラ』なのに、私は結構気にしいなところも持ち合わせているので、嫌なことがあると学校に行きたくなくなったり、本当に腹痛になったりした。
仕事をしている時も、よく胃が痛くなる体質。

なのに、母ときたら・・・
母が何歳だった時かな~
きっと40代とか?
いや、もっと後か⁇
職場の人と合わなくて「人生で初めて胃が痛くなった」って言ったの。

・・・

はい⁇
これまで胃が痛くなった経験がないんですか⁇

何とも幸せですねって(>_<)
仕事だってしてきたでしょうに、これまで合わなかった人がほぼいないってこと⁇
私自身も“学校行きたくない”って騒いでみたり、弟なんて本格的な登校拒否もして、過去に結構困ってはいたようには思うけど⁇
それでも母の身体症状には何も表れていなかったのですね(笑)
図太いというか、何というか・・・

あと、母はご近所さんに仲良しのおばさんがいるんだけど、その人との話も教えてもらって。
話聴いていると、母は気に入った人には“愛情を素直に伝えるタイプ”みたいです。
ついでに本当に悪意もないので、誰にでも明るく接することができる。
人付き合いを面倒に思わないタイプですね。

一緒に電車に乗った時にも、あるエピソードが。
結構離れた席に座っているおじさんが、足元に眼鏡を落としていて全く気付いてないの。
私は“目の前の席の人、気付かないかな~”って思ったんだけど・・・
そしたら、うちの母がささ~っと行って拾って渡してきたよね。
「だって~、踏んだりしたら大変だし、そのまま降りちゃったら困るからさ~」って。
私はちょっと行動ためらっちゃうんだけど、母はその行動が早いんだよね。
他人との関わりの中でためらいがない感じ。
すぐに親切なこともできる。
母のよきところだと思います。

例えるなら、私の母は太陽みたいな人です。
驚くほど何か得意なことがあるとかじゃないんだけど、いつも明るくて楽しそう!
そういうところ、尊敬してるんだ~(^_^)

私は内向型なんでね。
全く社交的でもないし。
いちいちいらんことを考えたりはしちゃうんだけど(´д`)

それでも、母の遺伝子を受け継いだからなのか、結構誰とでもうまくやれる感じ。
他人からの愛情を受け取れる人間なのかもしれません。

なので、私はかっこよさはあまり求めず、これからも“ゆるっとふわっと”生きていくと思います。


坂本龍一展だよ


そんなわけで、朝からいろんな話をしていたらホテルのチェックアウト時間が迫るくらいまでしゃべっていたのね(^_^;)

それから東京2日目を過ごしたので、あっという間に昼になっちゃうんだけど・・・

この日に向かったのは『東京都現代美術館』
『音を視る 時を聴く 坂本龍一展』を観に行きました!

私、坂本龍一ファンとかではないんだけど。
昔ピアノの楽譜で『energy flow』を入手したことがあって。
いい曲だな~と思ってさ。
私、ピアノの才能ないから結局完全には弾けなかったんだけどね。
手が小さいから、1オクターブがそもそも届かないの(^_^;)
すぐやる気なくす(笑)
曲も『energy flow』と『戦場のメリークリスマス』くらいしか知らないんだけど、ちょうど自分が東京出かける時にやっている企画展だから、ぜひ行ってみたい!と思って決めてたのね。

東京駅からどうやって行こうか検索したけど、いろいろ出てきてどうしようかと迷って・・・
そんで、面倒になっちゃってタクシーに乗ってみた!
本来私のような者はタクシーなど使えないんですけどね・・・無職ですから(笑)

タクシーってお高いね(笑)
2,800円だった!
普段乗らないから。
あっという間にメーターが上がる。
タクシーに揺られながら、何だか全てのことはお金で解決できそうな気がしてきたぞ・・・
電車の乗り換えが面倒でも、タクシーに乗れれば駅to美術館前。
世の中お金で解決できることってたくさんあるんだろうな~

(遠い目・・・)

いかんいかん!
私はお金より大切なものがあると思っているのに。
でも、マジでお金の使い方で人生がいろいろと変わってくるでしょうね・・・
(私の理想は“お金という概念のない世界”なのですが笑)


入り口
この美術館のロゴ
何かカッコいい!
キーホルダーいっぱい売ってたよ
買ってないけど(笑)
外のオブジェ

美術館、平日だけど混んでいまして20分待ちで会場入り。
やっと観たんですけど・・・

率直な感想は、「難しかった」(>_<)

みんな、あれ観てすぐに理解できるのかな⁇
高尚な芸術だと思います。
坂本龍一が・・・というよりは、あの展示作品を考えた人が・・・ってことなのかな?
絶対に壁に貼ってある説明文とか読んでから観るべき。
ただ観ていると、“何を伝えたいんだろう⁇”になっちゃうから。

パンフレットの紙
帰ってから読んだけど
読んでも難しいね

昨日はライブで、大音響とビッカビカのレーザーと演出をいっぱい浴びたのに、急に静けさと闇の世界にトリップした感じ(笑)

水面が床に映って
でも上と下の映像が何か違ってて
不思議な感じ

映像作品を観る所がたくさんあって、ちゃんと全部観ていたらすんごい時間がかかって(^_^;)
入場までも時間がかかったし、全部見終わるまで4時間くらい経ってた!
前半に時間かけすぎて、何なら後半に設置されていた坂本龍一のメモ書きとか年表図とかがじっくり観れず、そっちをじっくりと観たかったよ~って感じでした。

坂本龍一、いっぱい難しそうなこと考えていそうだったよ!
この辺、ほんとよく観れなかったし。
(『日本はガラパゴス』の文字だけ妙に刺さった)
大人なのに、バカな感想でごめんなさい(>_<)

なので、もし行かれる方がいらっしゃる時には時間がかかることを覚悟して行ってください!

私的には、坂本龍一がピアノを弾いているみたいに見える作品が1番良かったな~
透明のパネルのところに姿が映写されて、坂本龍一がピアノの前に座っているみたいに見える。
ピアノの後ろに、音が光の映像となって映っている作品。
ピアノの音色が心地いいし、わかりやすくて楽しかった。

もっとピアノ聴きたかったな〜
音のイメージに合わせた形が上に放たれていく


おわりに


帰りは東京駅までどうにか行けそう・・・と思って、徒歩とメトロで帰れました。
200円かかってない(笑)

夕方になっちゃって、東京駅はものすごい人ごみ!
東京って、なんでこんなにも人がいるんでしょうね。
絶対にここで通勤したくない・・・


お母さん、今日は1カ所しか楽しめなくてごめんね~
ついでに難しかったよね~
お昼の時間もとうに過ぎてしまい、変な時間に食べることになり申し訳ない~

それでも「旅行楽しかったよ~!」と言ってくれる母なので、何も気にすることなく私も暮らせます(^_^)

これからも、仲良し親子でやっていけるといいな☆


私のお土産定番
手ぬぐい
デザインカッコいい!
捺染の手ぬぐいだから買うの躊躇ったけど
大好きな「かまわぬ」のだし
置いてある見本が柔らかくなってたから
育てやすそう(笑)







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いちごまる
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