ダイヤモンド

私がこの題名にした理由は、お笑いファンの方々なら十分わかってくださるだろう。
そう、今日1月27日をもってダイヤモンドが解散するのだ。
解散する発表があった時、私は衝撃を感じた。
和牛が解散するのを聞いた時と同じくらい。
私は今でこそ9番街レトロ、令和ロマン、ナイチンゲールダンスを主に推しているが、お笑い番組は小さい頃から同年代の人に比べるとかなり見ていた自信がある。
その中で、いつだっただろうか、初めてダイヤモンドのネタを見た。
そのネタは「スタバ」。
その当時、あまりコンビの名前を気にせず見ていたので、4つのサイズを唱える声と、ベンティのときのあの動きだけが、私の中に残り続けていた。
そのネタを見てからしばらく経ち、私もスタバに行くようになった。
行くたび、誰の声なのか忘れてしまった、サイズを唱える声が頭に響く。

……一体誰なんだ。

その問いに答えることなく数年が経った。
そして私は9番街レトロと出会う。
学生なりにできる精一杯の推し活の中、2024年5月、過去の9番街フェスツアーの再配信の知らせが来た。
しゅんさんの名前に☆（現★）がついた理由が見られるとのことで、いつか見られたらいいなと思っていたライブだったので、私は即決でその再配信を買って見た。
ライブが着々と進んでいく中、「クイズ王」が始まる。
そこで私は気づいた。
この、9番街レトロとともにコントをしている2人。
この2人があの、スタバのネタをしていたコンビだったのだと。
私は配信を見終わった後、無我夢中で9番街レトロのYoutubeチャンネルを探し回り、ダイヤモンドと9番街レトロがコラボしている動画を見つけた。
声を聞けば聞くほど、あのスタバのコンビだ！という感動は強くなっていく。
そこからダイヤモンドの他のネタも見始めた。
とてもファンとは呼べない歴の浅さだが、ダイヤモンドのことは正直言って好きだった。

明日からは、ダイヤモンドがいない世界になる。
考えたら考えるほど悲しくなるけれど、私としてはこれからの、それぞれの進む道を応援させていただきたいと思っています。

ダイヤモンドのお二人、面白い漫才をありがとうございました。そして、お疲れ様でした。