今を生きる。
お疲れさん。
最近どうしようもなく寝れない日。
何もしたくない日があって、誰かに話し相手になってもらい発散してきたが、聞いてくれる優しいその人にも生活がある。
俺がスッキリ翌日を迎える頃、優しいその子は寝不足の翌日を迎える。
その事実は中々ポリシーに反するので
文章に相談、いや、発散することにしようと思う。
最近大須を歩いて古着を見た。(買う金はない)
その時ふと思ったことを本日は書くことにしよう。
映画やドラマでも「今を生きる」ってよく聞く気がする。今を生きるという響きはとても素敵だ。
色々な事に挑戦したり、前向きになれる言葉だ。
だが、大須を歩くその日の俺は急にこんな事を思った。
今を生きるという事は新しいモノに触れる勇気だけではなく、今持っているモノを改めて大切に思うことでもあるんじゃないかと。
なんでかって、「今」を形成しているモノは新しく触れる衝撃ではなく、今自分に触れてくれているモノで形成されているからだ。
前向きになれる事は素晴らしい。
挑戦が続く毎日が羨ましい。
だが、今自分に残っているモノは何かを自分で感じ取ることこそ、きっと「今を生きる」という事なのだ。
「幸せになりたいな」ではなく、今幸せはきっと起きていると探せる心を鍛えよう。
そうすれば必ず、当たり前なんて無いのだと気づくだろう。
大切なモノを失ってから気づくマニュアル通りの人間だ俺は。
それでもいいじゃないか、気づけないより、よっぽどマシさ。
後悔も葛藤も地球の色を変えてしまうほど絶え間ない日々ではあるが、幸い俺にはバンドがある。
落ち着き整理ができたら歌にしよう。
拝啓
寝不足にさせてしまっている僕の大切な人たちへ。この御恩はいつか何倍にもして返します。
読んでくれた人へ。
ありがとう。
小原 裕登
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?