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★一分法話★ 【今日はお盆です。感謝の気持ちで先祖を迎えてあげてください】

8月13日は、お盆の迎え火です。

迎え火というのは、お盆の夕刻にご家庭の玄関先で麻の茎(オガラ/アサガラ)や木片を小さく折って火をつけて、先祖の霊を迎え入れるために焚く火の事です。

盆提灯を出してお迎えするところもあります。

地方地方でも違いますし、宗派によっても違います。

同じ宗派でもしないところもありますので、方法はどの様にしても良いのでしょうね。

本当に大事なことは、先祖を迎える気持ちなんです。

お盆というのは先祖を大切にするという心を表した素晴らしい伝統行事です。

通常、お盆でもなければ会ったこともない先祖のことなど考えもしませんし、ましてや感謝などするはずもありません。

お盆というのは、自分は偶然ここにいるのではなく、脈々と引き継がれた歴史の中の一部であるという縁を思い出して、先祖に感謝するということなんです。

この様に言いますと、「先祖に何もしてもらってない」という人もありますが、先祖が一人でもいなければ今のあなたはここにいないという事実は曲げられません。

それだけでもありがたいと思わなければいけないことなのです。

さあ、今日の夕方から15日の夕方までは、先祖への感謝の気持ちを表して、静かに手を合わせてあげてください。合掌

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