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術中看護過程から計画(基礎編)

こんにちは!


ラビット妻です!🐇


皆さんはどういったことを考えて手術に臨んでいますか?🤔💭


最近の病院では、手術記録の欄に看護過程•看護計画を記載する病院が増えているそうです🫢


現にわたしの勤めている病院でも患者に合わせた看護計画を1人の患者に対して最低でも2つはあげなければいけません😢


今日はよく見かける場面での看護計画をいくつか記載しますので、皆さんの参考になればと思います😉


いくつかに分けてまとめていこうと思うので今回はオペ室でよく聞く循環動態の変動について少し深掘りしていこうと思います!


今回は記事のみになりますのでPDFはございません…🙇‍♀️




腹腔鏡手術における循環器動態の変動

O)
全身麻酔、腹腔鏡手術、神経ブロック

A)
•腹腔鏡手術の際麻酔科より神経ブロックを術前に施行されるケースが多い。神経ブロックを行うことで鎮痛薬により交感神経がブロックされ相対的に副交感神経が優位となる。これに伴い腹膜刺激症状である血圧、心拍数の低下が生じる可能性がある。
・術中の出血、サードスペースの形成、気服圧による腹腔内圧の上昇に伴う臓器への血流低下や腎機能の低下を引き起こす可能性がある。
•また入室前の不安や緊張に伴う冷感刺激は血管収縮につながり血圧の上昇につながりやすい。
以上のことから患者には循環動態の変動リスクがある。

P)
入室時の声掛けによる不安の軽減、入室前のプレウォーミングによる加温•保温を行い血圧の上昇を予防し、術中はバイタルサインの観察、術中体温に合わせた加温•保温の調節、術中のIN/OUTの測定を行い異常の早期発見に努める


ターニケット使用による循環動態の変動

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