百葉の日記（張子の蛇かわいすぎ）

見てください。張子の蛇。あまりにもかわいい。
1月2日。家族で久能山東照宮に初詣に行った。
毎年の恒例行事なので半ば義務感で、朝眠いし山登るしめんどくさいが、そういう家族行事があるってなんか幸せな気もする。
久能山の階段はそこそこ急だし石畳の石がつるつるでちょっと大変。喧しい姉のあんまり興味ない話を聞きながら登る。私もなんか喋る。だんだん暑くなって足が痛くなる。そしてちょっとしんどくなったときにようやく中腹の門に着く。
門の陰で休みつつ見る海は毎年晴れやかで美しい。
涼やかな風。あったかい日の光。みんなの楽しげな声。
私の魂に練り込まれた新年の風景だ。
頂上まで登り、神社で参拝したあと、おみくじを引いた。なんと大吉。これは幸先がいいぞ！
しかもお守り売り場を通り過ぎようとしたとき目の端に映った張子の蛇。なんだこのかわいいやつ！あまりにもかわいくて迷わず購入。これを見逃さず買えたっていうのはかなり運がいい。
うれしくてウキウキする。

いい一年になりそうだ。いや、いい一年にするぞ！