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陶器な手触り

瑞穂の家の玄関扉の丸い引手。
こちらは岐阜県多治見市にある3RD CERAMICSさんと共同で製作しました。

以前工房にお邪魔した際に何か建築資材を陶器で出来たら良いですね、とお話させて頂いた事を頭の片隅に入れていました。

※こちらの引手は販売する事も可能です。
気になる方は私のHPのcontactよりお問い合わせください。

瑞穂の家は凛とした空気感を纏っている住宅です。
玄関扉の引手の素材として、木やスチールやステンレス等の様々な素材が考えられます。その中で家の雰囲気を引き継ぎつつ、質感や温度感や手触り感を考えた時に陶器が良いのではと思いました。

※こちらの引手は販売する事も可能です。
気になる方は私のHPのcontactよりお問い合わせください。

それから3RD CERAMICSさんと打合せを重ね、土の種類や引手が取付く環境を考えて釉薬をどの程度塗りつつ手触り感を残すか等を考えていきました。

また、引手のサイズや厚みのバランスは建具サイズに合わせる事もそうですが建物全体が持っている雰囲気を引き継ぐように寸法を決めていきました。
建具への取付方法も、なるべくシンプルで合理的であるように細部まで検討し制作して頂きました。

※こちらの引手は販売する事も可能です。
気になる方は私のHPのcontactよりお問い合わせください。

今回引手を制作してみて木製の建具には赤土が合いそうだなと、
密かに第2弾を目論んでいます。
玄関扉の引手は”いってきます”と”ただいま”の少なくとも1日2回は触れる所です。そこの手触りは案外大事な所だなぁと思い設計しています。

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