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『交流申請型企画』のつくりかた

「来年も開催されたら参加したい」
「また同じような企画があったら嬉しい」

実はあのひのを運営する上で一番多く頂いたDMは、運営一同を励まし、元気をくれるような内容でした。

あのひので運用したルール、特に企画の芯となる部分については運営陣が調べた限りあまり例がなく、皆様に受け入れて貰えるかという不安がありました。
それも杞憂に終わったどころか、また開催してほしい!というお声を頂く事が出来て本当に嬉しいです。

しかしながら企画の運営というのは体力も時間も使うものであり、私が皆様に二度目の時間をお約束できるものではありません。
いつか誰かがこの記事を見て、同じような企画を開催したい!と、思ってくれることを願って、企画の成り立ちを書き記していきます。
公式サイトのFAQ下部、『企画初参加の方向けのご案内』も併せてお読みいただけるとより分かりやすいかと思います。


平たく言えば「あのひの、パクっていいよ!」という事になります。公式サイトの内容などもそれとなく使って頂いて構いません。
何なら、どなたかがあのひの2を開催していたら私も参加させて頂きたいほどです。

運営や公式としてではなく、1個人として書かせて頂いておりますのでご了承ください。

あのひの公式アカウントはこちら(※現在新規参加はできません)
https://twitter.com/anohino_TL




交流申請型企画とは

交流申請型企画というのはあのひのを開催する上で使用することにした造語で、上記2種を掛け合わせたものとなっています。
趣旨としては『イベントで交流する際にはDMで申請をする』というものになります。こう見ると重苦しいですが、意味合いとしては「〇月〇日のイベントに一緒に遊びに行かない?」程度のものです。
交流の積み重ねの上で『唯一関係を組みたい』と思うキャラクターがいた場合、唯一関係申請解禁日以降に唯一関係の申請を行うことができます。
Xでは申請解禁日が明確に決められている企画を申請企画と呼ぶ事もあり、あのひのはそういった意味でも申請企画といった位置づけになります。

あのひの公式サイトより


XとPixivでは”申請企画”の趣旨が異なること、Xの創作企画界隈で申請企画はそこまでメジャーではないこと。
そのため、申請企画とは何かが分かりづらいこと。

最初はこの問題を解決するため、便宜上の名前として『交流申請型企画』を使用していました。

当初の予定では『Xの創作企画ユーザーにも分かりやすい名前を』といった意味合いしか持ちませんでしたが、そのうち『一つ一つの交流に付加価値をつけたい』ということになり、最終的には『あなたと交流したいです、という申請をする企画にしよう』という今のスタイルに落ち着きました。

個人的に申請企画の醍醐味は唯一関係を組む事にあると思っており、一番心が揺さぶられるのも唯一関係を組むに至るまでの交流や申請、その後の話だと考えています。
あのひのではその胸の高鳴りを最大限に感じて頂きたく、イベントごとに同行を申請するというルールを設けました。
その申請自体が”唯一関係の成立に至るまでの軌跡”として花開くことを願っていましたが、皆様の反応を見る限り「成功だったんじゃないか!」と感じております。

結果として『交流申請型企画』は申請企画とは少し異なるものとなりましたが、今後同じシステムの企画がたくさん出てきたら嬉しいな、と思います!





何故リアルタイム進行型だったのか

あのひのはリアルタイム進行型(現実時間の経過(主に日にち)と共に企画内時間も経過していく企画)といった形式で運営していました。

あのひのの世界観にリアルタイム進行型に合っていた…というのもありますが、『全員が一斉にスタートできて、全員が一斉に申請をすることができ、全員が一斉に終わりを迎える』というのが交流申請型企画にピッタリだと思ったからです。
抜け駆け禁止で「あの子と交流したい」「この子にアピールしたい」という純粋な気持ちで交流を楽しんでもらいたかったから、というのが大きな理由です。

あのひのではリアルタイム進行型といった形を取りましたが、デメリットとして『開始までにキャラクターシートを出さないといけないし後から参加もできない』『予定を詰め過ぎたあまり運営も参加者もヘロヘロ』といった点がありました。
結果としては交流申請型企画=リアルタイム進行でなくてはならないといったものではなかったかな、と思います。





これ、あってよかった!というシステム

※一部あのひのに強く関係するものがあります。

①シュレーディンガー
使い勝手が良すぎて途中から使いまくっておりました。
ルールや設定、できる交流の範囲を決め過ぎてしまうと運営・参加者ともにどんどん窮屈になってしまい、「あれって禁止だっけ?」「これってどうたっただろう」という手間ができ、最終的に面倒…となってしまうのが怖く、ある程度はこの言葉で乗り切らせて頂きました。
絶対にダメ!というもの以外は「シュレーディンガーです」でもいいかな…というレベルで便利な言葉です。



②内緒話(秘匿交流)
交流制限がある企画の中で、ある種のルール破りOKのイベントでした。
このイベントの交流で唯一関係の申請をするかどうか決めた方も多いのではないでしょうか。
運営としてはキスくらいまでならOKかな、と思っておりましたが…皆さん、好きな子とキスはしましたか?いつか運営にも教えてください。


③運営相談システム
申請期間が始まってから『辛い事や楽しい事を運営のDMに書き込む』というシステムは、参加者の皆さんにとっていいものだったかはさておき、運営としてはとても楽しい時間を過ごせました。
使用してくださった皆さんのマナーも良く、企画を立ち上げてよかったな~という気持ちに浸る事が出来ます。





最後に

アンチはどこにでも湧きます。相手にしないほうがいいでしょう。

あのひのでは大きな混乱こそなかったものの、ルール違反を押し通したいDMや、「この参加者ヤバいですよ」といった頼んでもいない報告、(相談期間を除き)運営をお友達やお母さんだと思っている方からのお問い合わせ等は山ほどありました。

そんなものに心を砕く必要はありません。強い意志で押し切りましょう。


その他「これ書いてほしい!」という事がありましたら、公式DMまでお送りください。(返信はありません)


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