
✨ログハウスの夢✨ No13
今日はこども達の楽しい笑顔から始めましょう。
都会の子供たちにとって民家の構造は驚きの構造。
走り回るのに好都合な造りになっている。
梁、柱で形づくられ、ふすまや障子を取り払えば各部屋が繋がって。
大部屋の登場
子供同士のおしゃべりの場であったり、摘んできた蓮華での創作の場であったり、さー相撲の取り合いだ!
あらゆる場所が、こどもの小遊びの場に変身する。
じいちゃん、ばーちゃんが住んでいた頃は許されなかった使い方が、
ここではそう言う事の為に作ったもんだからやりたい放題なんだよね
こどもを見守る大学生のリーダーたちがいろんな遊びも提供する
ダイナミックなところでは紙風船を使ったバリーボール。
迫力があって、こどもたちも真剣そのもの。
畳でできた刷り込み傷なんかなんのその。最初は傍観していたリーダーたちも混ざって一大バトルの体をなし大混戦。
1部屋8畳の部屋が囲炉裏のある板間を含めて5部屋1まとまりで解放されるんだから面白いよ
どの部屋使うかは紙風船の行った先で決まる。
なかなかに紙風船も遊び勝手がよろしい!
飛ばない。力一杯叩いてもゆったりと。その間に落下予想場所でのこども達の場所取りのせめぎあいこんな遊び方今のこどもに一杯させてやりたいな。

昔ながらのお手伝いを遊びに取り入れたらこれまた大喜び。
何でしょうかね?
それは藁打ちなんです。藁細工造りにしても、草鞋作りにしても
藁を叩いて柔らかくし藁ひもを作ることから始まるんです。
でも簡単な事じゃないんですよ
握る所が少し細く、叩く部分が太くて重いのでこどもに取っては
重労働なんだけど交代半子(?)でやるからこれまたにぎやかになってしまう
藁を打って柔らかくなった物を(時間が掛かるんですよホントは・・)
2、3本束ねて寄りながら藁ひもを作る練習。
普通こういう労働系の物は遊びになり得ないんだけど始めての経験が
楽しいんだろうね。
まあ長続きはしないんだけどワイワイと楽しそうにやってますよ。
いい経験です。


さてこの藁縄を使って草鞋を作っていくのが次の段階。
2本の藁を大きなハート型のようなワッコにして元の2本計4本をつかみ
裸足になった親指にかけると基本の形が出来上がる。
縦に4本藁が出来上がるその4本に上下交互に藁を編んでいくとなんとなく草鞋が出来上がってくる。
こども達にとって形は2の次。出来ては大騒ぎ。
出来ずに悔し涙も。
田舎遊びはかくも賑やかに時が過ぎていく。