✨ログハウスの夢✨ No5
夢は持てば少しづつ大きくなっていくもんだ。
薪の調達の話にしても、実際はどうすんのやらわからん。
木を勝手に切れるの? 買うとしたらどこで買えるの?
実際に生活してみないとそこんとこ、チョコットわかんないよね。
そこは若かったんだね。ということで、仕事を自然の中に求めたんですよ。
少しは夢に近づけると思った、その場所はどこかと言えば、長野県大町市。
黒四ダムに向かうアルペンラインまで行かずに手前の田舎道を、鹿島川沿いに北に向かう。
ローカルな爺が岳スキー場を横目で見ながら進み、先にある地区は人が住んでいる限界地区で、5,6,軒だったかの鹿島集落だ。でもそこじゃない。
その集落を通り越して、あー長い。まだ奥に行くんですよ!
余談。鹿島集落まではバスが通っている。
鹿島槍ヶ岳の登山口でもあるから
なんだろうな。一日4本ぐらいだったかな? ここから先は皆歩き。
でもわたしは集落のおじさんに車で送ってもらい目的の仕事場に到着。
大冷沢(オオツメタザワ)と鹿島川の合流する所で大谷ガ原と言われる場所。
ほんとに、鹿島槍ヶ岳が目の前に迫ってくる。大迫力!
この時の思いは、俺は来たぞ!この大自然の中に来たぞ!
ここに居るだけで、夢が叶うんだ‼なぞと勝手に期待を大きく膨らませた
のは事実なんだ。
さてこの先どうなったんだろうかな?
自然の中での生活は大阪育ちにとっては、とてもとても面白かったし、半面
想像以上にしんどかったのも事実。
仕事場は大阪のスポーツクラブが作った施設で、会員に対して自然の中での
身体活動を通して体を鍛える。
体をリラックスさせる目的で作ったそうだ。
今は、そう言う施設もある様ですが、その当時は珍しいかったんですね。
例えばYMCA がこども達の育成のためにキャンプ場を持っていたぐらいですかね。
大町の施設は宿泊施設もあり、大阪出身のコックが地元の食材を使った料理でもてなす。
それも好評だった。
私の仕事は、来た会員にあった健康プログラムを作成してお手伝いするんですね。
また、シーズンになるとこども達がやってきて、キャンプの指導や、スキーの指導もやっていました。
ンーン?
ログハウスの夢はこんなことしてて叶うん?
と思われるでしょう。
まー若かったからこんな状態でも夢に近づけるよ。
と信じて疑わなかったですね。
ではまた、お会いしましょう。
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