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MSW 相談対応力UP、病院&老健連携プロジェクト始動!

老健施設「コージーハウスはすぬま」と本多病院の連携強化プロジェクトが始動!MSWの役割や課題を掘り下げ、チーム医療の深化を目指します。

こんにちは!
当法人には、本多病院から道路を挟んで徒歩1分の場所に、100床の老健施設「コージーハウスはすぬま」があります。「コージー(cozy)」とは、英語で「居心地が良い」「暖かくて気持ち良い」という意味です。その名の通り、温かみのある施設です。

1階のリハビリルーム。
明るく開放的な空間で、入居者さんの身体機能向上を支援します。
入居者さんの食堂!車椅子も通れるように広々していますね。

本多病院とコージーハウスの連携強化プロジェクトが始動!

このプロジェクトでは、双方の施設の連携をさらに深める取り組みを進めています。その一環として、職員間でのロールプレイ研修も行っています。


ロールプレイをしている様子

医療ソーシャルワーカー(MSW)の重要性

老健施設や病院には、医療ソーシャルワーカー(MSW) がいます。
MSWは、患者や家族の経済的・心理的・社会的な問題を解決し、社会復帰を促す専門職です。

主な役割

  1. 相談対応:患者や家族の相談を受け、問題解決を支援。

  2. 不安軽減:治療に専念できる環境作りを支援。

  3. 計画提案:問題解決のための計画を提案。

  4. 社会資源の紹介:利用可能なサービスを紹介。

  5. 地域連携:関係機関と連携し、解決策を模索。

私たち総合診療医にとって、MSWは欠かせない存在です。地域医療の事情を把握し、患者一人ひとりに適した支援を提供するために、MSWの知識やスキルは必要不可欠です。

しかし、以下の課題があると感じています:

  • ニーズの読み取り:患者や家族の本質的なニーズを的確に把握する能力の向上。

  • 情報収集:病棟カンファレンスへの参加などで、常に最新情報を得る姿勢が重要。

  • 相互理解の不足:医療職間でお互いの業務を十分に理解できていないことが、衝突の原因になる場合。

これからは、様々な工夫で職種間の相互理解を深める取り組みを実践し、チーム医療をさらに深化させたいと考えています。

こんなお悩みハンドブックも活用してみてください!

最後に、MSWや地域医療に関する便利なハンドブックをご紹介します。皆さんもぜひ一度触れてみてください!




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