オーダーメイドの革靴を作ったら人生変わった〜Cacicaさん〜
足に合わない革靴の苦労
医療職は、革靴を履く機会が他の職種よりも少ないかもしれません。
しかし、学会や冠婚葬祭など、ここぞという場では革靴が必要になります。
私自身、足が小さく細いため、革靴選びに長い間苦労してきました。
例えば、自分の結婚式では大きなサイズしか見つからず、中に綿を詰めたものの笑、それでもブカブカで、すり足で歩いていたのを今でも覚えています。。。
学会で使う革靴も、一見サイズは合っているようで横幅が広く、長時間歩くとすぐに靴擦れしてしまう状態でした。
一念発起してオーダーメイドに挑戦！
そんな私が、ついにオーダーメイドの革靴を作ることを決意しました。
今振り返れば、「なんでもっと早く作らなかったのか」と後悔するほど、素晴らしい体験でした。
お世話になったのは住宅街の中にある、小さな革靴店。
店主の柳川さんが営むお店で、初めて訪れた時は、店内の温かい雰囲気に惹かれました。
ガイドラインを逸脱するチャレンジ
柳川さんは、私の足に合った革靴を作るために、非常に細かな調整を繰り返してくださいました。
「ここまで削って大丈夫なのかなと正直不安でした」とおっしゃる柳川さん。その姿は、私たち医療職がガイドラインを逸脱した症例に出会い、正解を模索しながら最善を尽くす時の感覚と重なるようでした。
お客様に満足してもらう結果を出すために試行錯誤する柳川さんの姿勢に、プロフェッショナリズムを感じました。
ついに完成！ 大満足の仕上がり
数ヶ月の制作期間を経て、ついに革靴が完成しました！
その仕上がりは期待以上で、大大大満足です笑
履いてみると、まるで足に吸い付くようなフィット感があり、長距離を歩いても疲れにくいです。これから、学会や特別な場だけでなく、いろいろな場所で履くのが楽しみです。
また、このお店では靴作りの教室も運営されており、店内には生徒さんたちが制作中の作品が並んでいました。靴作りの奥深さを改めて感じると同時に、職人さんの技術に感謝の気持ちが湧いてきました。
最後に──革靴に悩む方へのおすすめ
もし革靴選びに苦労している方がいれば、一度オーダーメイドを検討してみてください。私自身、この選択をしたことで足元の悩みが解消され、快適さを手に入れることができました。「自分に合った一足を持つ」という贅沢は、日々の生活を豊かにしてくれるはずです。