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介護事故遺族の会

お久しぶりです。
やっと桜が咲き始めましたね

私がなぜこのブログを始めたのかは紹介文でも書いた通り介護事故で母を失い喪失感の中何かしないといけないと事故から1年と少し経った時に同じような想いをしている人と交流を持ちたいと思ったのがキッカケでした。

私の母はショートステイに預けた有料医療付き介護施設で預けたその日の早朝に転倒し5時間半放置された後救急車で病院に搬入
その後の検査で左半身全て骨折ということが判明、もともと在宅酸素をしていた母は自発呼吸が弱いところに大怪我を負ったところで呼吸が困難になり事故から3日後に亡くなりました。

私が有料医療付施設という触れ込みに惑わされ自分が休みたいばかりに母をショートに預けた事に酷く落ち込み自分の犯してしまった罪に自分も母の後を追おうかと思ったほどです。

酷い仕打ちに何とか相手側に謝罪を求めても

出来ません

の一点張り

最終手段として弁護士に依頼している現在です。つい最近賠償金請求をしてもらったところ
相手側の弁護士は

うちは全く落ち度が無かった
悪くない
どうして分かってもらえないんですかねー
お見舞金くらいは出しましょうか?

という返事だったそう

5時間半も放置して

理由がありますから問題ありません

との相手側の弁護士


頭おかしいんちゃうんか?!

正直な感想です。

もう損害賠償とかそんな問題ではない、そう思いました。なので弁護士とも相談して訴訟に踏み切る事にしました。相手側は資金力もあり社会的にも有名なところです。訴訟が決まったら実名を公開します。もう絶対に許せない、心底なぜあんな名ばかりの一見とても優秀そうな施設に惑わされてしまったのか自分の決断を恨みます。
介護事故は年々増え続け後を絶ちません。
きっと私のように悔しい想いをしている方、遺族の方もたくさんいらっしゃいます。
ネットで検索すると「介護事故に遭ってしまったら」という弁護士事務所の記事が山程出てきます。
けど

介護事故遺族の会

って全くヒットしないんです。
交通事故や自死の遺族の会は山程あるのに

何で?

本当に素朴な疑問です。

来る2025問題を前に何の措置もせずヤングケアラーを増やすという夢のような施策しかない日本に何の望みがあるのか

介護事故は表に出ることは少ない
施設が無くなると今の利用者が困ってしまうこと、自宅での介護が出来ない人が増え続け、高齢者も同じだけ増えていく
共働きを強いられている家庭には24時間介護をするということは物理的に精神的に無理な現実
特養の利用待機者は増え続ける一方
全ての施設が高齢者を「大切な利用者」として扱っているかと言うと絶対に異論を唱えたい
真面目に本当に利用者に接している介護士がどれほど居るのか
転倒
誤嚥
誤薬
窒息
の順番で死亡に至ることが多いとの統計をみてもどれだけの人が被害に遭っているのか想像が付く

人間だから間違える事もあるよね?
また次回から正せば良い

一見、最もらしい言葉だけど絶対に違う

絶対に間違ってはいけないのだ、何故なら人の命を預かっている立場なのだから

もしも万が一間違ってしまったら直ぐに救急車を呼び病院へ運び処置をすることがどんな事よりも優先されるべき行為だと思う

高齢者で認知度が高ければ高いほど、何度も確認して薬をのませるべきだし神経をすり減らす程見守りは必須なのだと思う

けど一方で介護士の数は足りて居ない
1人で20-50人一晩でケアする

悲惨

介護士も生身、疲弊して当たり前だと思う

また私の訴訟からの報告はこのブログでしたいと考えています。

もし、興味が湧いたら読んで下さると幸いです。

他のブロガーさんのように夢のある記事は書けないかもしれません。

けど若い方に一度でも良いから考えて欲しい
いつまでも若くはないんです。
2025問題は間近に迫っている問題でありご両親も年老いていくこと、いつか介護という問題に直面することを念頭に置いて欲しいんです。
引退後2,000万の貯金が無ければ生活していけないという世間の風評に怯えて生きているシニアは多い、低賃金で世界的に有名な国になってしまった日本は長寿でも世界的に有名です。
増え続けていく高齢者を担うのは現在の若い方達なのです。

私1人が此処でギャーギャーいったところで何の解決にもならないのは百も承知です。

原題に戻りますが、介護事故の被害者遺族の会が存在しないのは色んな意味が含まれていると思います。でも存在しないなら作れば良い。

作るための準備を少しずつですがしていきたいと思っています。

もし、もしも
貴方の大切な人が介護事故で被害に遭われたならコメントいただけませんか?
もう思い出したくもないんだ、という気持ち痛いほど分かります。
だから無理にとは言いません。

もしも、で良いので宜しくお願いします。

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