Moonbeamってなんだ?
こんにちは。
るー(@Lucy_luucha)です。
今回は、Polkadotエコシステムの仲間である”Moonbean"について、まとめていきますです♪
※KUSAMAでは、Moonriverとして二番目のスロットを獲得済みです。
Moonbeamとはなにか?(和訳)
In 2015 Etherum launched smart contracts and transformed blockchain, forever. Since then,thousands of decentralized apps have successfully launched. But as the ecosystem grew, Ethereum became more congested, creating the need for specialized blockchains.
2015年に Etherumがスマートコントラクトを発表し、ブロックチェーンに変革をもたらせました。それ以来、何千もの分散型アプリが成功を収めています。しかし、エコシステムが成長するにつれて、 Ethereumは混雑し、特化型ブロックチェーンが必要となりました。
But expanding to new chains is still challenging. That's why we created Moonbeam ; the easiest on-ramp to Polkadot . Now, developers can simply deploy existing solidity smart contracts to Moonbeam, and gain access to Polkadot' s growing market.
しかしながら、新しいチェーンを拡大されていくのは困難なことなのです。そこで私たちは、Polkadotへの一番簡単な窓口としてMoonbeamを開発したのです。開発者は既存のSolidtyスマートコントラクトをMoonbeamにデプロイするだけで、発展途上であるPolkadotにアクセスできるようになります。
Moonbeam's radically simple approach, lets you keep the same tools programming languages and accounts you already use, meaning you can expand your business, and the multi chain effortlessly and quickly with little to no changes and unlock an interconnected future. Join the multi chain movement today, powered by Moonbeam.
Moonbeamの極めてシンプルなアプローチは、今まで使っていたツールやプログラミング言語、アカウントをそのまま使うことができるため、何かを変更することなく、迅速かつ、容易にビジネスやマルチチェーンを拡大することができ、相互につながった未来を開くことができます。Moonbeamを活用したマルチチェーンの波に乗りましょう。
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要するにです!
動画を見ればイメージしやすいように、Polkadotエコシステムへの窓口の役割を担っているのがMoonbeamなのです。もちろんのことに、EVM互換を備えているのでEtherumで構築していた人も、(ほとんどの開発者が、Ethereumのツール、統合、フレームワークの使用に慣れているために、同じ環境があると、Polkadotでも新しいモノを生み出せるということに繋がる)簡単にPolkadotで構築できる、というものなのです~!
Moonbeam is a developer-oriented blockchain that strives to provide compatibility with the existing Ethereum developer toolchain and network.
Moonbeamは開発者向けのブロックチェーンで、既存のEthereumの開発者向けツールチェーンやネットワークとの互換性を提供するよう努めています。>> Moonbeam Docs
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ちなみに、、、8月時点にはなるけれどMoonbeamエコシステム一覧は以下のようになってますですです。
より詳細を知りたい方は、”Who's Building on Moonbeam”へどうぞ♪
Moonbeamの目標とは?
Moonbeamは、和訳でも挙げられていた通り”基本的にEthereumの開発者を対象としたEthereum互換のスマートコントラクトプラットフォームです。”
そして彼らの目標は、”Polkadot上で最も簡単な開発環境と、最も豊富な開発者用統合機能を提供することです”
>>Nutbox × Moonbeam AMA (2021-09-22) Compilation
MoonbeamとMoonriverの関係性は?
それぞれが別のネットワークではあるが、コード自体は同じものです。なので、MoonbeamとMoonriverは、PolkadotとKusamaと同様の関係性を持っているんです。
・MoonbeamはPolkadotのパラチェーンで展開される
・Moonriverは、Kusamaのパラチェーンで展開されている
Moonbeamと似ているプロジェクトとして、Shiden /Astarが挙げられるけれど、Moonbeamが違いとして言及しているのは、”専門性”の違いです。
”Moonbeamでは、Ethereum互換の機能セットの改善と特化、そして開発者中心のプラットフォームであることに専心しています”と書かれているように、専門性を高めている一方で、Shidenでは、幅広く選択肢を提供していること。
>>Nutbox × Moonbeam AMA (2021-09-22) Compilation
Moonbeamにおけるトランザクション処理
Moonbeamは、Polkadotのパラチェーンの1つなのですね。
パラチェーンとは、リレーチェーンに並列して動作を行うという概念から由来しているんです。トランザクション処理を並列化することによって、ネットワーク全体のスケーラビリティを充実させているんです。
>> Polkadot Wiki
これをわかりやすく言うのであれば、パラチェーンであるMoonbeamは、ブロックを生成することのみの処理を行い、その検証はリレーチェーン側で行ってくれる、ということなのです。
また、パラチェーン上でブロック生成を行うノードのことを”コレーター(collators)”と呼んでいます。
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と、ぶっちゃけタイトルに”Moonbeamにおけるトランザクション処理”とちゃったけど、これパラチェーンなら同様のことが言えるのです。(笑)
で、このパラチェーン枠をゲットするために、最近盛り上がっていたオークションを勝ち抜く必要があるんです。※興味ある方はWiki参照でどうぞ♪
Moonbeamを採用した人たちのコメント
Authtrailは、信頼できるデータを提供する企業さんやね。
元々イーサリアムを採用していたけれど、ガス代や処理が遅いことから企業のニーズに答えられなくなって、代替としてMoonbeamを採用したそうです。
Moonbeam serves as an extremely straightforward on-ramp to the Polkadot ecosystem, which allows us to communicate with other parachains and even to develop our own parachain
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Authtrail, it only took us hours to switch from Ethereum to Moonbeam while still leveraging the tools and development frameworks we utilized previously.
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Polkamarketsは、クロスチェーンにおいて、情報交換やトレーディングのために構築された自律的な予測市場プロトコルです。
予測するということは、情報を取ってくる必要があるからこそオラクルや、その他のチェーン間での情報の取得(ブリッジ)の技術を統合する必要があります。
そこで、EVMに特化したMoonbeamはその手助けをしてくれる
Technology partnerships and integrations with the likes of Moonriver/Moonbeam for EVM on top of Kusama/Polkadot help to ensure decentralisation and scalability.
まとめ:Moonbeamはプラットフォーム
Moonbeamは、単なる”プラットフォーム”なのです。
要するに、Moonbeam自体に何かしらの機能性(DeFiとして、NFT作成として、ダッシュボードとして、というような機能性)ではなく
polygonやBSCのように、既存のツールとの互換性を最大限に高め、Moonbeamを使用することで、エコシステムが拡大していく、最高の開発者向けプラットフォームがMoonbeamなのです。