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トランザクション処理の重要性

こんにちは!
仮想通貨にどっぷりな
るー(@Rapelucy1003)です。

今回は、トランザクション処理に
ついて少しまとめて行こうと思います。

一般的には
TPSと呼ばれるものですね・w・

TPSはtransaction per second
(位置秒あたりのトランザクション“数”)
のことです。

と言ってもむつかしいので
掘り下げていきますね!

トランザクションとは?

そもそもトランザクションとは
なんでしょうか?

ざっくり言っちゃえば
全ての支払い記録のことをいいます。

特にビットコインであれば
イメージこんな感じ。

画像1

誰かが、誰かに
「いくら」「なにを」「送金/出金」した。

という支払記録のことです。

処理とは?

じゃあ、この取引記録を処理するとは
どういうことなのか?

画像2

こっちもざっくりと
言っちゃえば、、、

取引が本当に正しいモノなのか
を、チェックする作業=処理

ということです。
(手書きで御免…)

画像3

①「私が、くまさんに1BTC送金する」という
トランザクションが作られますと。

②その処理が本当に正しいモノなのか
どうか、をマイナーの人に
確認/検証してもらってから

③④承認されて、そのトランザクションが
有効になるということなのですね!

⑤くまさんのもとに、1BTCが着金すると。

ここでいう、③④の処理を
トランザクション処理とされています。

TPSとは?

そうここでTPSについて
説明を挟むと理解しやすいかと!

再度記載すると
TPSはtransaction per second
(位置秒あたりのトランザクション“数”)
のことです。

要するに…

1秒間で、どれだけの数のトランザクションを
マイナーが、確認/検証できるのか

ということです。

一般的に比較対象として
VISAのTPSが"24.000"であること。

1秒間に、24,000件の取引記録を
確認/検証してしまうってことです。

スケーラビリティ問題とTPS

ここで問題になってくるのが
この確認と検証が遅い/遅れるほどに
取引が成立しなくなる

ということです。
普段使う言葉で言うのであれば
”スケーラビリティ問題”に直結するものです。

例えば、、、
私のほかに、違う人のトランザクションが
たくさんマイナーに送られているとします。
(下記の絵の通り(笑))

画像4

トランザクション4の人は
「モノを買ったので
 1BTCを店に支払う(送金する)」

といった取引記録があるとしましょう。

ただ、マイナーの処理が遅れると
承認(ちゃんと支払が完了する)までに
すっごい時間がかかっちゃいます。

例としてKrakenを使う場合
青線で色付けした
時間がかかるんですね。

画像5

クレジットカードで支払えば
すぐにお支払できちゃうのに

仮想通貨で支払うと
全然支払ってくれないのだけれど!!

っていう問題が起きちゃうのですね。

これが、スケーラビリティ問題です。

TPSが高いほどいいのか?

じゃあ、、この問題を解決するために
TPSに特化させて技術を高めていけばいいのか?

この考えに関しては
NOと答えてしまいます。

これに関して詳しくは以下の記事に
目を通してもらってから
読んでもらうと理解深まると思うのですが

ざっくりというと
ブロックチェーンには3つのジレンマが
ありますと。

・「スケーラビリティ」
・「分散化」
・「セキュリティ」

同時に実現できないというジレンマです。

-----------------------

ゲームに例えるとわかりやすいのですが

画像6

「スケーラビリティ、セキュリティ、
分散性の3つのステータスがある。
その際に、100ポイントあげるので
自由に性能を設定してください」と

言われたら、、、

分散性を犠牲にしたら
・スケーラビリティ50
・セキュリティ50 となり、、、

セキュリティも犠牲にしたら
・スケーラビリティ99
・セキュリティ1
・分散性0も 可能です。

が、、、
こうなると分散性がなくなり
セキュリティ面はあまあま

こんなステータス状態の
ブロックチェーンを使いたいですか?

-----------------------

これが、ブロックチェーンにおける
3つのジレンマであり
「スケーラビリティだけ」に
特化することのリスクですね。

TPSに特化させて技術を高めていけばいいのか?
という質問に対しては
NOとなるわけです。

ぽじしょんとーく:Solana

私がいまリサーチしているのは
Solanaに結構力を入れているので
ぽじしょんとーくには
なりますが、、、

画像7

令和3年6月1日:15.22分現在

左上にある”Current TPS”が
実際のトランザクション数です。

今現在であれば1秒間に
833件が確認/検証が終わっている

という感じのニュアンスです。

あれ、Solanaってもっと
いっぱい件数こなせるんじゃ?
て思った方に、回答しておくと

ということです。
なので、私個人としては
このTPSの伸びを見ていくことが
Solanaの成長具合を見る指標だと
思っています。(笑)

さらにぽじしょんとーく

ちょっとここは
受け売りをそのまま、かみ砕いて
書いちゃうんですけど、、、

Solanaチームは
昨年ローンチして1年間で
めっちゃ進化してます。

Solanaはメインネットローンチは
完成ではなく、スタートラインに
まだ経っていない状態だとも
お聞きしました。

その状態で
バカみたいな速度で開発して
スケジュール通りに動いているんですね。

(随時調べていこうと思いますw)

なので、ほんと個人的に
Solanaに着目していきたいと思います。

まとめ

長くなりましたが、、、今回のテーマ
トランザクション処理の重要性とは

・TPSがないと、決算や実行が詰まってしまう
・3つのジレンマがあるために
 バランスよく調整していく必要がある

この2つが重要性であり、
そのチェーンの成長度を見る指標なのでは
ないかな~と私は個人的に思います。

てことで、今回はここまで・0・

長いのに読んでくださって
ありがとうございます!






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