ラップを教えることは天職だと思った
先日、渋谷の某カラオケ店にて初となるラップのオフラインコーチングを行いました。
クライアントの方はリズムが走ってしまうことと、韻のジレンマに悩んでいることがネックに見えました。
韻のジレンマというのはつまり、硬い韻を踏んで歌詞を書こうとすると過度な縛りが生まれてしまい言いたいことが言えないが、だからと言って韻を踏まずに書くとだらけた印象になってしまい説得力が生まれないという部分です。
この2点に加え、フリースタイルでラップが出来るようになりたいと言う意思もお持ちでした。
そこで直に時計リズムキープ法とアクセント押韻法、そして僕のやっている簡易的なフリースタイルラップの方法をお伝えしつつ実践して頂くと、みるみるうちに感覚を掴んでいくのが分かりました。
勿論途中どうやってお教えするのが一番分かりやすいのか?と悩む場面もあります。この方の身体の構造や生い立ち、強みやニーズに合ったラップスタイルを提示したいとも考えます。ですが、それは幸せな感覚でした。
後日その方が新しく録音されたデモ音源を拝聴すると、作詞も引き締めながら言いたいことを言うという点において遥かに進化しており、自由になっているのを感じます。結果、本人の生い立ちも分かりやすい歌詞となっていました。
そしてフローも、元々はブームバップを主戦場としていた方だったのですがトラップ以降のリズムを自由に乗りこなすように。リズムキープも徐々に足場が出来て行っているようでした。こうなると、扱えるビートの幅が圧倒的に広がります。
この仕事は根本的に「お悩み解決」なのだと感じます。「もし自分がラッパーだったらラップしたいことが沢山あるのに」と感じるまだラップをしたことが無い方、そしてラッパーとして活動する中で時に音楽的に、時に作詞の面で悩みの渦の中にある同業者。僕は悩みに寄り添い、共にそれを解決します。
僕は現在もアーティストとして制作とライブをしていますが、人にラップを教える仕事も同じくらいクリエイティブで、心が温かくなる仕事だと感じるのです。
私事ですが、フリーランス2ヶ月目に突入し資金が必要なのは勿論のことです。ですが、それ以上に「ラップを教える仕事」をもっとしてみたい!それが僕の人生なのでは無いか?と感じます。
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