「北斗の拳」での必殺技はたくさんあるが、基本はまとめておきたかった。
よって、以下に記す。
北斗神拳の究極奥義「無想転生(むそうてんせい)」だけは、書かせてもらいたい。
その神髄は、無より転じて生を拾うことにあり、実態を捉えられない「無」の状態から、石を持たぬ姿なき拳を放つことで、相手は攻撃を当てることもできず、ただ防ぐ手立てのない無想の拳をその身に受けることになる。
悲しみを背負った者のみが成しうるとされており、北斗神拳の歴史の中でもこの奥義を体得した者はいないとされていたが、ケンシロウは数々の強敵たちとの闘いによって哀しみを背負うことで、歴史上初めてこの奥義を身につけた男となった。
ケンシロウ
「無想転生(むそうてんせい)」
「北斗百裂拳」
「北斗百裂脚」
「北斗有情猛翔破(ほくとうじょうもうしょうは)」
「北斗残悔拳(ほくとざんかいけん)」
「天破活殺(てんはかっさつ)」
トキ
「天翔百裂拳」
「剛の拳」
「北斗天帰掌(ほくとてんきしょう)」
ラオウ
「無想転生(むそうてんせい)
「天将奔烈(てんしょうほんれつ)」
「北斗剛掌波(ほくとごうしょうは)」
ラオウも、ユリアへの愛と哀しみを背負うことで、「無想転生(むそうてんせい)」の奥義を手にしている。
ケンシロウとラオウの闘いでの無想転生
北斗錬気闘座での二人の決闘の際には、双方ともこの奥義を身につけていたため、他の奥義が武器とならず、二人の闘いはただ力の限り殴りあうだけの赤子の闘いと化した。
ジャギ
「北斗羅漢撃」
「北斗千手殺」
リュウケン
「七星点心」
サウザー
「天翔十字鳳」
「極星十字拳」
シン
「南斗獄屠拳」
ウイグル
「蒙古覇極道」
アミバ
「アミバ流北斗神拳」
リュウガ
「泰山天狼拳(たいざんてんろうけん)」
「天狼凍牙拳(てんろうとうがけん)」
ジュウザ
「撃壁背水掌(げきへきはいすいしょう)」
フドウ
「鬼の拳」
レイ
「飛翔白麗(ひしょうはくれい)」
「南斗水鳥拳」
ユダ
「血粧嘴」
「南斗紅鶴拳」
シュウ
「烈脚空舞」
「南斗烈脚斬陣」
「南斗白鷺拳」
ファルコ
「元斗皇拳」
「元斗白華弾(げんとはくかだん)」
「元斗猛天掌(げんともうてんしょう)」
カイオウ
「暗流天破」
ケンシロウとカイオウとの闘い
ケンシロウは、北斗神拳究極奥義「無想転生(むそうてんせい)」をカイオウとの闘いの中で使用したが、「暗流天破」によって自らの位置を確保できなくされ、闘気を抑えられなくなったために居場所を看破されてしまい、破られた。
だがケンシロウは、後のカイオウとの最終戦でも再び使用し、進化したその拳で「暗流天破」を掻い潜り、カイオウに傷を与えている。
※ 「ひでぶ」「お前はもう死んでいる」
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