240818 出雲国①【18きっぷ】
「快速」で姫路まで行ったのは今回が初めて。新快速の速さに慣れてしまって感覚がおかしくなるけど、普通に速い。三ノ宮までなら阪急や阪神の特急と停車駅変わらんもんね。
残念ながら2分の乗り換えだったので、3日ぶりの駅そばは達成ならず。またの機会に。
姫路からは「Urara」に乗車。黄色電車から置き換わっているなあ。姫路から新見まで170キロのロングランありがたい!
さて、移動中に見た映画は、これまた朝から見るには適していなかった『アイアムアヒーロー』。あそこまでグロいやつとは思わず……。絶対続編あるやん!と思わせる終わり方で、今のところ作られてないのは…?
と、そんなこんなで、新見駅… の2つ手前の「井倉駅」で下車。 目的は井倉洞。
直前に見た映画のせいで暗闇での移動が怖く感じたけど…、30分ほどの長く涼しい洞窟を歩いていく。
前を歩いていた高校生カップル、デートに洞窟は渋くていいと思うよ。みんながみんな、そういうのについてきてくれる人ちゃうからね。
昼食は、井倉駅前の中華料理…などない。あるのは、こぢんまりとした商店のみ。そこで菓子パンを2つ購入(400円… 絶対高い…… 井倉価格)し、非冷房待合室で貪り食う。
やってきた電車で新見駅へ。これまたゆっくりと街の雰囲気を味わう時間もなく、4分ほどの乗り換えで、この旅の目的の一つと言ってもいい、芸備線に乗車!
正直、岡山を過ぎてから山間部に入ってからは、よくこんなところに線路敷いたな!どこにでも人住んでるな!という感想ばかり。
さすがに18きっぷ期間&お盆ラストの日曜日となると、平均乗降数14人の備後落合駅に30人ほど下車。
元々どうだったかは知らないけど、西園寺を筆頭とする交通系YouTuberの宣伝効果も大きいはず。
備後落合駅の14時台の20分間には、宍道方面、新見方面、三次方面の3つの列車が「落ち合う」ゴールデンタイムになっているそうで、元運転士の方が熱く備後落合駅や各路線の魅力を伝えたり、駅員さんも限定グッズやお茶を売ったりしていた。(限定手ぬぐい購入)
駅前にはコンビニ、商店はもちろん無く、自動販売機でさえ「ここから遠いんです…」と言っておられたのは、やはり相当な秘境駅に来てしまったと、少し恐ろしくもあった。(お茶購入)
そんなゴールデンタイムもあっという間に過ぎ、続いては木次線に乗車し、宍道駅を目指す。 超急勾配で、スイッチバックを使いながら進んでいく。観光列車の「天地」が備後横田駅までしか乗り入れられないのがよくわかった。
同じ列車に乗っている人たちの中には、やはり18きっぱーが多く、シニア世代から親子連れまで老若男女、浜松や滋賀など各地から古今東西で、それだけの魅力が木次線にはあるから…… どうか廃線だけは免れてほしいな。
乗車中、本を読んだり、少し眠ったり、景色をぼーっと眺めたり、好きな3時間を過ごし、宍道駅に到着。
さあ、ここで道が二手に分かれ、選択を迫られることになる。
①予約したホテルはドーミーイン出雲。宍道から出雲までは20分ほどで行ける。比較的早い18時ごろからゆったりと出雲の夜を楽しむことができる。
②宍道湖に来たのだから、夕陽を見ないと。晴れてるし。が、スポットは松江寄りにあるのと、普通列車の本数がないため、夕日を見てから出雲に向かうと20時過ぎになってしまう。
旅なので、①も②も「正解」です!あなたなら、どちらを選びますか?