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今日もがんばれる魔法

※以下、Mrs. GREEN APPLE【Harmony】のネタバレをしっかりしてます!まだ行ってないよ、ネタバレくらいたくないよという方は読むのを避けてください※

行ってきました、ミセスのHarmoney。
10,11月と全10回にわたって行われる【定期公演】。
またまた新たなる形でのライブ?(今回はコンサートって感じだったな)に一体どんな感じよ〜?とドキドキしながら向かった。

今回珍しくライブレポートを書いてみようと思ったのは、ひっさびさに翌日まで残る余韻を楽しめているから。
セトリや全体の演出も含めると、(フェーズ2に入ってからは)ゼンジン(前人未到シリーズ)やノア(NOAHnoHAKOBUNE)の方が好きだった。
だけどここまで印象に残った理由は、そう、近かったから。(笑)
フェーズ2になってから初めてのアリーナ、5列目。忘れていた鼓動と高揚感。2階席以上は心臓も耳もドクンドクンしないもんな。
だけど、その近さでザ芸・能・人を見られたから余韻が残っているというわけではなくて、この近さだからこそしっかり見えるメンバーの表情や息づかいに心が震えたから。
その中でも特に圧倒された2曲を書き残しておきたい。

ア・プリオリ

「青と夏」のカップリング曲で、元から大好きな楽曲。
今回は本当に本当に痺れた。
そもそもなぜア・プリオリが好きかって、普段心の中に自然と宿ってしまうモヤモヤが言語化されているから。
最も好きな部分は

味を占めたのかしら あらもう そのモードで
聞く耳を持つこと忘れた大人  
偉いもんね 偉いもんね?

Mrs. GREEN APPLE「ア・プリオリ」

ね?自然に眉毛と口角あがっちゃうでしょう?
何度、理不尽な言葉や悶々とする状況で悩むときにこの曲を思い浮かべたか。
ステージ上の大森さんは、そんなこと全部分かってくれてるような表情で、歌い方で表現してくれるから最高。
照明の演出も曲のアレンジもかっこよかったなぁ。
今度から「偉いもんね 偉いもんね?」ってつぶやきながら今回聴いたア・プリオリを思い出すことになりそうだよ。


They are

この曲も思い入れのある1曲。
久々のThey areを聴きながら、アンサンブルツアーの時に聴いた同じ曲を思い出した。
アルバム「ENSEMBLE」の中に入っている曲。ちょうどリリースされた当時に失恋したばかりの私はThey areを聴いて泣いてばかりいた。(笑)
今でも聴いたら泣くか気持ちがズーンとなってしまうので、よく聴くプレイリストからはわざと外している。
とにかくとっても思い入れのある曲なのだけれど、聴き重ねはしていない。だからこそ、今回改めて聴いて思い出したのだが、私は歌の中の一人称"僕"に共感していたのではない。
曲の中では"僕"は愛されていたのに気づく、のだけれど、当の私は振られた身。
そもそも私たちとThey areの2人には共通点はまるでなかった。
敬遠していた曲だから、勝手に思い出を塗り替えていたのだろうけど、
「あ、当時の私、They areの"君"になりたかったんだな。よっぽど傷心していたのか」と回想するなど。

まぁ何にせよ、いつ聴いてもとても惹かれる曲。
最後、ためてためて、ためた

全てが 昨日のように  感じるんだ

Mrs. GREEN APPLE 「They are」

は沁みたなぁ。


ということで、満足感得られたHarmony。
きっと、あの景色をまた見たくて、今後も追っかけていくんだろうな。
いつもライブが終わると、メンバーに、ありがとうじゃ足りない感謝の気持ちが高まる。
今日も明日も明後日も、頑張ろうって前を向けるのはあなたたちのおかげです。

さて、今日も仕事するか。

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