わたしの中の貞子さん
わたしの心の井戸の中に貞子さんがいます。あの有名なホラー映画の「リング」に出てくる貞子さんです。
貞子さんが私の心の井戸から這い上がって出てくるのは月1程度のサイクルです。
そうあの生理の時です。出てくる時はある日突然です。前触れもなく、急に井戸から出てくるのです。出てくるとわたしの感情を真っ黒の闇へいっぱいにさせてしまいます。
生理前にイライラする感情的になってしまう。体がだるくなる。腰やお腹が痛くなる。若い頃は頭痛と腹痛に悩まされていました。どちらかというと身体面で痛みがあった10代、20代。
しかし年月を経て、最近感じるようになったのは、身体的なものより精神的なものが大きくなっている気がし始めてきました。女性ホルモンが崩れ始めてきているのです。
貞子さんが段々と暴れるようになってきたのです。最初は全く気にしていなかったいつものことが最近の貞子さんは強くなってきました。
12月の貞子さんはひどかったのです。それこそ職場で上手くいかなかった時に貞子さんはわたしの心の中を真っ黒く染めました。
いつもならなんてことのないことが、闇の井戸の底へ貞子さんがひっぱっていく感覚。
「死にたいな」
1人になった時、強く感じてしまったのです。どうやったら死ねるだろう。死ぬ方法を一瞬でも考えました。そしていま、わたしが死んだら、明日の残された人たちは「え?なんで?死んだの?そんなふうには…」と驚くに違いないって、そんな未来まで想像したりして…
死ぬ時の気持ちってこんな感じなんだろうとそんな冷静に考える自分もいたりして…
でも事を起こさなかったのは、思い直しながら、疲れているんだと甘いものを食べて自分を労わろうと思えたからいまこうやって書くことができたのだと思うのです。
ただ毎回そんな感じだともうやってられないことをTwitterで呟くとフォロワーさんがPMS(月経前症候群)ではないかと教えてくれました。薬を飲んだほうがいいですよとも教えてくれました。
PMSはイライラする。怒りっぽくなる。肌荒れになる。腰の痛み、頭の痛み、下腹部の痛みなど様々な症状が現れるものです。人にやって様々なので軽い、重いもあるのだと思います。
そしてライフステージで変化するそうです。30代が一番重いそうです。ちなみにわたしは30代を過ぎていますが、多分今がちょうどいろんな変化がある時期なので重めになっているのかと。
原因があれば対処して行けば良いこと。小さいことでイライラを感じるようになったり、気分の落ち込みがあったら薬を飲もうと変えてみました。
1週間前に、「あれ?くるかも…貞子さんが。」と思い始めて飲み始めたものの全く来ない生理。
貞子さんはフェイクをかましたのか?
と薬を飲むのをやめていたら、今日やっときました
でも貞子さんが暴れるのでわたし月1回は感情的になるんだよねというのは違うので、やっぱり薬はちゃんと飲むべきだなと思いました。
まだまだこの先も心の中の貞子さんとお付き合いしないといけないのですから。