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記録

毎日過ぎていく時間の中で
ただただぼんやりと漂うのではなく
きちんと記録として
残しておくことにした。

自分は何者でもないが
人間の独特の
あの重々しい感じ
それがどうも嫌なのだ。

自分がそうあった
そう習った
そういう環境
その流れ
それがあっての自分だから
他の人にも同じように
自分が嫌だと感じたことは
忘れてしまったかのように
同じ痛みを
さらには倍増させてまで
与えることの悲しさよ
愚かさよ
弱さよ

もう忘れてしまったのか
それとも感じなくなったのか
そのことに何も感じなくなっていると
するならば……
するならば……

同調圧力
集団心理
個々が戦うにはあまりにも
あまりにも……

幸せになりたい。
みんなが思って生きているだろうに。

もっともっと明るいほうに
向かうがいい。
あの暑い夏に咲く向日葵のように。
まっすぐに一面に咲く
向日葵のように。
光を浴びて
影は見せずに。