自分で選択することの大切さについて私が思うこと

こんにちは!

一昨日、阿見アスリートクラブ所属の田母神くんとLAWSON所属の石塚晴子ちゃんがインスタライブを行っており、見させて頂きました!
二人の経験や、そこで感じた事・学んだ事・考えた事などが語られていて、聞いていてとても楽しく、有意義な時間を過ごさせて頂きました。

二人のお話しを聞いていて、私が大学時代に学び、今もなお興味をもち学んでいる“教育”の観点と共通する点が多いと感じたので、今回は一つのキーワードを取り上げて、noteで掘り下げていきたいと思います。

二人の会話の中で共通していたのが「良い指導者とは、色々な選択肢を与えられることを言うのではないか」というものでした。私も同じ考えなので、とても共感しました。
今回は、この“選択“について、私の今までの経験を踏まえながら、考えたことを書きたいと思います。

「良い指導者とは何か」
この“指導者”の部分は、“教え導く者”として、“親”にも言い換えられると思います。今、指導を受けている立場の人であっても、多くの人は“親”になり、ある意味、子供の“指導者”になると思うのです。そういった意味で、良い指導者とは何かを考えることは、何も学校などの教育現場で指導者を目指す人に限った話しではなく、多くの人が考える必要のある議題だと思います。

私は、いずれ“親”になった時、子供には良い人生を送ってほしいと思います。では、子供が良い人生を送るためにはどのようにアプローチすれば良いのでしょうか?そもそも、良い人生とは何なのでしょうか?

私は、良い人生とは、『自分の意思と自分の責任で選択した道をいく事』だと思っています。

そして、私が親になった時に子供にしてあげられる事は、決して自分がさせたい事を押し付けるのではなく、様々な選択肢を与えてあげることであり、何をするかの最終的な決断は子供が決める事が大切だと思っています。

有り難い事に、私は今まで、自分で決めた道を進みながら、沢山の方に育てて頂いてきました。

私の両親は、自分でやりたい事を決めさせてくれ、進路についても自分で決めさせてくれました。習い事や進学先についてはいくつか案を出してくれましたが、最後はいつも「あなたの人生なんだから自分で決めなさい。あなたがやりたいと思う事をしなさい。」と背中を押してくれました。今でも、親から送られてくるメールの最後には「私たちはあなたの一番側にいる応援団です」という言葉が綴られています。

私は、そんな両親のおかげで、自分の考えを持つ事の大切さや、自分が進みたい道を自分で選択する大切さを自然と学ぶ事ができたように思います。

もし、親が子を思うあまり、良かれと思って一方的に自分が子供にやらせたい事を押し付け、行かせたい学校に進学させたらどうでしょうか。社会的に見て“成功”したとしても、本質的な幸せや充実感には欠けてしまうと思うのです。なぜなら、自分の人生なのにまるで人の人生を生きているかのようになってしまうからです。親の顔色を見ながら、親が望むものを選ぶようになったとして、それが子供のためになるのだろうかということです。

これは、親に限った話しではなく、他の全ての“指導者”に置き換えても考えられると思います。子(教え子)の人生を、一部であっても共に過ごすといった意味で一緒だと思います。

自分で選択をするということは、おのずと自分の人生に自分で責任を持つことにも繋がります。自分の意思なく他の人に決められた道を進んで、もし上手くいかなかったとしたら、もしかしたらその理由を自分ではなく他のものに向けてしまうかもしれません。そんなのは、失礼だし、何より自分自身が楽しくないと思います。

例えば、同じ物事を経験するにしても「指導者がダメだと言うからやめました」というのと、「自分が失敗したからもうしません」では、得られるものが全然違うと思います。自分が主体となって選択し体感するからこそ、そこに学びがうまれ、本当の意味での主体性が育まれていくのではないでしょうか。

自分がやりたいと思ったことを自分で選択するからこそ、自分の責任で自分の人生を生きる事ができ、振り返った時に悔いのない良い人生を送れるのだと思います。

今回は、“自分で選択することの大切さ”について私が思うことを綴らせていただきました。

今、コロナウイルスの影響で、何が起こるか分からない未来は、ますます先が読めないものとなっています。そんなとき、自ら考え切り拓いていける力を身につけることが、未来を明るくする事に繋がっていくと信じています。日々、今できることに向き合いながら、そして、危険と隣り合わせになりながらも命をかけて闘ってくださっている医療従事者等の方々に感謝しながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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