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4年

2020年7月16日

2020年7月16日、欅坂46初の配信LIVE「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」が開催された。2019年9月19日の東京ドーム公演以来10か月ぶり、そしてあの2020年1月23日以来、初のLIVEであった。
しかし、このLIVEが始まる前からほとんどの人が欅坂46の終焉を予感していたといっても過言ではないだろう。

「欅坂46より、皆さまへ重要なメッセージをお伝えする予定です。」

開催三日前、欅坂46メンバー&スタッフ一同の名で発表されたこの一文を、当時の私はとても楽観視することはできなかった。そしてその不安感は、LIVE開幕に向かうにつれ大きくなるばかりだった。


欅坂46公式Twitter 2020年7月15日投稿より引用

「LIVEのロゴマークの白い三角形は、欅坂46の改名を表すのではないか」
「わざわざKANJI KEYAKIと書くからには何か理由があるのではないか」

「欅坂46は解散するのではないか_____」

LIVE開演前から、ファンの空気感は正直異様なものだった。
私も久しぶりに欅坂46を観られる喜びと、莫大な不安感を抱いてLIVE開演の19時を迎えた。

LIVEの内容については詳しくは触れないが、本当に素晴らしいものだった。
「太陽は見上げる人を選ばない」に始まり、新二期生初めてのLIVEパフォーマンス、山﨑天センターの「大人は信じてくれない」など、欅坂46の未来を感じさせるものであった。

そしてLIVE終盤の20時45分、欅坂46の改名が発表された。

驚くあまり涙は出なかった。
解散という最悪の展開を覚悟していた私はむしろ「前向きなお別れ」という言葉に安心感すら抱いていたのかもしれない。


2024年7月16日

あれから4年が経った。
櫻坂46へと改名したグループは、欅坂46が成し遂げられなかった9枚目シングルのリリース、そして2度の東京ドーム公演を成し遂げた。

「あの改名は正解だったのか。」

この4年間、事あるごとに議論が巻き起こった。
この問いへの答えは人によって違うだろうし、明確な答えはない。

しかし間違いなく、今の櫻坂46は4年前誰も想像し得なかったステージに立っている。


「欅坂46を、超えろ。」


無茶に思えたこの言葉にすら現実味が伴ってきた。
今の櫻坂46には目に見える数字だけでなく、明らかな「勢い」が存在する。

あの頃の欅坂のような、どこに向かうのか分からない大きすぎる力ではなく、メンバー・運営・ファンが一つのチーム櫻坂としてただひたすら上を目指すような勢いが。


「これだから人生は面白いですね やってやろうと思います」

藤吉夏鈴 2020/07/19 公式ブログより


これからの櫻坂46はどんな景色を見せてくれるのか。
そしてBuddiesは櫻坂46にどんな景色を見せることができるか。


今後も櫻坂46へ、全力でぶつかりたいと思った。






なのでLIVEの券をください(号泣)





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