個展を終えて思うこと
またまたお久しぶりとなってしまいました。
11月8日~11月17日まで開催しておりました
RA初の個展『小さな宝物~ピエニアーレ展~』が
無事終了しました。
ここで個展を終えて
色々と思うこと、心の収穫となったことなどを
綴っていこうと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。
その前にRAという作家がどういうやつなのか!?
気になる方はこちらから
↓↓↓
私の個展。
私の個展は、私のオリジナルイラストたちの
世界を存分に広げさせていただいた展示会でした。
なんというか、
小さいころ、お気に入りのおもちゃやぬいぐるみ
宝物なんかをひとつの箱にたくさん敷き詰めて
旅行などに持ち出した記憶がある方いらっしゃいますか?
私は幼少期にそのようなことをよくしていました。
旅行先でたくさん持っていくもんだから
帰り際になって「あのぬいぐるみがない」「あのおもちゃがない」
なんて言うもんだから母がよく怒っていました。
そんな記憶があるいわゆる ”わたしだけの宝箱” 。
その宝箱の中身を思う存分広げて、皆さんに見ていただいたような
そんな個展となったのかなと思っています。
自分の中の今まで大事にしてきた宝物っていつになっても
いくつになってっも懐かしく思ったり
大切に思えたり、心が癒されたりするものですよね。
小さな宝物があれば、人生を歩んでいける
個展開催前はハプニングもあり、ギャラリーのスタッフの
皆様にかなりのご迷惑をおかけしながらも
無事に開催当日を迎えることができました。
その後は毎日ほぼ欠かさずインスタを更新して
リール動画を上げたりなどを
自分の人生の中で一番必死にやっていたと思います。
やっぱり、個展は特別なもので
私しか造り出せない世界観の中に入って楽しんでもらいたいという
思いもあったし。
普段、お疲れ様の皆さんに
少しでも癒しを感じて貰えたら
という思いもありました。
そして、ここが大きな支柱となる
部分なのですが、
このタイトルにもあるように
小さな宝物。
私の集めてきた、作り上げてきた
小さな宝物=作品を見ていただいて
ご自身の心の中に眠っている
小さな宝物を思い出してもらいたかったんです。
そういう小さな宝物があると
人生が大切に思えたり
自分自身を大切にできると思うんです。
そして、なにより人生を豊かに歩んでいける
気がしています。
大きな宝物ではなくても
自分の中の小さな宝物があれば
生きていける気がします。
落ち込んだ時も
誰かを失って悲しくて辛くてどうしようもなくても
きっとその小さな宝物が
心を照らしてくれる灯となると・・・・・。
作品たちへの思い
私の作品は
動物たちと子供たちを題材にした作品です。
ただ単に動物が好きでとか子供が好きで描いているわけでは
ありません。
もちろん、好きだからというのは大前提ですが
私の人生で動物たちも子供たちも
深く関わりのある者たちであって、私の人生観を大きく変えてくれた
者たちであるからです。
彼らが教えてくれることは
可愛さや無邪気さ時に切なさ
そして、
命があることの尊さを教えてくれています。
私は一児の母であり、現在はハイシニアの犬も一緒に
暮らしているのですが、
以前は、モルモット2匹にうさぎ1羽も一緒に暮らしていました。
しかし、みんな高齢になりやがて天性を全うし順番に旅立っていきました。
この子たちが私のイラストの『morleys』(モーリーズ)のモデルと
なっています。もちろん、ハイシニアの犬もそうです。
そして”一児”も私のイラストである『nennnenojikan』(ねんねのじかん)
のモデルとなっています。
我が子を通じて出会った子供たちからもたくさんのインスピレーション
をいただいて、nennnenojikanができています。
動物たちも子供たちも私の常識を大きく変えてくれた
存在であり、これからもきっと人生を教えてくれる
存在であり続けるんだろうなと感じています。
だからこそ、彼らからキャッチできたものは
表現していきたい。
そんな思いで描き続けてきました。
その思いも個展では表現できたかなと
満足しています。
心の収穫となったもの
心の収穫となったものは
とにかく、やり遂げられたことですね。
子育てと仕事とハイシニア犬の介助をしながらの
個展の準備は凄まじい日々でした。
でも、不思議と仕事で追われている時よりも
楽しく取り組めていたんです。
自分だけの世界を思う存分表現できるのが
個展のいいところでもあり
逆に大変さでもあったと思います。
展示でも急にこだわりが出てしまう場面もあって
何度もギャラリーのスタッフの方に直しを依頼して
しまったり。。。
でも、ここまでこだわりを持てたから
満足いく個展を開催でき、満足いく形で
終えられたんだと思います。
今後の自信と精神力を鍛えられましたね。
またしばらくしたらどこかで
個展を開きたいなと思っています。
もしもご興味がございましたらぜひ、
RAの個展に足をお運びください。
もちろん、その他の展示会もございますので
ぜひ、お越しください。
それでは、個展のお話はこんなところで失礼!