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「ex(feat.友希)」コライト配信レポート〜宮田'レフティ'リョウ presents CO-MUSICATION ROOM〜

宮田'レフティ'リョウ presents CO-MUSICATION ROOMにてコライトされた楽曲「ex(feat.友希)」(以下「ex」)が先日1月17日に配信リリースされました。


こちらの楽曲が完成するまでの配信について、レポートを綴っていきます。


〇About 友希

岐阜県出身のシンガーソングライター。
SAKAE SP-RINGやイナズマロックフェスなど多くのライブに出演されています。
また、昨年は自主企画である大塚紗英さんとのツーマンライブ「Unplugged」や東名阪を回るワンマンツアー「友希 LIVE TOUR 2023 ''Sweet&Spicy''」を開催していました。

その楽曲の多くがレフティさんとの共同制作で作られています。

友希 オフィシャルサイトより写真引用




①曲が完成するまで(2021/06/06~07/09)


〇曲作り(2021/06/06)

CO-MUSICATION ROOM VOL23
にてレフティさん、友希さんのコライトが開始しました。

テーマとなるキーワードは「雨」「車」「失恋」。
別れた恋人を思い出す女性をイメージしているそうです。
こちらは先月リリースされた「MemoReal (feat.椎名慶治&TEEDA)」(以下「MemoReal」)と関連性を持たせ、アンサーソングになるとのこと。

レフティさんのアイデアからイントロとアウトロは車のハザードランプ音を使用することに。エモさが出ていて素敵ですね。

オシャレなコード進行に合わせてメロディを乗せ、試行錯誤を繰り返していきます。
そして、大枠のメロディができたらオケ部分も作り、どんどんと曲になっていきました。
お二人とも即興で行っていて驚きでした。さすがプロ...

CO-MUSICATION ROOM VOL23より
配信の模様


サビ部分では声を機械音に変えるボコーダーを使っていたのが印象的でした。
一気に雰囲気が出てとても好きです。

ドロップ部分ではイケイケなシンセやビートなどのトラックが追加されていきました。一気にクラブミュージック感マシマシに。
まるでDJレフティ。あっという間に配信がフロアになりました。

ここまで約2時間半。
こんなペースで曲ができてしまうなんて、すごすぎます...
1から曲が出来上がっていく貴重な過程を見ることができて感激でした。
また、ところどころ解説を交えながら進めてくださっていて大変ありがたかったです。


〇歌詞作り(2021/07/09)

CO-MUSICATION ROOM VOL25
にて引き続き楽曲の歌詞作りが行われていきました。

「MemoReal」の歌詞を参考にしつつ、曲のストーリーを構想し歌詞を作り出していきます。

2.3年付き合っていた恋人を振り、既に新しい恋人と一緒になっている彼女。
ドライブデートの最中、ふと思い出の場所を通りかかって元恋人を思い出してしまう。
そんなイメージに固まっていきました。

配信を見ているサロンメンバーの意見を拾いつつ、歌詞をブラッシュアップさせていきます。

CO-MUSICATION ROOM VOL25より
配信の模様


また、曲のタイトルもサロンメンバーのアイデアを参考に検討されました。
そして「ex」(エックス) に決定!
元カレ、元恋人といった意味があるそうです。



②楽曲アレンジ(2021/08/01)

CO-MUSICATION ROOM VOL26ではレフティさんによる楽曲アレンジが進められました。

前回の配信で作成したデモ音源を流しつつ、気になったところを変更・アレンジしていきます。

音色のエフェクトやフレーズの検討、追加など細かい作業を行っていました。
ピアノだけでも何種類もの音色があり驚きました。
フレーズも色々なパターンを試行錯誤して決定しており、レフティさんのこだわりが楽曲に詰め込まれていくように感じました。

個人的にはドロップ部分のチャラいハイハット(レフティさん談)が大好きです。細かいビートとチャキチャキした感じの音色がイイ。

他にも音の長さや間隔を調整して”生”感を出したり、ボーカルにリバーブをかけたり、ハモリを追加したり...

配信を通して、ひとつひとつの細やかな作業が曲をより素敵にしていくのだなと感じました。
まるで魔法がかかっていくかのようです。


③ボーカルREC(2022/02/05)


CO-MUSICATION ROOM VOL31にてボーカルレコーディングが行われました。

友希さん曰く、歌い方としては「ナチュラル」な方向でいきたいとのことでした。
曲の主人公である女性が自分の中でぽつぽつと元恋人のことを思い出しているイメージで、強すぎず太すぎず…といった感じだそう。

曲に沿ってAメロ→Bメロ→サビ
最後にフェイクの順に録っていきます。
最初は色々なパターンを試し、録っては聴いて、気になるところを修正してまた録って...を繰り返していきます。

CO-MUSICATION ROOM VOL31より
配信の模様


発音や息遣いなど細かいニュアンスまでこだわっていたことが印象的に残っています。
いくつか録ったテイクから良いところを抽出し、
ひとつのテイクにしていく方式で進めていました。

2番のAメロ「どうしたの 右耳を撫でる」のテイクはサロンメンバーが好きなものを投票することに。
題して「第32回どうしたの選手権」(笑)
3つのテイクを聴き比べて選んでいきます。
私は聴いてて好きだな~と感じた2テイク目に投票しました。

投票と審議の結果、「どうしたの」は3テイク目、「右耳を撫でる」は2テイク目が採用されました!

ちなみに、レフティさんはテイクを選ぶにあたってピッチ・リズム・ニュアンスの3つを大事しているそうです。
ピッチ、リズムに関しては修正できるものの、ニュアンスが失われてしまう恐れがあるとか...

この後のパートも選手権を開催しつつ(?)順調に進んでいきました。

個人的にドロップ部分後のサビの歌い方がとても好きです。
感情が爆発したような気持ちの高ぶりを感じてエモい...
感情の込め方が1・2サビとは全然違っていました。
素敵すぎます。

こうして約2時間半にわたるレコーディングが終了しました。
どのテイクも素敵でしたが、その中から選りすぐりがひとつのテイクに...!
レフティさんによると、歌が上手な人のテイクを選ぶのは難しいとのこと。
どれも良くて選べな~い!状態ですね。


④エンジニアさんによるMIX(2022/03/03)


ボーカルRECが終了し、続いてはMIX。
CO-MUSICATION ROOM VOL32の配信にて行われました。
前半に「MemoReal」、後半に「ex」の作業が進められていきます。
こちらエンジニアの岸本さんが担当してくださっていました。
配信も岸本さんのスタジオから中継。
「MemoReal」の椎名慶治さんも登場されていました。

まずはトラックダウンという音の調整から。
レフティさんと岸本さんで検討、吟味しながら調整を行っていきます。
トラックごとの音量、リバーブのかかり具合の調整やイコライザーを使用したり...といくつもの工程を経てバランスを整えていきました。

トラックダウンの作業終了後は、マスタリングという最終調整が行われてリリースされる音源が完成します。
いくつもの過程を経て皆様の耳にお届けされているんですね。


⑤実際にライブで聴いたレポート(2021/10/30〜2023/10/28)


このようにして完成した「ex」ですが、2021年10月30日に開催された「友希 Birthday Live 2021 #YOLO」にて初披露されました!
(レフティさんもキーボードで参加されていました。)

ライブver.では尺長めにイントロのハザードランプが流れ、友希さんとレフティさんが登場。
二人体制での披露でした。

BARKS JAPAN MUSIC NETWORK【ライブレポート】友希、シンガーソングライターとしての新たなスタートを刻んだバースデーライブ<#YOLO>より写真引用


切ない歌詞も相まって、浸りながら聴き入っていました。
曲終わりのフェイクのアドリブもとても良い.......

何よりも、1から制作過程を見ることができた曲を生で聴けてとても嬉しかったです。

また2022年に開催された「友希 1st live tour -Heart-」(以下Heartツアー)、2023年の「友希 LIVE TOUR 2023 ''Sweet&Spicy''」(以下SSツアー)でも披露されていました。

アニメイトタイムズ「声優・アーティストの若井友希さんのソロプロジェクト「友希」のツアー「友希 1st live tour -Heart-」千穐楽公演公式レポートが到着! 最終公演に伊藤千晃さんがサプライズ出演!」より写真引用


Heartツアーは名古屋・大阪公演限定で、制御型のサイリウムブレスレットが配られました。
「ex」のドロップ部分では照明に合わせてカラフルネオンに点灯していたことが印象に残っています。

SSツアーは夜公演での披露でした。
昼公演はSweet、夜公演はSpicyというコンセプトのライブだったのですが、「ex」は夜のSpicyな雰囲気にピッタリです。

SSツアー撮影可能コーナーにて
撮影:ビートさん(@bito_ko)


Heartツアー以降のライブでは、ドロップ部分から残りのバンドメンバーも演奏に加わっていました。
バンドサウンドの重厚感を感じてとてもカッコよかったです。


⑥総括

ここまでコライト配信を振り返ってきましたが、とにかくお二人の作る楽曲は最高!これに尽きます。

楽曲が完成するまでをほぼノーカットで全て見れるという貴重な体験ができて感無量でした。
配信中に楽曲作りに参加できたことも大変嬉しかったです。
これぞオンラインサロンの醍醐味ですね。

配信の中でMVを作るといったお話もありましたが、こちらの今後の動きにも注目していきたいです。

さて、来月以降も12ヶ月連続配信リリースは続いていきます。
次回はどんな素敵な音楽に出会えるのでしょうか。
「MemoReal」と「ex」をリピートしながら楽しみに待ちたいと思います。


「ex(feat.友希)」ジャケット写真
サロンメンバーからの公募で決定しました


Ryo'LEFTY'Miyata「MemoReal(feat.椎名慶治&TEEDA)」
各サブスクリプションで好評配信中🌉




○友希's Info🎸


友希 「7cm」MV 👟🫧


友希「ファンデーション」MV 💄



その他の楽曲も各サブスクリプションで好評配信中
🎧


友希 オフィシャルウェブサイト


友希 オフィシャルInstagramアカウント
https://www.instagram.com/yuki_wakai/


友希 オフィシャルTikTokアカウント
https://www.tiktok.com/@yuki_wakai


友希 オフィシャルXアカウント
https://twitter.com/iRis_w_yuki








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