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看護の業界では、定年退職前後も現場で働き続けるナースを『プラチナ・ナース』と呼びます!
高齢者の呼び名で一般的な言葉として「シニア」や「シルバー」を思い浮かべますが、看護の業界は、ちょっと違います!
看護の業界では、定年退職前後、現場で働き続ける看護師のことを、シルバー・ナース、シニア・ナースとは言わず、『プラチナ・ナース』と呼びます。
『プラチナ』は『希少価値がある』という意味
長年の経験から得れた知識・技術は貴重なものです。
『プラチナ』には、少子高齢社会において、定年を迎えてもなお、その知識・技術を活かして、看護の現場で輝き続けてほしい(働き続けてほしい)という思いが込められています。
看護業界も例外ではない!深刻な人手不足
最近、驚きのデータが示されました。
それは、我が国の看護師の「9人に1人」が『プラチナ・ナース』である、ということです。
つまり、9人に1人が、定年退職間近の看護師である、ということです。
言い方を換えれば、プラチナ・ナースの方々が、現場に残ってくれなければ、我が国の看護師人口は、減少の一途を辿り、看護師不足を加速する結果になる、ということです。
輝き続ける『プラチナ・ナース』であると同時に、人を輝かせる『プラチナ・ナース』であってほしい。
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プラチナ・ナースの看護師は、管理者として働いている方も多くいます。
現場の看護師と看護管理者では、同じ看護師でありながら、業務内容にはかなりの違いがあります。
厳しい言い方かもしれませんが、特に看護管理者は、現場感覚を失っている人が多く、そういう方が、退職後、同じ施設内の現場に入ると、元上司というプライドが邪魔をして、職場の雰囲気が悪くなるケースもあります。
『プラチナ・ナース』の知恵と経験は、本当に貴重なものですが、それを個人のものとして使用するだけではなく、後進のナースを育てる(輝かせる)『プラチナ』として、活用していただきたいものです。