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ウルトラQ第3話「宇宙からの贈り物」

こんにちは、らんまるです。今日はウルトラQ第3話「宇宙からの贈り物」を見ました。今回の怪獣は結構な人気があるのではないでしょうか…?知ってる人も多いかも!

少し前に火星へと発射された探査ロケットが、前触れなく突如帰還しました。

波間を漂う探査ロケット。一体何が…

内部には、地球では採れることのない未知の繊維物質と、謎の球体が2つ入っていました。早速高名な学者さんたちが調べてみるものの、一体これらが何なのか、何の意味があって探査ロケットに積まれてきたのか、皆目見当もつきません。

頭を抱える一の谷教授。

なお、「いかにも博士ですよ」といった容姿のこの一の谷教授、準レギュラーです。これからしょっちゅう登場しては、超常現象の解決に一役買っていきます❗

とりあえず金庫に保管されていた謎の球体ですが、ここで思わぬハプニングが…金塊だと誤解したギャングに盗まれてしまいました!分からんでもないけども…

盗まれた球体。紛らわしい金色だったのがどうにも…

ギャングは何の因果か星川航空のセスナを強奪し、大蔵島という離島まで逃げ去ります。あながち無関係でもなくなった万城目、一平、由利子のいつもの三人はギャングの後をおいかけます。

一方のギャングたちは人目のつかない洞窟に逃げ込み、盗んだ現金をウッキウキで数えていました。つまずいたギャングの片割れが、先の球体を温泉に落っことしてしまいます。それに気づかずしめしめと札束を眺めていると、何やら球体がムクムクと大きくなっていき…


顔を覗かせるナメクジの化け物。

ぎょろりと光る目玉が現れた!!どうやら球体の正体はこの妙ちくりんな巨大生物の卵だったようです。

万城目たちが駆けつけた頃にはギャングたちはカチンカチンに固まった変死体となっており、洞窟を突き破って怪物が出現!三人をじりじりと崖っぷちまで追い詰めます…!

あわや絶体絶命…と思われたものの、崖が崩れて怪物は海にドボン!そのまま溶けて果てました。


ナメクジの化け物、大海に沈む。

事件は一件落着かと思われましたが、思い出してもらいたい…

球体はもう一個あったぞ…?

なんともう一個の球体は、何も知らない一平がチェーンを付けて由利ちゃんにプレゼントしちゃいました!あぁ、なんてこと!!

さらに間の悪いことに一の谷教授の実験室のアルコールランプで偶然暖められてしまい、二匹目の怪物が…


窓から覗くナメクジの化け物。

一の谷教授が助手に塩水を用意するよう指示し、この怪物も海水によって倒されることをナレーションが告げて物語は終わります…すごい終わり方だのう…。

最後に残った謎である、「なぜ探査機に怪物の卵が積まれていたのか」についてはっきりとしたことは分かりませんが、一の谷教授は「火星に住む知的生命体が、地球人のやみくもな宇宙開発にたいする挑戦、あるいは警告のつもりで送り込んだのかも知れない」と語ります。

後のウルトラシリーズでは、火星にコロニーを開発している作品がいくつかありますが、どうやら「ウルトラQ」の世界には、火星人が先住しているようですね。

火星人が登場しないために、本当に火星人がいたのか、攻撃の意図があったのかがはっきりと分からないところが、宇宙に対する謎や恐怖を引き立てて面白いです。
また、宇宙から送られてきた怪物がメチャクチャ気持ち悪いのではなく、どことなく愛着の持てる外見なのも、まさにウルトラ怪獣って感じがしてだいすきです♥️

そして今日の怪獣。


火星怪獣 ナメゴン

大ナメクジの化け物、ナメゴンです!映像作品での出番はあまり無いものの、ウルトラQの怪獣の中ではけっこう有名ではないでしょうか?

なめくじのように動きはにぶちんですが、目から発射する怪光線は、人間をガチガチに固めて殺してしまう殺人光線です!

顔つきは愛嬌があるのですが、近くで見るとテラテラしていてけっこう気持ち悪い感じがします。

宇宙からの怪生物をあえてモンスター然とせず、地球の生き物であるナメクジに寄せていくのがなんとも不思議ですが、気味の悪さと愛嬌が同居した秀逸なデザインだと思いますなあ✨

昔、指人形もってました。どこ行っちゃったんだろう…

ではまた次回。

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