えいがさきソロ曲感想

えいがさきのソロ曲をフルで聴いてなんか感想を長文で書きたくなったのでnote始めてみました。
語彙力に自信がないただのオタクが感じたままに書いてるだけなので、ご了承ください。

・Rise Up High!

えいがさき1発目にきたこの曲。いやもう聴いててひたすらにアガるしもうノリノリになりますね。今までのしずくの曲って曲の中の人物を演じる、みたいな曲が多かった気がしますが、Rise Up High!は今が楽しい!っていう感情を、等身大のしずくが自分をありったけさらけ出して歌っているように聴こえます。
アニメ1期では自分を出す事にあんなにためらいを感じていたしずくが、こうやってはじけて自分の感情を想うまま歌っているのがすごくいいですね…。
歌詞も君の感情や視線を独占したい!っていう熱い気持ちをストレートに伝えてくるのがまたかわいい。
虹ヶ咲を知った最初のころはしずくはお淑やかで真面目系の子なのかと思っていたのですが、2期のA・ZU・NA回での妄想とか今回のえいがさきで先手必勝!ってノリノリでライブを始めたりするところとかを見ると、感情豊かではっちゃけたりするのが大好きなかわいい女の子なんですよね。
桜坂劇場の前で桜坂~ってやったり、新ステージの宣伝をテンション高くやったり、なんか今回のしずくは曲も合わさってかわいさ全振りな感じがして本当にかわいいです。
小悪魔LOVE♡もかわいい路線でしたが、Rise Up High!はしずくのままのかわいさを全面に出して私を見て!っていう感じなのでまた違った一面を感じられていいですね。

曲の音作り的な感想としては、ノリノリビート系で絶対ライブで聴くのが楽しい曲ですね。とにかくリズムがいい。歌詞の当てはめ方も好き。でもライブで歌うの難しそう。あと低音の響きがめちゃくちゃ好きです。映画館で聴いた時のあの響き具合すごかった。offvocalだとより低音が際立ってるのでぜひ。爆音で流すの楽しすぎますね。

7thライブセトリ1発目で聴きたいな。クラップもしたいな。とにかく早くライブで聴きたい!ってなる曲です。


・Daydream Mermaid

まずですね、歌詞を見てビックリしました。映画館とか試聴動画で聴いた時はずっと追いかけて~追いかけて~と思ってたところが実はOh.we can get there. 追いかけて~でした。最初のところは英語だったんですね。うわ~これすごい言葉遊びだなあと。他にもそういった箇所がいっぱいありました。河村監督のつぶやきによると逆空耳にしてほしいというリクエストで作詞のAyaka Miyakeさんに頼んだみたいです。
いやー歌詞見るまで全然気づかなかった。面白い仕掛けですね。
彼方ちゃんの曲って結構歌詞に英語が出てくる事が多いんですが、発音が聴き心地よくて今回はさらにそのよさが出ていて最高です。

それでは感想というか…なんかね、この曲とにかく彼方ちゃんが楽しそうに歌ってるのがすごく好きなんですよ。自分の夢がこんなに広がったんだよって、こんなにも楽しい事はないよってずっと歌ってるのがもう愛おしくて愛おしくて。

映画では歌う前に彼方ちゃんがいっぱい夢を語ってくれるんですが、調理師の資格取りたいとかデザインをしたいとか、とにかくわがままなくらいいっぱい語ってくれて。
彼方ちゃんってアニメ1期の時はわがままという言葉を少しマイナスな感じで使ってたような気がしていたのですが、映画ではわがままという言葉をプラスに捉えて使ってるように思えました。
妹の遥ちゃんのために同好会をやめようとしていた彼女が、自分のやりたい事を我慢しようとしていた彼女が、映画ではやりたい事を全部やる、未来はどんな可能性も夢もあるってとにかくポジティブに歌ってるのがなんか泣けるというか。
欲張りな自分をこんなにも肯定できるようになって、解放された感じというのかな。同好会のみんなと出会って、やりたい事は我慢しなくていいんだって思えるようになったのって、彼方ちゃんにとって本当に嬉しくて楽しくてしょうがないんだなあというのが曲全体から伝わっていて、聴いてるこっちまで楽しくて嬉しくなりますね。夢を全部叶えようとしている彼方ちゃんを全力で応援したいです。

あとですね、Cメロの歌詞でenjoy it!っていう部分があるんですが、これQU4RTZの曲のタイトルにもあるんですよね。ENJOY IT!もみんなで楽しもう!っていう感じの曲なので、ユニットという経験をした彼方ちゃんが更にパワーアップしたのが今回のDaydream Mermaidに繋がっているというのを実感できてとても好きです。
BメロのラップパートもDiver Divaに影響されたのかな、とか。同好会のみんなから刺激を受けて、新しい事にチャレンジしてるようなイメージが強くて。
今までの彼方ちゃんの全部がつまってて、そしてその先に行こうと未来を語るDaydream Mermaid。こんなのもう最高としかいえないですね…。

ひたすら夢の海を自由に泳ぐ彼方ちゃん。泳ぐって海を泳ぐというのもあるけど、MVでも出てきたように宇宙を泳ぐっていうのもあるんだろうな。宇宙に行って同好会のみんなとやりたい事をやっている場面、彼方ちゃんの夢が具現化されていて大好きです。ひとりじゃなくて、やっぱりみんなとやりたいんだよね。手作りのアクセサリーを渡していたところもそうですが、えいがさき、同好会の事が大好きな事が伝わる場面がめちゃくちゃ多くて、ちょっとしたところでなんか泣きそうになります。
あとMVに出てくる遥ちゃん。彼方ちゃんにとって遥ちゃんも本当に大切な存在なんだなってまた改めて感じられてとてもよかった。
彼方ちゃんの大好きなものをストレートに伝えてくれる歌詞と元気でノリがよいメロディ…本当にたまらないですね。

音作り的な視点だと、イントロのギターのメロディからもうエモさを感じるというか。ギターもドラムもなんか楽しそうに鳴ってるように聴こえますね。
サビ前に時計の針の音が鳴っているのは、彼方ちゃんの中の時間が進んで夢が広がったっていう感じなのかな。あとオルゴールっぽい音も鳴っているように聴こえるんですが、なんかアクセントになっていて聴いていてすごく心地いい音なんですよね。彼方ちゃんの幻想的な感じを表しているような音?みたいな。
しずくの曲もそうですがoffvocalではこういった楽器の音が鮮明に聴こえるのでおすすめです。というかどの曲のoffvocalもよすぎるのでもう全部聴いてほしいです。

7thライブまでもうあと少しなんだなあ。
こんな風に夢を追いかけられるようになってよかったね…っていう感情がでかいので実際7thライブで見たらどうなってしまうんだろう。泣きながらブレード振ってるかもしれない…。

・Cara Tesoro

これはもうひたすらに感情が揺さぶられる曲です。天ちゃんとエマの特大感情をありったけぶつけられて、心がやばいです。
えいがさきでコラボステージとして披露されたこの曲。歌詞を見ると天ちゃんの小糸ちゃんへの想いと、それに背中を押してイマを大切にしようというエマの想いが合わさって最強になってます。

天と書いてそらって歌ってるの天才的すぎますね…。その後の歌詞もどんな音色だってありのまま美しいねって続いてるんですが、天ちゃんの三線の音だけじゃなくて小糸ちゃんの声の事も含まれているように感じます。
天ちゃんは小糸ちゃんとのイマを精一杯大切にしたくて、小糸ちゃんと一緒にスクールアイドルをしたくて…それを小糸ちゃんに伝えようと三線を楽しそうに奏でている姿が浮かんで…もう好きとしかいえません。
未来を紡ぐ糸っていう歌詞も合わさって、天ちゃんがどれだけ小糸ちゃんの事を大切に想っているのかこれ以上ないくらい伝わってきます。
天ちゃんと小糸ちゃんはえいがさきからのキャラですが、これだけ記憶に残ってこうやって歌で想いを魅せられるとは。
offvocalは三線の美しくて楽し気な音色がひたすら聴こえてきて実質天ちゃんのソロ曲みたいな感じですね。ああもうこの音好きすぎる…。
てんこいの二人、これからも笑顔で幸せな日々を過ごしていてほしい…。

そして海を渡って様々な出会いを経たエマ。アニメ2期でもそうでしたが、エマって今この瞬間をめちゃくちゃ大切にしてるんですよね。
天ちゃんが悩んでいる様子を見て、なんとかしたいって思ったのはやっぱり今悩んでいたらあっという間に時間がきちゃうからもったいないよって伝えたかったのかな。
アニメ1期、2期でもそうだったけど、言いたい事ややりたい事を我慢してしまっている子を見るとほっとけないっていうエマの優しさと包容力が、今回のえいがさきでの行動やCara Tesoroでこれでもかと発揮されていて、エマって本当に要のキャラクターだなって思います。
エマの曲って自分自身の事というより、誰かを想ったり、誰かを応援したりっていうのが多いじゃないですか。
えいがさきでもいっていたように誰かの想いを感じながらスクールアイドルをしたいっていう、エマの個性、ソロアイドルだけどひとりじゃなくて誰かと!っていう気持ちを誰よりも感じて、その感情にこっちまであったかくなるんですよね。
なんかうまくいえないけど、自分の理想のスクールアイドル像をえいがさきで思いっきり体現していて、今回のCara Tesoroでもう完成したんじゃないかと思うぐらい最高の曲になってる気がします。

曲の展開もどんどんどんどん盛り上がっていく感じで、爽やかさと優しさと壮大さが合わさって曲としての完成度がめちゃくちゃ高いです。
天ちゃんがいっていたようにサビ前のためが特によすぎますね…。エマの歌声が一気にふわーっと広がって、サビのインパクトが半端ないです。
あと落ちサビの静けさからのラスサビでまた盛り上がるのがたまらないですね。エマの歌声って、声量合ってどこまでも届きそうな感じとあったかくて優しい感じとが合わさっていてまさに今回のCara Tesoroみたいな曲調に本当にぴったりだと思います。
歌詞もイタリア語がいっぱい散りばめられていて、大切とか宝物とか伝えてくれていて、和の曲調と合わさり和と洋の融合みたいな感じでエマらしくてとても好きですね。

いや~これライブで聴くとさらに曲の広がりを感じられて最高だろうなあ。ああもうどの曲も早くライブで聴きたくてしょうがない…。

・PHOENIX

この曲はもうとにかくランジュがどれだけ同好会の事が大切で、大好きなのかという事をありったけ伝えてくれていて、MVの描写も合わさってランジュ…同好会のみんなに出会えて本当によかったね…ってなりますね…。

今までのランジュの曲はカリスマ性というか、孤高の強さみたいなイメージが強かったのですが、PHOENIXはただただみんなと出会えてよかった。これからもみんなを感じて未来を進んでいきたいっていう、同好会との出会いがあったからこその強さを感じます。同じ強さといっても、ひとりだけでいた頃の強さと今のみんながいるランジュの強さって全然違っていて。

アニメ2期の序盤のランジュって強そうだけどやっぱりどこか寂しさというか、こうあらなくちゃいけないっていう思い込みが強かったというか。ランジュママも忙しくてあまり構っていられてあげられなかった、といっていたように、孤独である事にある意味でランジュは慣れていたと思うんです。
そして、孤独である事が鐘嵐珠という存在を際立たせているみたいに感じていて、そんな中でソロだけどみんなで一緒に!っていう同好会の存在はやっぱり最初は戸惑うわけで。
だって今までひとりでやるのが当たり前で、そしてひとりでいるからこそ強くいられるって思っていたのに、いきなりみんなでいる事でさらに強くなれるとは思えない。
でもそんなランジュもだんだんと同好会の「仲間だけどライバル、ライバルだけど仲間!」っていう想いを受け入れられるようになって。
今回のえいがさきでは、みんなと過ごしているランジュがとにかく楽しそうで嬉しそうで…観ているだけで幸せな気分になります。

そんなランジュの今の気持ちを全部ぶつけているPHOENIX。歌詞を読めば読むほど等身大のランジュが、みんなと過ごしてきた時間と想いを胸に飛び立ちたい!っていう強い気持ちが伝わってきて、もう聴いていて感無量ですね。MVの幼いランジュ達が今のランジュの背中を押すところが特にもう好きすぎて。孤独を抱えていた過去の自分からの応援…でもその過去も決して悪いものではなかったと思うんですよね。だって、孤独である事の強さを知っているランジュが、みんなでいる事の強さも得られたらそれってもう最強じゃないですか。

あと歌詞の中ではたくさんの音色、無限色、色彩。こういった同好会のみんなの事を色で表している歌詞がいっぱい出てきます。
こういう表現なんかめちゃくちゃ好きなんですよね。うまくいえないけど、虹ヶ咲らしさが全面に出ているというか。色ってお互いがお互いを補ったり際立たせるものだと思うんです。それってお互いを高めあったり、刺激しあうことでさらに自分の個性を輝かせている同好会にぴったりの表現…みたいな。

PHOENIXは今のランジュの事だけでなく、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の根幹まで歌っているように感じて、まさに完結編といわれているえいがさきの曲そのものみたいなイメージです。

あーなんか色々とっちらかった感想になってしまったかも。とにかくPHOENIXの歌詞最高すぎる。それに尽きますね…。

・Stellar Stream

物語が始まる前までは普通の女の子だった歩夢。アニメではせつ菜のライブを観た事でスクールアイドルを目指して同好会に入って…。
えいがさきでは歩夢の成長がさらに描かれていて、この曲を聴いてるとなんかここまできたんだな…というのをめちゃくちゃ実感しますね。

1期では侑ちゃんだけのアイドルでいたいという葛藤、そして2期では侑ちゃんとの未来に対する不安。
それを全部乗り越えた歩夢でも、えいがさきでは競い合うことにまた戸惑って。

そんな歩夢がStellar Streamでは迷いを吹っ切って、今願いを叶えにいくのって強く歌ってるのがすごく好きです。叶えたいじゃなくて叶えにいくのっていってますからね。
なんというか、今までの歩夢のソロ曲よりもさらに明確に強さを感じて歩夢がめちゃくちゃ頼もしく思えます。迷いがなくなってまっすぐ明日へ進んでいる今の歩夢、それでいてあなたの事もちゃんと大事に想っていて。道が違っていてもまた会えるし、ずっと一緒だよっていうのを力強く歌ってくれているのが愛おしいですね…。

そして、歩夢がそう強く想えるようになったのもやっぱり同好会のみんなと出会えたから。同好会との出会いがあったからこそ、あなた、そして侑ちゃんへの想いもさらに増しているように感じるというか。

あと衣装もそうですが、PHOENIXとStellar Streamってなんか対になっている気がしますね。ランジュはみんなと一緒にいる事の強さ、歩夢はみんなと離れていても想いは一緒だしそれがあるから強く在れるという強さ。
お互いがお互いの想いをぶつけあうことでさらに高みへいける、ひとりでもひとりじゃないというのを、この2曲は特に表現してくれているように感じます。

曲調的には今回のStellar StreamってEDM調強めというか、歩夢のソロ曲としてはだいぶ珍しい方だと思うんですが、これもランジュの影響なのかと思ったり。こうやってお互いに刺激を受けてまた新しい一面を魅せてくれるのとてもいいですよね。虹ヶ咲のソロ曲はどれもその子の個性がいっぱい出ていて本当にいいなあ…。

曲ごとの感想は大体こんな感じかな。なんかもっとうまくいえたような気がするけども…。

では、最後にまとめみたいなのを書こうかと思います。

・まとめ

私は虹ヶ咲のコンセプトである「仲間でライバル、ライバルだけど仲間!」というのがすごく好きで。

えいがさきのお話とこの素晴らしい曲たちがそれを全部感じさせてくれて…今回のアルバムはもう虹ヶ咲そのものの集大成みたいに思えて、大好きという感情が溢れてしょうがないです。

あー7thライブ本当に楽しみすぎる…実際行ったらもう感情ぐちゃぐちゃになる予感しかない。

ライブの感想は書くかどうか分かりませんが、せっかくnote開設したので今後色々使っていきたいですね。


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