やっぱり知己がすき《陳情令の沼で考える》
※ほんの少しネタバレありです。お気をつけて・・・
原作「魔道祖師」がBL作品であるのを、大陸事情とやらで
《ブロマンス》というカテゴリにはめて制作され世に出たのが
「陳情令」というドラマ らしい。
(※ブロマンス…という表現を初めて知った者デス( ;∀;)
しかし。
私にとって「陳情令」は
最初に刷り込まれた逸品霊器のようなもの✨(#^^#)
原作がBL…と知ったから(二人の関係性が)歯がゆいのか
知らなかったら 一体どう感じたのか
それはもう今更の感でしかない。
ただ。
陳情令の世界に見る二人(魏無羨と藍忘機)が
お互いを《知己》と認めていることが大切で重要だと
本気で思っている。私の思いを足して言うなら
“これ以上の関係性は求めない” です。
※チンジョウレイにオイテ、デス。ハイ
この先も絶対に離れない(気持ちの距離ね)
この確信が重要。
最終話のラストで二人が交わす言葉は
「さすがは含光君だ」
「さすがは魏嬰だ」 で終わる。
お互いを認め、敬う気持ち。知己を前にすれば
気負う必要もない。
その一切が飾らない言葉であることに
私は確信が持てるから。
“気持ちの距離”
ふたりに共通している部分は
お互いに
《人間として惹かれている》ところ。
ここに 「性」が入り込めていない理由は
私の勝手な推論でしかないけれども、
・姑蘇藍氏の藍忘機にとっては教えの範疇の外の話だろうし、
自分以外の人間に興味を持つということがないまま(例えば
蔵書閣で春画を見せられた時の藍忘機の様子からして)性を意識する
ということ自体に、懲罰的な気持ちすら抱いていたに違いない
(か、もしくは 自身を厳しく律しすぎて
もはや、自分にとって意味のないものになってしまっている…)
イイノカランジャン‼⁇( ;∀;)
・雲夢江氏の魏無羨にとっては「性」を意識する精神的成熟度が
未熟で幼稚であるため、やはりピンとこない
(なにせ 3歳の羨羨・・・笑)
「藍湛!雲夢には美人がたくさんいるんだぞ!」と
いう台詞からして幼稚な表現だ。
(まあ、この幼さの根っこは 前回書いた「心の生い立ち」で少し
わかるかな…)
って言うか!
とにかく先に「人間として」惹かれちゃったんですよね✨
じゃあ、この先お互い「性」を意識し始めたら
ふたりの関係性はどうなるんだろう・・・・・・
魏嬰は本来、自分に向けられる感情を極度に避ける性格
なので(※「心の生い立ち」で書いています)
《好いているのかも…》という思考を意識した瞬間
無意識に自分から遠ざかるような気がする。
藍湛は魏嬰に比べればおそらく自分の感情をちゃんと
受け取り、じっくり正体を見つめる(カタイヨランジャン( ;∀;))
であろうから、先手を打つのはやはり藍湛かと
そして、藍湛から向けられる感情を避け続ける魏嬰……
ゆっくりゆっくりでいいから
ふたりの気持ちを醸成していってほしい。
と、
これは無粋ですよね(´▽`*)
ぐちゃぐちゃ書きましたけれども
「陳情令」の中で生きている魏無羨と藍忘機の関係性が
私の中ではベスト オブ ベスト ✨✨(#^^#)なわけで、
言いすぎない
やりすぎない
そして
ふたりの間に流れる余白と間合いと視線。
そこに妄想全力投球できる幸せを得られるんだから
もう、制作陣には感謝しかない・・・・・・<(_ _)>
どれもの道を私は温かい気持ちで見守りたいと
思っている。(時にドキドキさせてもらいながら)
めちゃくちゃ現実的なことを考えると
ふたりのように《志》を果たすために生き続けることは
この先何度も 遅かれ早かれ世の中を敵に回すことになる気がする。
ドラマの中でも、一体どれだけの欲と戦ってきたか。
《欲》というやつは、形のないもの。
「悪人」ならばやっつければおしまいだけれど、
《欲》というやつは、誰にでも巣食う可能性がある。
だからこそ
魏無羨と藍忘機は この先も戦いを避けられない。
そして私はずーーっとずっと
孤高の二人の知己
を見ていたいのだ!(これが言いたかった!💛)
(※ソシテタマニイチャツイテクレルトナオウレシイ←コレモホンネ❤)
もともと そういう関係性に惚れる気質がある(笑)
人が 人に 惚れる
素敵じゃないの。
らんこ☆彡
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