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人口ランキング2

 こどもが多いまち、高齢者が多いまちどこだと思いますか? あるいは、転入者や転出者が多いまちは?
 今回は、各自治体の15歳未満と65歳以上の人口割合ランキングと、転入転出者数をランキングしました。
 前回同様に、都道府県、市区、町村の3つに分けてランキングを作成しましたのでご覧ください。

都道府県ランキング

2022年度時点、都道府県におけるポイントは次のとおりです。

  • 15歳未満の人口割合は、沖縄県が頭一つ飛び抜けて高いです。

  • 15歳未満の人口割合が最も低い秋田県は、65歳以上の人口割合が最も高く、いわゆる少子高齢化が最も顕著にあらわれています。

  • 転入転出者数の差引では、東京都が最も多いですが、隣接県も転入者のほうが多い状況です。

  • 東京都の転入転出者数について、さらに詳しく自治体ごとに見ると、年齢層に大きな特徴があります。特別区23区では、0〜4歳はほとんどの区で転出者の方が多く、20代の転入者がとても多いです。(23区と市のデータは有料部分でダウンロードできます。)

市区ランキング

市区の上位自治体におけるポイントは次のとおりです。

  • 15歳未満の人口割合は、沖縄県の市区が比較的高いです。

  • 65歳以上の人口割合が、50%以上の自治体が複数あります。

  • 転入転出者数の差引では、政令指定都市が上位を占めており、東京都の自治体も複数あります。

  • 東京都の区市の転入転出者数については、年齢層に大きな特徴があります。特別区23区では、0〜4歳はほとんどの区で転入者より転出者が多く、20代の転入者がとても多いです。(23区と市のデータは有料部分でダウンロードできます。)

市区の下位自治体におけるポイントは次のとおりです。

  • 15歳未満の人口割合が5%程度の市区や、65歳以上の人口割合が20%以下の自治体もあり、市によって大きな差が生じています。

  • 転入転出者数の差引では、転出超過している東京都の自治体も複数あります。(23区と市のデータは有料部分でダウンロードできます。)

町村ランキング

町村の上位自治体におけるポイントは次のとおりです。

  • 15歳未満の人口割合は、沖縄県の町村が比較的高いです。

  • 65歳以上の人口割合が、50%以上の自治体が複数あります。

町村の下位自治体におけるポイントは次のとおりです。

  • 15歳未満の人口割合は、町村では比較的低いです。

  • 65歳以上の人口割合も、町村では比較的低いです。

最後に

 少子高齢化は着実に進行しています。そして東京都などの大都市への人口流入も続いています。
 皆さんのまちはいかがでしょうか。

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