逆の立場で考えて。3話
「ここ、、、どこだ?!」
僕たちは古びた建物にいた。
一瞬パニックになった。
僕たちは木でできた部屋にいた。
天井には蜘蛛の巣がはっていて、
地面には沢山の虫が死んでいる。
「ほろち!」
僕はほろちを起こした。
起きた瞬間ほろちは
とてもびっくりした表情でこう言った。
「ザ・インプラントクリニックって、
ジ・インプラントクリニックって言ったほうが正しいよね?」
それを聞いた瞬間僕はそのことをTwitterで呟こうと誓った。
そのあとほろちはこの部屋がなんなのか調べるために、部屋にあるドアから外に出ようとした。
その時、
外から足音が聞こえた。
その足音はだんだん大きくなって
こっちに近づいて来ている。
僕とほろちは息を殺した。
そして足音はこの部屋の前で消えた。
ガチャ
ドアノブが開けられた。
いたのは、
男だった。
男は言った。
「あ、起きてたの?」
コミュ障の僕とほろちは
誰だお前って感じの顔をした。
男は言った。
「俺はこの小屋の持ち主だよ。
名前はたぴぃです。」
「あ、ほろちです。よろ膣お願いします。」
「あ、メゾピです。よろ膣お願いします。」
軽く自己紹介を終えた後
ほろちはたぴぃに尋ねた。
「なんで私たちはこの小屋にいるの?」
たぴぃは答えた。
「あんなところで寝てたら業犬に捕まえられちゃうよ。あと、すごく疲れてた様子だから小屋で休ませようって思って。てか君たち脱走したの?」
ほろち「あぁ、脱走したよ。」
たぴぃ「あ、そうなんだ。僕も脱走したんだよ。」
メゾピ「この小屋は君が建てたの?」
たぴぃ「僕の父親が建てたんだよ。実は僕は父親と脱走したんだ。脱走は成功して、しばらくこの小屋で暮らしてたんだけど、ある日僕がここで寝てると、外で食料を取りに行ってた父親が、犬に射殺されてしまって、、、。」
メゾピ「あぁ、、そうだったんだ、それ以来、ここで一人で暮らしてるの?」
たぴぃ「いや、結構前に脱走して来た人がいて、その人と暮らしてる。もうそろそろその人が帰ってくるよ。」
ガチャ
ドアが開いた。
たぴぃ「あ、おかえり」
その人「ただいまー、
あ、起きたんだ。こんにちは。」
ほろち「こんちわ。」
その人「ネキって言います。よろしくお願いし
ます。ここは安全だからしばらくはこ
こに住むといいよ。」
しばらくここに住むことにした。
4話に続く。
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