2023年プロ野球現地観戦
今シーズンの福岡ソフトバンクホークスの順位は3位でCSは1stステージ敗退という結果になった。昨シーズンゲーム差同じで直接対決の勝敗で2が決まるという悔しい結果となってしまった。千賀がメジャーへ行ってしまったが、ロッテのオスナ、メジャーから有原、日本ハムから近藤が入団し、さらに新外国人のホーキンスとアストゥディーヨも入団し優勝へ大型補強を行ったがAクラスもギリギリという悲しい結果に終わった。
現地観戦
今シーズンの現地成績は以下の通りであった。
5勝6敗(ホーム2勝4敗、ビジター3勝2敗)
以下内訳
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\begin{array}{|c|c|} \hline
\text{福岡PayPayドーム} & 2勝3敗 \\ \hline
京セラドーム大阪(祭典) & 1敗 \\ \hline
\text{ZOZOマリンスタジアム} & 2敗 \\ \hline
明治神宮野球場 & 1勝 \\ \hline
\text{エスコンフィールドHOKKAIDO} & 2勝 \\ \hline
\end{array}
$$
※備考
横浜スタジアム:ロッテ1勝
阪神甲子園球場:日本ハム1勝
ほっともっとフィールド神戸:オリックス1勝(vs日ハム)
バンテリンドーム名古屋:日本ハム1勝
負け越してしまったのは大変悔しい。特にクラブホークス会員ページにはホームゲームの現地観戦成績が載っているが、一時期0勝4敗となっており屈辱的であった。
3月11日 阪神甲子園球場 阪神vs日本ハム
プロ野球もオープン戦が始まり世間ではWBCが始まり野球の話題が絶えないとき、野球が早く見たい!という気持ちが強くなり、ひいき球団の本拠地は福岡で遠いので、兵庫に住む日本ハムファンの友人と甲子園で阪神vs日本ハム戦を観戦した。実は甲子園に行くのは初めて。
この日の試合はルーキーの矢澤や阪神から移籍した江越、逆に日本ハムから移籍した渡邉諒や何といってもホークスから移籍したドラ1田中正義も登板したホークスファンの私にとっても気になるオープン戦であった。
試合は松本剛の逆転タイムリーや万波の2ランホームランで4-5でで日本ハムが勝利した。田中正義もしっかり三者凡退させて安心であった。
甲子園といえば甲子園カレー。甲子園カレー以外にも甲子園限定ピザ、ビールなども食べて楽しんだ。
4月22日 ZOZOマリンスタジアム ロッテvsホークス
試合当日の1週間ほど前に友人から「千葉に行く用事があってちょうどその日zozoマリンでホークス戦があるから見に来ないか」といわれたのでそういわれたらと思い名古屋から千葉まで急遽行くことになった。
序盤はゼロゼロ更新だったが、5回裏についに藤井が崩れて3失点、7回にもルーキー大津が崩れて3失点。打線もチャンスをものにすることができず6-0で敗北した。
ZOZOマリンといえばもつ煮。友人が3つの店からもつ鍋を買ってきてくれたので食べ比べした。めちゃうまだったのでまた次の機会にも。
4月23日 ZOZOマリンスタジアム ロッテvsホークス
明日も試合あるからもう見に行こう!デ-ゲームだからその日に帰れるし。ということで前日に続き観戦しに行った。
序盤当たりから先発の大関が少し不安に感じていたがその不安は的中、3,4回に1失点ずつを喫する。結局そのまま降板しリリーフ投手も6,7回に計4失点もしてしまう。合わせて6失点。打線も前日同様チャンスをことごとく逃しなかなか点が入らない。8回に柳田が待望の1号2ランホームランを打つが攻撃はここまで。6-2で敗戦した。
津森が佐藤から打たれた3ランが何よりも痛い…一発が怖い。しかし、柳田の1号ホームランが見れたのは球場に足を運んだ甲斐があったと感じることができた。
去年ZOZOマリンで現地2連勝してたのもあり、この2連敗は非常に悔しいものとなった。
5月2日 福岡PayPayドーム ホークスvsオリックス
なんとなくGW辺りにペイドに行くという習慣ができていたので今年も例外なく球場へ足を運んだ。この日は1人で観戦。
先発の大関は7回1失点と素晴らしい結果。しかも1アウト満塁のピンチの場面で犠牲フライでの1点というなかなかの結果である。松本裕、津森も8,9回をしっかりと抑える。しかしながら打線が沈黙、宮城相手に全く手が出なかった。9回も守護神平野にしっかりと抑えられ試合終了。大関の好投がありながら0-1という非常に悔しい結果となった。
5月3日 福岡PayPayドーム ホークスvsオリックス
この日は福岡にいる友人と観戦へ。前日のはこれのついでにどうせならと個人的に行ったもの。まだ今シーズン現地観戦で勝利していないので今日こそはという気持ちで球場へ向かった。
先発は復活が期待される武田。しかし、2回に打者一巡の猛攻を食らい6失点する。中川からの3ランホームランですべてが決まったようだった。3回から登板した板東も緊急登板ながら1失点に抑える。しかし7回に登板した古川が2失点してしまい計9失点にもなってしまう。一方打線は今宮が初回にソロホームランを放ち、柳田も7回にソロホームランを放つなど3点を獲得するも点差は埋まらず。田浦、嘉弥真が抑えて援護を待つも最終回になんとか1点取るもそのままゲームセット。4-9で敗戦し武田が誤算であった。
わざわざ福岡まで試合を見に来たのにこんな試合見せられて…という悲しさがただただ残った。
6月15日 明治神宮野球場 ヤクルトvsホークス
交流戦ということもあり東京に住む野球ファンの友人(12球団◎)と神宮で観戦することとなった。当日は雨予報で東京に向かっているときはその不安でいっぱいだった。しかし、友人曰く「神宮は相当降らないと中止にならない」とのことだった。球場についたときはまぁギリギリできるんかなぁという降雨量であった。しかし試合が始まるとこれ中止では?というぐらい降ってきたが結局試合は最後まで行われた。
先発板東は3回に3失点をし先制されてしまう。しかし打線がしっかりと連打し4点を取り逆転する。しかし5回ガンケルがまさかの3失点、しかしその直後の6回に再び連打で逆転に成功。このまま勝利かと思われたが8回にオスナガソロホームラン。シーソーゲームのこの試合は7-7で延長に入る。延長10回、1アウト満塁のチャンスまでもっていくと今宮が逆転2点タイムリー。このタイムリーが決勝打となり試合は7-9で勝利した。
とにかく雨が降っていて長時間の試合で体が完全に冷え切って気分は最悪だったが試合に勝てて何よりであった。それが救いであった。もしさらに負けていたら…。
観戦のルール上傘をさすのは違反ではないが、下記の写真のように打席のあたりが完全に見えなくなる。合羽ぐらい買ってきてほしいものである。
6月16日 横浜スタジアム 横浜vsロッテ
神宮に来たついでに神奈川に住むロッテファンの友人とハマスタでロッテの応援をしに行った。交流戦はパ全体を応援しがち。
試合は序盤から1アウト満塁のチャンスで角中が走者一掃の3点タイムリーを放つ。そのまま試合は後半まで行き7回、メルセデスが代打オースティンにタイムリーを打たれついに点を許す。1点差まで追い詰められたロッテは8回安田が申告敬遠され2アウト満塁でバッター田村。ここで2点タイムリーを見事放ち最後は益田が締めて試合終了。2-5でロッテが勝利した。
ロッテの熱い応援も相まってチャンスでしっかりタイムリーを放つ非常に心地よい試合であった。パリーグ球団が勝てて何よりである。
6月18日 バンテリンドーム ナゴヤ 中日vs日本ハム
日本ハムの友人が名古屋に観戦に来るということで一緒に観戦。ホークスは今年の交流戦はナゴド来ないので…。
日本ハムの先発は北山。守護神から先発への転向である。7回途中1安打無失点という素晴らしい内容であった。日本ハムは初回から万波とマルティネスのタイムリーで2点、また7回にも松本剛のタイムリーと松山の暴投もあり2点をとる。日本ハムは試合に勝利した。
7月10日 京セラドーム大阪 ホークスvs西武(鷹の祭典)
鷹の祭典は東京ドームと京セラドームでも開催されるのが毎年恒例である。名古屋から近い京セラは平日開催であることが多いので、B4であり来年から社会人なので最後のチャンスかもと思い近くに住む友人を誘い京セラへと足を運んだ。京セラは去年1勝3敗ということもありあまりいい思い出はない。
先発のC.スチュワートJr.は2回に古賀にタイムリーを許す。5回にもマキノンにタイムリーを許しここで武田に継投。武田はこのピンチを抑えこの後の投手陣も見事押さえ2失点にとどめる。しかしながら打線は6回に三森のソロホームランこそあれど、あと1本が出ず試合終了。先発隅田に抑えられた。
僅差で負けた試合ほど悔しい。こういう試合を落とさないことが優勝へのカギなんだろう。少なくともロッテとの差はここにある気がする。
7月23日 ほっともっとフィールド神戸 オリックスvs日本ハム
「この日のこの試合花火が上がるから来ないか!?」と兵庫に住む日本ハムファンの友人から言われたので2日前に返事をして行くこととなった。
ビジター専用席なので(花火が見えるように)完全に直射日光を浴びる形に。その結果2人とも軽い熱中症になり日陰で休んでいたので実は試合はあまり見れていない。せっかく応援しようと思ったのに悔しい。体力のなさを感じた。
試合は7回に日本ハムが大崩れ、オリックスに5点を許す。しかし9回ここでマルティネスが満塁ホームラン。まだ行けるか思われたが続かず試合終了。日本ハムは大型連敗から脱出失敗であった。
8月5日 エスコンフィールドHOKKAIDO 日本ハムvsホークス
社会人になる前に1度エスコンで試合観戦しておきたい!という私の要望に北海道が地元の友人に案内してもらいながら訪れた。
この日は立見席で途中からの観戦。メインは球場グルメでこの日は来た。
試合は乱打戦に。4回に野村のソロホームランを含む一挙4得点獲得。しかしその後ホークスは6回の近藤の2ラン含め5,6,7回に3点ずつ獲得で試合終了。6-11でホークスが勝利した。安打数は10-19となった。
エスコンにはもちろん初めて訪れた。個人的に一番感動したのが客席後ろの通路が広いところだ。他の球場なら店に並んでいる人や移動する人などで通路は平日でも混雑して歩きにくいのだが、エスコンは違う。並ぶ人が多くともすれ違う人が来ようともストレスがすくなく通れる。立見席で楽しめるの?と思うかもしれないが立ってみるだけではない。飲食店が中に入っていて座って食べることができたり、フードコート的スペースもあり、そこから映像で試合を楽しめることもできる。球場限定グルメを食べながらスポーツ観戦、生で見ることだってできるということだ。立地が立地というのもあり駐車場が完備されている。(かなり広いがそれでも休日は満車になるらしい)今は最寄り駅が北広島であるが、近いところに新駅ができる予定なので公共交通でも行きやすくなる。
8月6日 エスコンフィールドHOKKAIDO 日本ハムvsホークス
この日は席をとったのでしっかりと試合観戦をした。北広島駅からのシャトルバスはなり混雑していたが、試合前のバスの本数は多いので悪地すぐ乗れた。
試合は3回にホークスが相手のエラーの間に先制をする。先発のC.スチュワートJrが5回1失点に抑え田浦、津森、藤井、オスナもしっかりと無失点に抑える。6回に今宮がソロホームランを放ち8回にも今宮、リチャード、三森がタイムリーを放ち突き放す。1-6でホークスが勝利した。
一緒に来た友人は日本ハムファンなので気まずい気もしたが、配慮するのもなんかおかしいのでしっかりと喜ばさせていただいた。遠い北海道まで来ていい経験もでき試合に勝てて最高であった。
9月5日 福岡PayPayドーム ホークスvsロッテ
クラブホークス会員の特典でもらえたペアチケットをまだ使ってなかったので友人と福岡へ向かった。特典のチケットなのに飛行機代出してもらった。大変ありがたかった。
試合は先発のスチュワートJr.が4回に藤岡に2ランを打たれてしまう。結局4回で降板。その後も山口のソロホームランなどリードを大きく広げられてしまう。打線も最終回に1点を挙げるが試合終了。ホークスは大敗した。
普段ならなかなか変えない栗原のモンブランも平日だったので整理券も並ぶ必要もなく買えた。
9月29日 福岡PayPayドーム ホークスvs西武
友人が社会人になる前に福岡にも言っておきたいとのことで今月もう1度行ったが、再び行くことになった。どうせなのでその前日の試合を一人で見に行った。
試合は先発の有原が8回無失点と完ぺきな投球を見せる。6回に近藤がソロホームランを放ちこれが決勝打となる。オスナが9最終回を抑え試合終了。見事投手戦を制した。
9月30日 福岡PayPayドーム ホークスvs日本ハム
友人が社会人になる前に福岡にも言っておきたいとのことで今月もう1度行ったが、再び行くことになった。
試合は前試合打点を挙げた田宮が再びタイムリーを2度放ち2点を獲得。試合はそのまま進み最終回に。日本ハムは元ホークスの守護神田中正義を登板。すると柳田がソロホームランを放ち同点!まだいけるぞと興奮冷めやまぬ中さらに中村晃がサヨナラホームラン!!試合終了。劇的な形で勝利した。
日本ハムファンの友人は贔屓球団の試合は負け、贔屓球団以外の試合は来た人の贔屓球団が負けるというジンクスがある。そのお陰様で京セラで負けまくったのだが。この日球場に入ったら研究などで疲れていたようでその友人は寝てしまった。起こすのもかわいそうだと思ったり日本ハムのチャンス名の時は起こそうと試みたが、起きない。試合も中盤に差し掛かりホークスは負けている。もしかして負けているのって寝てるから?なんて思って何とか起こした。すると9回に劇的なサヨナラ劇が待っていた。起こしたからなのだろうか…。
何はどうであれ、間違いなく今季最高の試合であった。
今シーズンの感想
去年ぎりぎりの差で負けただけあって今季はAクラスもギリギリなのはがっかりである。80億の大型補強と言われたのは何だったんだろう。確かに近藤オスナは十分すぎる活躍であったが、アストゥディーヨはポップフライ打ち上げまくり、ホーキンスはシーズン最後に少し使っただけ。ガンケルは微妙な成績と振るわなかった選手が多かった。酷使されがちだった津森と大津がCS最後に打たれるというのもなんか…大津なんて1年目なのに…戸口はいくらでも出てくるがそんなことをつらつら書いても仕方ない。今季ファームを優勝に導いた小久保新監督に代わり来シーズンに向けてぜひ頑張っていただきたい。優勝、日本一あるのみ!!!
ストーブリーグ
泉、高橋礼⇔ウォーカーのトレードが成立した。巨人はリリーフ投手不足、ホークスは右の大砲不足という点が合致したのだろう。ウォーカーの打撃成績は元巨人現ロッテのポランコと似ている。ポランコは今季本塁打王にも輝いているので期待だ。
上林、嘉弥真、増田、森がまさかの戦力外に。上林はU25日本代表に選ばれていたりとファンも多かったのでショックだった方も多いだろう。増田も私は特に期待しており「熱男魂」を受け継いでムード〇の選手であっただけとても悲しい。新天地のヤクルトでぜひホークスフロントを見返してほしい。
オスナ4年引き留めることに成功したのは非常に大きい。しかし年俸の増額分が上記の選手で賄われたと考えると少し複雑である。
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