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さくらももこ展に行きました

さくらももこが大切にしていた箱が目の前にある。普段の生活の場にこれがあったんだなぁと思うと、そばにさくらももこがいるような、心が通じ合ったような……すぐにでも一緒におしゃべりできる距離にさくらももこの存在を感じた。この箱と一緒に人生を送っていたのなら、さくらももこはこの箱を見て色んなことを思い出すのかもしれない。私の目から見れば、さくらももこセンス満載のかわいい箱!って感じだけど、さくらももこの目線ではもっともっと濃厚な時間が思い浮かぶのかもしれない。大好きな人の大切なものを目の前にして、愛おしい気持ちになった。その箱との思い出を、本人からも直接聞きたかったなぁ。


っていう箱が展示されてました。



もちろん、さくらももこ作品(原画がいっぱい!)もズラリと展示されてますが、さくらももこのパーソナルな部分を知れる展示も充実しています。特に、普段使っていた机やいす、文房具、タバコ、そしてその「箱」など……を目にして、さくらももこの目線に立ったようで嬉しくなりました。

さくらももこのエッセイが好きで、突拍子のないことを考えてはすぐに行動するさくらももこが面白くて、もしまだこの世にいたら一番会いたいと思うほど(いい意味で)おかしくて尊敬する人物です。

普段使っていたモノを通して、少しでもさくらももこに近づけたような気がして、それだけでもこの展覧会に行った価値があるなと思いました。


図録を買って、家でも余韻に浸りました。
また行こうかな~

さくらももこ展のHP🔽
https://sakuramomoko-ten.com/