2025年7月5日は何も起こらない…予言が当たらないのは「天命漏らし」の法則か?
Xデーまで残り1年を切ったところで個人的所感を留めておきます。
来年の7月5日、大災害が発生すれば十和田の惨敗。
さて、巷で話題のあの噂、果たして…?
* * * * *
マンガ『私が見た未来』の初版刊行が1996年。
著者・たつき諒女史が自らの実体験を描いた内容で、それは彼女の見た夢、
とりわけ有名人の訃報などが後日、高い精度で現実化するというもの。
夢で見たネガティブなシーンを後日、現実でも見ることになる…
そんな予知夢を経験することはさほど珍しいことではないだろう。
たつき氏の場合は、夢を見た日時と現実化した日時とが年をまたいで一致する、というもの。
つまり日時までもが予測できるという驚異な特異点を持つ。
これが「後付け」ではなく、予め居合わせた第三者に話したり、「夢日記」なる記録を付けていることで証明される…
(詳しくは著書をお読み下さい)
そんな彼女の特殊能力に世間が大きく関心を寄せるようになったのは、
2011年3月のあの震災以降。
理由は『私が見た未来』の表紙に描かれたある言葉だった。
かくして既に絶版となっていた当著はたつき氏の加筆も含めて2021年、
『私が見た未来 完全版』として復刻。
話題の本として再び注目を浴びることとなる。なぜならば、
そこには次の大災害の夢が描かれているからだ。
発生源となる場所や年月だけでなく、日時までもが正確に…
ではちょっとここで、近年話題になった予言をまとめてみましょう。
なるほど。予言というのは13年周期なんですね。
(他にも気付いた人、いるのかな?もしいなければ十和田説ってことで)
故・細木和子の占いが12年周期ですがこれと近似ですね。
ミニスカのブームもそんな感じかな?笑
世の中だいたいそんな周期で動いてるモンらしいです。
この説明はフラクタルとか何とかいう言葉を使って上手く説明できる人に任せます(本題じゃないんで)。
では、この13年周期に則って、
っての、どうっすか?
え?これ以上、心配のネタを増やすなと?
十和田が言うと引き寄せる?いらんこと言うな?
失礼致しました…。
でも、安心して下さい。
予言は外れます。
(さらにその次の予言は2051年とかですよ)
* * * * *
閑話休題。
「オカルト好きの十和田がたつき先生の予言を信じないとは!」
と思われる方がいるかもしれません。
オカルト好き、だからこそ、予言について自分なりに考えてみた結果、
以下の結論に達しました。
(当文はたつき先生をディスるものでは決してありません。
マンガ家という素晴らしい職業に就ける全ての方を尊敬しています)
また、過去の震災で被害に遭われた方をご不快にさせる意図で書くものでもなく、災害の恐怖を煽るものでもありません。
エンターテイメントとしてお読み頂ければ幸いです。<(_ _)>
さて。一口に「予言」と言われますが、区分すると
予言した人(予言者)とその内容が書かれた本(予言書)とに分かれます。
* * * * *
1.予言者
有名どころでは、
等々の方々が思い浮かぶでしょうか。他にもいるでしょう、きっと。
十和田は上記全ての方々をキチンと把握している訳ではありません。
(彼らを紹介したyoutubeのサムネだけ目に入るんで、名前だけ知ってる程度の方々もチラホラ)
中には「ちょっと眉ツバ…」って人もいるようですが。
* * * * *
……思うんですよね、
日本には古代から多くの優れた神官・僧侶・占術師らがいます。
なぜ弘法大師は予言を残さなかったのか?と。
(まだ生きてるから?笑)
弘法大師でなくとも、彼ら能力者にとっての未来予知は
「詮無きこと」に過ぎなかったのか?
あるいは別に理由があるのか?
* * * * *
2.予言書
1.と同様に思い付いたタイトルを書いてみます。
どうでしょう?他にもあったら教えて下さい。
(中には書物の体を成さないものも含まれますが)
因みに十和田は⑦ 『私が見た未来』しか読んでおりません。
詳しい方にしてみれば、やはり「眉ツバもの」が交じっているようで。
預言書は「当たる/外れる」ではなく、神の意志を実現すべく、敬虔な信者によって準備され実行するための「計画書」とも考えられそうですね。
(詳しい方、ご教授下さい)
* * * * *
上記の予言者・予言書は、おそらくほんの一角にしか過ぎません。
世界には文明と隔たった地で生活している人が大勢います。
そうした中には「未来視なんてヘッチャラ」な人もきっといるに違いありません。
そして世界のどこかの寺院や教会、Xファイル保管庫?には、まだまだ多くの隠された予言の書が眠っているのかもしれません。
そんなこの世に数多に存在すると思われる予言者・予言書ですが、
どうして「100発100中の予言」ができないのでしょうか?
未来は不確定、なのでしょうか?
未来は複数あり、枝分かれしているのでしょうか?
殊に予言書(預言書)の類は、
「日時や場所が不明確」「抽象的でどうとでも解釈できる」
そんな印象が拭えません。
ではここで、十和田の複数の「師匠」の中でもズバ抜けて霊能力の高い
H先生(女性)のとあるエピソードをご紹介させて頂きます。
※彼女は普段、塾の先生をされています(占い師ではありません)。
H先生はある年の暮れ、教え子であるA君のお父さんからこんな依頼をされました。
かくして出馬名のリストをじーっと見つめるH先生。
彼女のインスピレーションにより、1~3着に入ると予想された3頭の馬がピックアップされた。
果たして結果は…
惨敗!!
3頭のうち1頭さえも上位3着には入らなかったのです。
「こんな力(霊感)があっても、お金のこと、特に賭け事になると、全く予想が当たらないの。自分でも昔、宝くじやロトを買って試したことがあるんだけど、全然ダメなのよ」
H先生は笑顔で語って下さいました。
H先生のエピソードの他、十和田がこれまでに見聞きしてきた霊能者による
未来予想、及び予知・予言と呼ばれる内容に関して、
「それらが外れてしまう」には、いくつかの共通パターンがあるように思われます。
分かり易く説明すると、この世には『予言タブーリスト』があるという説です(誰も言っていなければこれも十和田説にしといて下さい)。
マジメに厨二病全開で書きます。
1.は人の人生を大きく変えてしまうような事象
2.は今後の世の中を大きく変える「きっかけ」となりうる事象
3.については「人の寿命は変えられない」という事象
ということになるでしょうか。
優秀なスーパーサイキック先人達が
大災害の発生日時を正確に後世に伝えなかったのは、
この予言タブーの法則を熟知していたからなのかもしれません。
前述に加えてもう1つ。
「予言が外れる」のは予言者の能力が低いからではなく、
予言をすると「それが外れるように世の中が動いている」のではないでしょうか?
(ハイ、厨二病ですよー。ついて来られるかな?笑笑笑)
十和田はかなり核心に迫っていると感じています(これも提唱者がいなければ十和田説に加えといて下さい)。
しかし何のエビデンスも出せません。十和田の頭の中では以下の仕組み。(↓)
「予言」とは、一人の霊能者の「予知」が周知に至った状態のこと。
内に秘めておけば良かったものを、世の中(宇宙)にしてみれば、
「てめぇ、言いふらしやがったなー!計画の立て直しじゃねーか!」
かくして世の中(宇宙)はバタフライ・エフェクトを発動。
少しずつ少しずつ予定をズラして当初とは違ったタイミングでイベントが行われる、という解釈です。
つまり予知した人間が「誰にも言わなければ」予知は当たる。
(それは予言ではなく、誰も助けられない。皮肉なもので…)
しかし(自分で言っておきながら)この説には難があります。
「そもそも霊能者が災害を予言することが、世の中(宇宙)の計画の内だったのではないか?」と。
こうなると「卵が先か?鶏が先か?」みたいなグルグル論法に陥ってしまいます…。
ここで一旦、頭の中をリセットしましょう。
私の中で(あるいは皆さんの中で)、予言の何が腑に落ちないのか?
ゆっくり考えてみましょう。(お酒など片手に)
とどのつまり、こういうことです。
「人間には未来を知ることが出来ないのか?」
所詮、形而上のアンタッチャブルな分野なのか?…ですよね?
しかし、私たち日本人は太古の昔から
こうした分野を認識し、重んじ、研究を続けてきた
国ぐるみでちょっと稀な民族のようですよ。
1万数千年前から自然を崇拝し、神を崇め、祖先を敬い、
呪術を取入れた生活をし、呪術によって国を造り、国を治め、国を護り。
これまでの歴史で多くの優秀な霊能者を排出してきたであろうこの国で、
「いつまで経っても大災害の予知ができないのは、そろそろおかしい!」
(※科学的予測をもってしても不可能なのは、いい加減おかしい!)
そう考えるのは十和田だけでしょうか?
(マンガの読み過ぎでしょうか?やっぱり大人の厨二病でしょうか?)
恐らくシックスセンスで災害を予知する機関、防止する機関はきっと日本のどこかにある筈。
もしかしたら、大災害の予知・予測は出来るけど
庶民には通達されないシステムでしょうか?
さすがに「災害のお告げがありましたから、国民の皆さんは避難して下さい」にはいかず、カバーストーリーを膳立てするにも
避難対象者の数が数万、数十万、数百万…ともなると、相当やんごとなき身分の方でもなければ、避難のさせようがないのかもしれません。
予知を含めた霊能力(超能力と言っても良いでしょう)、
そうした特殊能力は、訓練次第で強化できるものではないことは、勿論承知しています。
→訂正:「訓練次第で能力開発できそうだけれど、それを試みる人が激減している」ですかね。
また親から子へ、子から孫へと、何代も何十代にも渡って能力を遺伝させるのも難しい問題でしょう。
そう、これからの時代、人間に出来ないことはAIの仕事になる訳です。
AI予言者の誕生です。(既にAIジーザスが話題のようですが)
AI予言者が人間の予言者と大きく異なる部分は
AIの予言がインスピレーションではなく、累積データから厳選されインプットされた情報や、科学的根拠に依って判断する点にあるでしょう。
あるいは普通の人間には感じ取れない何かに
AI予言者のセンサーは反応するようになるかもしれません。
(肉眼では何も見えないけれど、デジカメの顔認証システムが反応する、
そんな体験を何度もしています。マシンは幽霊を検知できるんですかね)
こうなれば、人類が長年解明することのできなかった「神の存在証明」を、人類よりも先にAIが証明することになりそうです。
さて、AI予言者が主流になった将来、人間の予言者はお払い箱でしょうか?
あるいは逆に希少性が見出され、絶滅危惧種として手厚く保護を受けるでしょうか?
AIの欠点は、コンピューターへの電気供給が途絶えてしまうと動作しないことです。
霊能者の皆さんには可能な限り、希少な能力の血を継続・継承して頂きたいものです。
あ、もしかしたら霊能力者(超能力者)になれる薬なんてのが将来開発されるかもしれませんね。
長くなりましたがいよいよフィナーレです。
最後にたつき諒先生の『私が見た未来 完全版』の中にある
2025年の予言と、十和田の所感をもって締めさせて頂きます。
* * * * *
下記が2025年に起こるであろう大災害の夢だそうです。
たつき先生によると災害の原因は海底の隆起だそうです。
(十和田の「師匠」(H先生とは別の方)は隕石の落下と予想していました)
たつき先生の予言は、先に書いた『予言タブーリスト』の2&3に相当します。
上記3つの事象のうち、特に2&3は「天命」であり、人間の力ではどうやっても抗えない運命・宿命であるようです。
これは人間にとってたいへん悲しい事ですが、天(宇宙)にとっては計画的に起こす事象ということに。
つまりこのプランを人間に知られ、回避されることを天は嫌います。
こうした「天命」を予言する行為を「天命漏らし」と呼ぶそうです。
「天命漏らし」が発生すると、天は計画の練り直しにかかります。
よって予言日時や内容にズレが生じます。
十和田が「2025年の予言は当たらない」と予測する理由は、だいたい上記によるものです。
(決してたつき先生の人格や能力、精度の高い夢の的中率を非難・否定するものではありません)
* * * * *
最後にもう1つ。
これはたつき先生の夢の的中を信じるからこそお伝えできることです。
以下は「大災難後の明るい未来」の夢とのこと。
このシーンは、恐らく未来の日本の風景ではないでしょう。
昔のヨーロッパのどこかの国のような気がします。
有事の際、日本の女性はモンペ!ならぬパンツスタイルです。
ロングスカートの裾を泥まみれにしての野良作業・復興活動は、ちょっと考えられません。
たつき先生はきっと、過去の異国のビジョンを夢でご覧になったのですよ。
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『私が見た未来 完全版』
この本の中でたつき先生が最も伝えたかったのは、
だったように思います。
「夢が当たるか当たらないか」「年月・日時まで当たるかどうか」
はさておき、いつかは必ず来るであろう大災害に対して
人々の防災の意識を高めることに、当著が大きな貢献を果たしていることは言うまでもありません。
たつき諒先生に敬意を表して。
ここまでお読み下さった皆さまの
これからの健康と平安を祝して…
今回もありがとうございました。
以上、夏休みの読書感想文とさせて頂きます。
良い子はパクるなよー(^^♪
追伸
今回、パラレルワールドの話も含めようかと思いましたが
長いんで除外しました。またの機会に☆