コレクション紹介4 "VARANASI"
ナマステ!ランゴリーのエゾ(江副)です。
ランゴリーのコレクション紹介。今回は、2023年6月1日に発売を開始する最新作、”VARANASI“バラナシをご紹介いたします。
”VARANASI“ バラナシ
インドと聞くと、「ヒンドゥー教」や「ガンジス川」というキーワードを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ここバラナシは『ヒンドゥー教の聖地』と呼ばれ、インド国内外から多くの信者が訪れます。東部に流れるガンジス川のほとりには「ガート」と呼ばれる階段状の広場があり、毎晩、多くの人々が集まり、聖なる川に向かって祈りの儀式が捧げられます。また日中は、沐浴をする人や、聖なる川を眺めて物思いにふける人々がこのガートで時間を過ごし、その横では炊事洗濯といった日常生活が繰り広げられています。この独自の風景を一目見ようと、バラナシは多くの外国人観光客が訪れる地としても有名です。
そんなバラナシから、ランゴリーは3つのモチーフを選びました。
ガンガー
マリーゴールド
パラソル
ガンガー
バラナシを流れるガンジス川は、インドの人々に「ガンガー」の名で親しまれています。ヒンドゥー教では聖なる川とされ、この川で沐浴すると全ての罪が洗い流され、またこの川に遺灰を流すと輪廻転生の苦しみから逃れられるとされています。
沐浴をする人、お祈りを捧げる人、死者を弔う人、様々な人が集まるガンガーですが、特に人々の心を動かす瞬間が、朝日が昇る瞬間と、夕暮れの黄昏時です。太陽は沈み、また昇る。変わらず続くその光景は、ガンジス川に集まる多くの人々の心を癒し続けています。
グラデーションに染まる空ときらめく水面に、心洗われる瞬間を思い浮かべながら。ガンジス川で望む、朝と夕の希望の光を、柄に表現しました。
マリーゴールド
マリーゴールドは、縁起の良い花としてインドでは最も親しまれているお花です。紐で連ねた花飾りは、お祭りや結婚式を華やかに彩るほか、寺院への捧げ物としても用いられます。多くの寺院が存在し、ガンガーに巡礼者が集まるバラナシでは、至る所でマリーゴールドを見かけます。
鮮やかな黄色とオレンジの色合いは、太陽のエネルギーとパワーを象徴するものとして『ネガティブな感情を払拭する』効果があるとされます。そんなパワーを秘めたマリーゴールドのお花を並べました。
パラソル
ガートと呼ばれる川べりの階段には、訪れる人々を強い日差しから守る、手づくりのパラソルが並びます。太陽の光をさんさんと浴びて輝くその風景は、バラナシの名物とも言える光景となっています。
竹で組まれた骨組みに、サリーなどの布地を張って作るパラソルは、補修して使い続けることにより、カラフルで味わい深いものになります。
ひとつのものを大切に使い続ける、そんなインドの人達のマインドを柄で表現しました。
新たなデザインが加わった商品ラインナップ
今回のコレクションでは、お客様のお声にお応えして、さらに新たなデザインを追加しました。
スリットなしの、サルエルパンツ(インド製)
「スリットのないサルエルパンツが欲しい。」というお声にお応えして、足元まですっぽり覆うサルエルパンツを作りました。
お腹まで覆う、ギャザートップス(インド製)
「お腹まですっぽり覆うタイプのトップスが欲しい」そんなお声にお応えして、これ1枚で着られる、パッド付きのトップスを作りました。
ヒップゆったり、ギャザーパンツ(インド製)
「お尻のラインが目立たないボトムスが欲しい」そんなお声にお応えして、クロップド丈のボトムスを作りました。
軽い着心地の、ブラトップ(インド製)
「ゆったりした軽い着心地のブラがここちよい」サリーブラ、クロスバックブラに続き、軽い着け心地のブラトップを作りました。
着回し力抜群、プレーンTシャツ(インド製)
「ランゴリーのウェアに合わせる、無地のトップスが欲しい」というお声にお応えして、ホワイトとブラックのトップスを作りました。
こちらも、やわらかい生地の扱いに大苦戦しながらも、練習を重ねて品質基準をクリアしたインドの工房の女性たちが作った商品です。
生産の半分を、インド農村部の工房に移行
今回のコレクションでは、これまで1年に渡り品質向上のための訓練とテストを繰り返してきたインドの工房が、ついにランゴリーの品質基準に達したため、商品の半分以上をインドの工房で生産しています。
(インドの工房のご紹介はこちら)
おわりに
柄だけでなく、新しいデザインも追加されたバラナシコレクション。みなさんのお気に入りは見つかりましたか。
バラナシコレクションの全商品はこちらからご覧いただけます。
ショップのご案内
ランゴリーの商品の実物をご覧になりたい、試着されたい場合は、こちらでお試しいただけます。
最後までお読みいただきありがとうございました。ダンニャワード!
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