インド駐在が決定。準備は何をすべき?

ITが盛んなインドでは、webエンジニアの採用がしやすいため、米国テック企業だけでなく、日本の楽天やメルカリなどもインドに開発拠点を作っています。私が勤める会社もインドに開発拠点があり、春からそこへの駐在が決定しました。

海外駐在(1年以上)の場合は原則住民票を抜かなければいけなかったり、就労する場合はビジネスビザが必要だったり、海外旅行と異なる部分が多いです。今回は、海外駐在が決まったらすぐにできる具体的な準備事項について紹介します。

1. 銀行・証券口座の整理
海外駐在するためには、日本の銀行や証券口座についても整理が必要です。証券口座は基本的になんらかの手続きや解約、銀行口座も一部の口座は解約しなくてはなりません。
私は、現在4つの証券口座(楽天証券、SBI証券、マネックス証券、au株コム証券)を持っていますが、非居住者としての手続きが面倒なので、楽天証券以外は閉鎖する予定です。楽天証券は2024年末から、投資信託の保有が最大5年まで可能となるため、引き続き利用することにしました。間に合ってよかったです。
銀行については楽天銀行をメイン銀行として使っていましたが、非居住者の場合は原則として口座が閉鎖されるため、解約を予定しています。代わりに、非居住者でも口座を保持できるソニー銀行を新たに開設しました。カスタマーサポートに問い合わせないといけない証券会社もあるので、銀行や証券口座の整理は早めに進めることをお勧めします。

2. ビザ
インドに駐在するためには、ビジネスビザを取得する必要があります。自分の会社では、ビザ申請の代行会社を通じて申請を行いました。私の方で用意するのは、パスポートのコピーや写真です。ビザの取得には時間がかかることが多いため、余裕を持って手続きをしました。

3. ワクチン
インドへの渡航にあたって、予防接種の準備も欠かせません。私の場合は会社が必要な予防接種を手配してくれました。接種する予定のワクチンは、破傷風、B型肝炎、A型肝炎、ポリオ、狂犬病、日本脳炎、腸チフス、麻疹風疹でした。複数回打たないといけないものもあるので、こちらも早めに動いた方がいいでしょう。

4. 実家への引っ越し
私は現在一人暮らしをしていますが、インドへの駐在が決まったため、出発1ヶ月前に都内の実家に引っ越す予定です。荷物を一度実家に移すためです。また、帰国時にも実家を拠点にしていると、よりスムーズに日本の生活に戻れると思います。

5. ケータイキャリア
LINEをはじめ色々なサービスが電話番号と紐づいているため日本の電話番号は維持した方が便利です。また、念の為の海外ローミングがあったり、日本に電話をかけれたりすると便利です。
私は以前、UQモバイルを使っていましたが、楽天モバイルに乗り換えました。楽天モバイルは月約1000円で、日本の電話番号を維持しながら、海外で2GBまで使用できるため便利です。SMSも受け取れるので、クレジットカードや銀行の2段階認証も問題なく行えます。また、日本への電話も楽天LINKを使えば、無料で通話することができます。

6.プライオリティパス付帯のクレジットカード
インドでは娯楽が少ないので東南アジアや中東に海外旅行に行くつもりです。また、単純に一時帰国も半年に1度はあります。そのため日本にいる時より空港ラウンジを利用する機会が多いと思っています。そのため、プライオリティパスが付帯されたクレジットカードを作りました。
具体的には、年間費22000円でラウンジ使い放題の「セゾンプラチナビジネスアメリカンエクスプレスカード」です。

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