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【再入社社員インタビュー】教師から現場へ:20年の教育経験を活かす挑戦。再びリサーチアンドソリューションを選んだ思い。
リサーチアンドソリューション広報担当です。
リサーチアンドソリューションは、パッケージソフトウェアの開発・販売、モバイル端末を活用したシステムの設計・開発などをおこなう「システムソリューション事業」と、総務、経理財務、フリートマネジメント(車両管理・交通事故削減ソリューションの提供)、ITサポート等をおこなう「BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス事業」を提供しています。
今回は、2023年4月にリサーチアンドソリューションに再入社した特命プロジェクト推進室の中西 伸二さんに、外に出た経験が今どう活きているのか、なぜ再びリサーチアンドソリューションを選んだのか伺いました。
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– はじめに、中西さんの今までのキャリアを教えてください!
高校卒業後の進路を考えた時に、将来IT技術者が足りなくなるというニュースが出ていたのを見て、安定して手に職をつけるためにコンピューター系の専門学校を選んで進学しました。
専門学校卒業後はシステムインテグレーターに就職し、その後福岡に戻って吉井システムリサーチ株式会社(現:リサーチアンドソリューション)へ入社、IT専門学校に転職して20年ほど教員生活を送り、再びリサーチアンドソリューションに戻って今に至ります。
– はじめの入社当時、リサーチアンドソリューションでどんなお仕事をされていたのかを教えてください。
積算システムのデータ処理を3年程担当していて、その後は原価管理システムの開発に携わりました。社長の清見さんは当時は営業として活躍されていて、2人でお客様先に出向いてシステムのデモをしたり、一緒に仕事をする機会も多くありましたね。
– その後はIT専門学校の教員というキャリアチェンジをされていますが、元々教員という仕事には興味があったんですか?
自分の中では、技術者も教員も技術をアウトプットするという点では大きく変わらないと思っていて、大きなキャリアチェンジをしたという感覚はありませんでした。
教員でも、新しい技術をキャッチアップして実装するスキルは求められるので、ものすごく勉強しましたね。Javaをカリキュラムに入れるときは、前職でC++やっていたし似てるから大丈夫だろう!ということで担当に任命され、ライセンスも自力で取得しました。
IT専門学校の教員になると、自然と技術力が上がる環境だと思います!正直、教員になる前は「作る」よりも「教える」方が簡単だろうな、なんて思っていた自分もいたのですが、甘かったですね(笑)。
– 教員として心に残っていることはどんなことですか?
生徒の資格合格の瞬間に立ち会えるのは嬉しかったです。
生徒と教員の距離が近い校風だったので、教員の仕事の大半は生徒対応の時間で、いろいろな思い出がありますね。今でもやりとりをしている生徒は何人かいます。
あとは、リサーチアンドソリューションと産学連携プロジェクトを実施したりと、前職と新しい取り組みに一緒にチャレンジできたことも心に残っています。
https://www.rands-co.com/csr/sanngaku.html
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– 再びリサーチアンドソリューションを選んだ理由をおしえてください。
辞めた当時は教員を経て管理職になっていたのですが、このまま学校に残るか、培ってきた経験が活かせる場所を探すか、、、この先10年のキャリアの集大成をどうしていくかは漠然と考えていたんですね。
社長の清見さんとは退職後も連絡をとっていたこともあり、今後の話をした時に、それであればぜひ戻ってきませんか?というお話をいただいたんです。
具体的には、新しい技術の浸透や研究、エンジニア教育など、技術投資から社員の技術力を底上げしていく環境作りを任せたい、という内容でした。
お話自体はとてもありがたいと思う一方で、自分の中で、一度辞めた場所に戻るという選択肢が無かった事と、辞めた人間が戻ってもよいものなのか、、、という想いもあったのですが、新しい挑戦への気持ちが高まり、ありがたくお引き受けすることに決めました。
– 今、リサーチアンドソリューションではどんなお仕事をされてるんですか?
特命プロジェクト推進室という部署を任せてもらっていて、社内のIT人材教育、技術研究という部分も担いつつ、プロダクトの質を上げていくミッションから、現行サービスの管理・運用・バージョンアップデートなども担当しています。多くの案件が常に動く環境下ではあるので、良いものづくりができる環境最適化など、あまり役割に閉じず、その時々で必要なことをやっていますね。教員時代に養われた人や技術の課題への対応力を活かし、貢献できればと思っています。
– 再入社してみて、改めてリサーチアンドソリューションの良さを教えてください。
再入社してみたら、会社の雰囲気は全然変わっていなくて、嬉しくもあり、ホッとした気持ちもありました。改めて思うのは、フラットに活躍できる環境があることですね。戦略や目標がある中で、達成する方法に対しては個人に任せてもらえる社風だと感じています。
もちろん何でもできるというお話ではないですが、裁量をもって、やりたいと思った事は応援して背中を押してくれるので、チャレンジ精神がある方には働きがいがあると思います。
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– 今後、リサーチアンドソリューションで取り組んでいきたいことを教えてください。
今も色々な取り組みはしていて資格の対策講座を週1で開催したり、プロジェクトマネージャー向けの勉強会を開催しているのですが、今後はこのようなIT人材のスキルや技術向上に繋げる環境を広げていきたいと考えています。教員での経験を社内に還元していくことで、一人一人の技術力向上に繋げていきたいですね。
あと学校にいた頃、生徒にいつも「エンジニアはどこかの誰かを笑顔にする仕事」と話していました。自分の作ったソフトウェアでどこかの誰かの仕事が楽になり、余った時間で楽しいことをして笑顔になる、ITエンジニアってそんな仕事だと思っています。またそうなれるように、新しいサービスを創り出していきたいです。