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日本人ミネルバ生によるミネルバブログ、始まります!

みなさん、はじめまして!
ミネルバ大学一年生のnoyuriといいます。

最近世界最難関大学としてメディアでも取り上げられているミネルバ大学ですが、学生の生の声が聞ける(読める?)情報源がまだまだ少ないのが現状です。そのためこのブログで少しでもミネルバに興味がある方々の役に立つ情報を提供できたらと思います!

初回はまず自己紹介から!

高校


私は4歳の時から高校卒業までホームスクールという形で学んできました。「ホームスクール」という言葉自体がとても広い定義を持っているので「ホームスクール=OO」というものはないのですが、私の場合は中学2年生までアメリカの自宅学習用の教材を親が購入し届いた教科書を使って勉強していました。アメリカの教材と並行して本屋さんで買った漢字ドリルや国語、算数、社会などのワークブックも使っていました。アメリカの高校は日本で言う中学3年生からスタートするので、中学2年生の秋にそれまで使っていた教材を出版している通信制高校に飛び級のような形で入学しました。海外大進学を本格的に目指し始めた高二からは毎年APを受験し、2年間で計4科目(Environmental Science, Human Geography, Calculus BC, Physics C: Mechanics)受験しました。

と、ここまで見ると家から一歩も出ず友達もいない引きこもりのような生活を想像される方もいると思います。


もうちょっと具体的にするとこんな感じ。


ちなみに課題締切間際の私は大体こんな感じです

安心してください。

外、出てます。友達ちゃんといます。(笑)

ホームスクールを始めた段階から習い事を大体2〜3個掛け持ちしていて、それぞれの場所で友達を作ったり基本的な社会スキルを身に付けました。特に中学一年生から現在も続けている空手は人生で一番長続きしている課外活動の一つで、実用的な護身術はもちろんのこと礼儀作法や諦めない心など内面的な部分にも学びがあってとても役に立っています。あと日本人にも外国人にも「空手をやっている」と言うだけで好印象を持たれることが多いです。笑
他にも自主的にコンテストや英語のキャンプなどを探しては応募・参加してみたり、知り合いのつてで災害ボランティアに行ったりとアクティブに新しいコミュニティを探していました。

ミネルバに入った経緯


ミネルバについて知ったのは中三の時にたまたま録画していたテレビ番組でミネルバ特集を見たのがきっかけ。ホームスクールですでに知識の詰め込みは学校に行かなくてもできることがわかっていたので、それより一人じゃできないディスカッション形式の授業や世界各都市にお客さんとしてではなく住民として実際に住んで文化を学ぶという点に惹かれて受験しました。

ただミネルバからは不合格通知をもらい、代わりにVSYという特別聴講生のような立場で入学する許可をもらいました。このVSYというプログラムは通常一年生が住むサンフランシスコの寮に住めないという点以外は一年生と全く同じ内容を1年間だけ学べるというシステムで、授業も一年生に混じって受けて成績も同じ基準でつけられます。その他コーチングなどのリソースも全てアクセスできます。私はVSYとして2022年9月から2023年2月まで日本の自宅からリモートで勉強していました。

VSYには二年次から正規の4年間プログラムに編入する道も開かれていて、最終成績が基準を満たせば晴れて2年生から寮に住んで他の学生と合流することができます。毎年編入方法が変わるのですが、私の代は前期(9−12月)の成績が基準を満たしていれば先に合格通知をもらえてサンフランシスコの寮に住む権利が与えられることになりました。前期の成績が振るわなくても後期の成績が発表されたのちもう一度選考のチャンスがあります。私は前期の成績が基準を満たしていたので、2月末に渡米しました。

VSY制度についてもっと知りたい方はミネルバのホームページを参照してください。あと日本人ミネルバ生Youtuberで元VSYのYuzzyさんの動画を個人的によく参考にしていたのでそちらのチャンネルのリンクも貼っておきます。

minerva.edu/visiting-scholars-year/

https://www.youtube.com/@yuzzyuk


これからはミネルバについての情報を細く長く、できれば毎週発信したいと思ってます!課題の影響で記事が短くなったりお休みしたりすることも十分あり得るのでそこは予めご了承ください。


ではまた次の投稿で!



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