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2023年10月 人工授精へステップアップ

妻:30代前半、AMH値:8.28、DVサバイバー
夫:40代前半、IBD患者
妊活:2020年2月〜
初診+タイミング法:2023年5月〜
転院+タイミング法:2023年8月~
人工授精:2023年10月〜 ←今ココ!

 成功率の低さは重々承知しておりましたが、タイミング法はやはりうまくいかず、リセット(月経)がきてしまいました。

この時の診察からは初診の際の医師のみの予約を取るようにしました。
クリニック側もそのように手配してくれるようになりました。

次の周期からはステップアップの予定です。今回は月経8日目に受診。人工授精の時は8-10日目に受診するよう指示されることが多かった気がします。
生理が来てすぐに調整を開始すれば多少余裕をもってシフト調整ができますが、そこで卵胞の成長によって3-5日後にも仕事の調整をして再度休みを取らなければいけなくなります。職場には申し訳なさもあり、少々大変でした。半休をとる日もあれば、シフトを人と交換したり、午後から夜遅くまでのシフトにずらしてもらうこともありました。

内診で卵胞の状態を確認してもらい、5日後に人工授精をしてみましょう。ということになりました。

診察の終わりに看護師より実際に人工授精に使用する器具を見せてもらいます。シリンジに細めのチューブで安心。痛みはほとんどありませんよと教えてくれました。

人工授精当日

人工授精の日には、当日朝に採精した精液を持参します。
専用のカップを預かり、カップには夫と妻それぞれの診察番号と名前を書き込みます。

夫は前日の射精NGです。2-3日禁欲期間があったほうが精子の質が良くなるらしい。採精して出来るだけ早く、2時間以内に持ってきてほしいということで、朝の8:30の提出に合わせて夫には協力してもらいました。大変だよね。

当日8:30にクリニックへ採精したカップを提出(温めず冷やさず持参)。
1時間ほどで精液の洗浄濃縮が完了するので、それまでは待ち時間。

このクリニックは患者の過ごしやすさを最優先につくられていて、中庭を眺めながら休憩しておくこともできるし、院内にカフェも併設されているので暇を持て余すことはありませんでした。

のんびり本を読んだり、日記を書いたりして過ごせるので待ち時間はむしろ楽しみでした。

洗浄濃縮が終わったらメールで呼び出しをされ、診察室でその日の精液検査の結果を確認。
平均よりも量や運動率は低いものの、人工授精の実施には問題ないということで、内診台で子宮内に精液を注入。痛みは無し。
(余談だが2回目は痛かった。軽い生理痛のような痛み。)

実施後には確実な排卵を促すためにHCGというホルモン剤の注射をします。

これが痛い。

ギューーっと強くピンポイントにつねられているような痛みが注射後もしばらく消えない。毎月これか…と気分もなえてしまうほど痛い。
(私はこの注射のあとにどっと疲れて動けないような感じになるので、2回目以降は午後の予約を取るように変えました。午前中は職場に行き、午後の有給をとって来院)

そして、人工授精から2日後から2週間ほど黄体ホルモン剤を服薬して子宮の状態を安定させます。

あとは月経が来ないことを祈って過ごすのみ。

私はこの黄体ホルモン剤に強く反応する体質らしく、多少の頭痛やだるさを感じます。

どこまで我慢すべきかわからず、ひとまず2週間は飲み切ることにして今周期は終了。

■2023年10月の医療費
【内容】
・内診
・人工授精
・HCG注射
・黄体ホルモン剤
計:9,730円(治療の合計:77,970円)

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