2024年4月 お休み周期 がん検診
妻:30代前半、AMH値:8.28、DVサバイバー
夫:40代前半、IBD患者
妊活:2020年2月〜
初診+タイミング法:2023年5月〜
転院+タイミング法:2023年8月~
人工授精:2023年10月〜
採卵:2024年3月
子宮頚がん検診でLSIL:2024年4月 ←今ココ!
4/11に受診。体が治療にネガティブな反応をしてしまって、どうしても行きの運転中に気持ち悪くなってえずいてしまいます。本当は終わってから買い物の予定だったけど、無理そうだな。人もいいし施設も心地いいのに、もったいない気持ちです。
内診してみると、卵胞の育ちが遅く、まだ排卵に向かっていないとのこと。採卵の影響で周期が乱れているんでしょう、ということでこの1週間後の18日から黄体ホルモン剤のルトラールを1日3回服用することに。体は採卵のストレスに疲れているのかもしれません。
でも次の月経が来たらいよいよ移植周期に入ります。順調にいったら5/20の週に移植の見込み!やっと治療のおわり(たぶん)が見えてきて、どんどん気持ちは前向きでした。
あと、この受診の2日前くらいに市町村から「子宮頚がん検診」が1000円になる券が送られてきていたので、クリニックに事前に予約しておき、内診の際についでに検体もとってもらいました。
もし移植がうまくいったら子育てが始まるし簡単に旅行もいけないよ、ということを先輩から聞いたので、これまで夫の体調を気遣って沖縄本島内でしかお出かけしたことのなかった私たちは、夫の出身地である県内の離島に行くことにしました。初めて訪れる彼の故郷は温かい人たちが住む島でした。
この数か月、好きな人に会い、行きたかったコンサートに参戦し、小旅行まで出来たわけですから、これは順調に移植まで進める思し召しだなとさえ思っていました。
がん検診の結果
その後は黄体ホルモンの服用で車酔いのような、胃がシャカシャカかき混ぜられているような少しの気持ち悪さを四六時中抱えながら、復職した職場に通い必死に過ごす日々だったのですが、診察から2週間経つ頃のある日、クリニックから手紙が届きます。
中にはA4用紙が1枚。先日の子宮頸がん検診の結果でした。
そもそもビビりの私は2年に1回が推奨されているこの検査を昨年も一昨年も受けています。その時の結果はいつも異常なし。今回も異常がないことを確認するためだけにうけたつもりでした。
ですが、結果は「LSIL」1ヶ月以内の精密検査をおすすめする、というものでした。
ちょうど家に一人の時に結果を見てしまったものですから、戸惑いも、驚きも誰にも共有できず、ただただ不安に感じました。LSILという言葉の意味が分からず、検索してみると「前がん状態の『異形成』のうち軽度のもの」ということらしいです。
あとあともっと詳しく調べてみると、治療が不要なケースや、時には自然治癒するケースもあるらしく、そこまで嘆くことでは無かったのかもしれません。
でも、私は本当に打ちのめされました。
一人で検診結果の紙を見つめた時間は、不妊期間がちょうど1年経ったときよりも、私より後に結婚した子が2人目の妊娠報告をしていたときよりも、卵管造影検査がとっても痛かったときよりも、人工授精を失敗したときよりも、採卵の注射に毎日病院に通ったときよりも、どの瞬間よりも辛い時間だった。今まであんなに大声で泣いたことはありません。
移植できなかったらどうしよう。
頑張ったのに。頑張った結果がこれ?
経過観察って、不妊治療をしているときはどうなるの?治療は継続できるの?
何も分からない不安を抱え、その翌日クリニックに電話で再検査の依頼をしました。
同じクリニック内の婦人科にて検査をしていただけることになりましたが、予約は約2週間後です。知らない先生か…。そもそも内診にここまで恐怖心があるのに、これ以上のことに耐えられるか自信がありません。
その精密検査の2週間ほど前にたぶん月経がくるので、そしたら不妊治療のほうの予約もします。でも、移植に話が進むのかどうかは、これを書いている今まったく分かりません。今周期で移植できたら、親友の子と同い年の子がうまれるなぁとか、どんな名前にしようとか、近くの保育園を調べたりしたのが噓みたいです。
4月が終わります。私の5月はどんな月になるんでしょうか。
■2024年4月の医療費
【内容】
・内診
・処方薬
・子宮がん検診
計:4,560円(治療の合計:24万4160円)
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